ちっちゃい天使の羽

息子とディナーデートをした。
とてもいい店で美味しくて楽しくて、息子も気に入って「また来よう。」と言う位だった。
デザートは別にカフェに行って食べた。
そこもおしゃれで美味しくて、息子は彼女と来ようと言っていた。

いっぱい話して、もう無理!っていうくらい食べて、すごくすごく楽しかった。
駅の改札に入って、いつもなら見送るわたしを息子は何度も振り返るのだが、ちょうど発車ベルが鳴っていて彼は階段を駆け上って行った。

その背中にちいちゃいちいちゃい、羽が見えたような気がした。


息子が2歳くらいで、歩けるけれどまだオムツをしていた頃、わたしは通販でかわいいリュックを見つけて買い、出かけるときはそこにオムツをいれて息子に背負わせた。
リュックは平たいキルティング素材で黒だったが、外側に天使の羽がついていて、息子がそれを背負うと黒いリュック本体は見えなくなり、天使の羽だけが生えているように見えた。
すれ違うお姉さんたちに「かーわいいー。羽生えてる~。」と言われるたびにわたしはにんまりとした。

息子はわたしを救うために派遣されてきた天使だ。
もう立派な青年だけれども、わたしには2歳のときと同じように可愛くて愛おしい。
駆け上がった息子の足が見えなくなるとたちまち涙があふれてきた。
可愛い。愛おしい。これを超える最上の言葉があるなら使いたい。
切なくてわたしはハンカチを目にあてて電車に乗った。

こどもを手放したことがない人にはわからないだろう。
一人で頑張っているけなげな息子。
時間さえ取れればいいよと言って機嫌よく会ってくれる愛おしい息子。
じゃあまたね、って手に触れる。柔らかくてあたたかい。
また、会えるのに。そんなに遠くにいるわけじゃないのに。
切なくて切なくてわたしはやっぱり泣く。

わたしと息子は、兄弟がいない。
だから兄弟のような役割も果たしあっている。
お盆に息子は少ない休みなのに実家に行って、母の愚痴を聞いてきてくれた。
わたしに今その力がないことを理解してくれているから代わりに行ってくれたのだ。
おじいちゃんおばあちゃんが死んじゃったらあの家どうする~?と相談する。
相続するのはわたしだが、二人にとっての「実家」なのだ。実際息子は「うちのお墓」とか「うちの家紋って」というとき、必ずわたしの実家のそれを差している。
お墓、どうしようねえ。世話や手入れに行くには遠いけれど、動かせるものでもないしねえ…なんていう話までした。

おとうちゃんのことどう思ってる?と前夫のことを聞いてみると、「別に何とも。嫌いじゃないけれど親しみも感じない」ということだった。
わたしは、一番貧乏で辛かったときの話をした。
貧しいお弁当の話(過去記事「エビのしっぽ」)や、希望したバスケ部に入れてあげることが出来なかったことを改めて詫びた。
すると本人は全然気にしていなかった。ああ、そういうことってあったかもしれないけれど、そういう弁当好きだったし別に~。と言った。

そうか、やっぱりわたしのこの根強い自責の念は病気が生み出しているのだ。
本人は気にもしていないし覚えてもいない。
やはり、してやれなかった親のほうが辛いのだ。

でもそれを息子は軽くしてくれた。そんなにみじめな思いしたこともなかったし不幸じゃなかったよ、と言って。
それより、今両方の親がそれぞれ再婚してくれてることがありがたいと言った。
そうだよね、ハハが一人でいたら重荷だもんね。重荷にはならないから大丈夫だよ。
キミは思うままに行きなさい。
彼女を充分に大事にしなさい。

はじめて、「プリクラしかないけど」と一緒に写っている写真を見せてくれた。
とても清楚でナチュラルな感じの女の子だった。素敵な子だね、というと「そお?」と言ってすぐしまってしまったけれど。
この間わたしが作って彼女にあげたネックレスは「ツボ」だったみたいですごく気に入って喜んでいたよとも言ってくれた。
嬉しい! また作っちゃう!
喜んでくれる人がいるから作れるのだ。趣味じゃなく仕事としたいのはそこの違いでもある。

今日は息子はとっても喜んでくれた。
嬉しい。愛おしい人が喜ぶことってこんなに嬉しいんだな。
節約して来月また一緒に美味しいものを食べよう。
いっぱい話をしよう。

別れたばかりなのにもう会いたい。
大きい息子を抱きしめたかった。
愛しているよと言いたかった。
何よりも誰よりも、そう、このハハ自身の命よりも大切だよと言いたかった。

いつも、わたしが作ったブレスレットをしていてくれる。大事にしていてくれる。
息子は大人になっても、おっさんになっても、天使だ。

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遠慮なく不具合。

このところ昼間はずっと眠っている。
朝と昼には一旦起きてねこの世話をして自分も薬を飲むのだが、起きていることが出来ずに残念だけれど寝てしまう。
じゃあ夜は起きているのかというとそうでもなくて、2時とか3時とかには寝てしまう。
起きている気力が持続しないのだ。
けれど、時間を自由に使えるってなんて贅沢なことなんだろう。
遠慮なく気兼ねなく、怯えることなく、調子が悪ければ寝ていられる。
これが本当の療養になるのかもしれない。
でもきっと、そんなふうに自由に療養できている患者さんは少ないだろう。
家族が居れば家族の時間があり、それに合わせなくてはならない。
世話をしてくれる家族がいるのはありがたいが、それ以上に気兼ねで辛いものである。

熱があるとか。骨が折れてるとか。誰が見てもわかりやすい病気や怪我なら、その期間遠慮なく甘えたらいい。けれど目には見えずいつ治るともしれないうつ病患者さんたちは、もはや『患者』という肩書きまで剥奪されている。
紛れもなく「病人」であるのに、周りはそのことを忘れてゆく。


考えてみるとわたしはこの夏、思うように料理もできなくなっていた。
朝起きていれば朝ごはんの支度をしたが、夕飯を作ることが苦痛で、いつもやっつけ仕事のようなメニューだった。
食べ終わると倦怠感で座っていることも辛かった。
それはもう無理だというサインだったのかもしれない。

病人であると笠に着るつもりではないが、病人であることを忘れられて自分ですら忘れたつもりになって、少ない力を振り絞って料理をし洗濯をしアイロンをかけていたのは、働いて疲れている夫にそれ以上負担をかけてはいけないという思いと、「ほんとに家事やらないよね。」という嫌味を何度も聞きたくなかったからだ。
アパートに引っ越してきてから1年と7ヶ月。つたないながらも足りないながらもやって来た。
そのことは別段認めてももらっていなかったし、足りない足りないと言われ続けていた。

わたしは肝臓を守るために一年前にパキシルとアモキサンとレスリン(いずれも抗鬱薬)は減薬をしたが、それ以来は決して良くなっておらず、安定剤のユーパンと頓服ソラナックスにいたっては2倍量に増えている。
その状態で暮らして来た。


そして9月の最初の日曜日に風船は弾け飛んだ。
一生懸命夫に合わせようとした。億劫でも、楽しげに一緒にスーパーに行った。
肩を揉んで首も揉んで足も揉んで…。働いて疲れている夫に少しでも喜んでもらいたかったし、そうすべきだと思っていた。
けれど夫の要求はさらにエスカレートした。
わたしは押し黙った。それだけがわたしに出来る唯一の『拒絶』の手段だった。

夫が部屋を出て行ってわたしは崩れ落ちた。
夕飯の準備が無理かもしれない、とメールをすると、夫からの返事は「はいはい、また僕が原因なんでしょ。」という意味のものだった。
それを見てわたしは壊れて発作をおこし、ふうちゃんとZにめちゃくちゃなメールをして、電話口で激しく泣きわめいた。

その姿を夫は見ていない。
それ以来会っていない。
会えば発作を起こすだろうと思う。わたしは夫が怖い。
別居の話し合いはすべてZが代行してくれた。そのやり取りの詳細はわたしには知らされていない。Zがバリアとなってわたしをストレスから守ってくれているのだ。


今は遠慮なく不具合な自分でいられる。
洗濯物がたまったら洗濯をする。作る気力があれば自分の夕飯を作る。
疲れたら横になり、眠くなったら眠る。
週に一回カウンセリングに行く。月に一回心療内科に行く。
締め切りや要請に合わせて少量の制作をし、ブログやmixiにUPする。

誰とも会わない。ねこたちとしか話さない。
不具合なままのわたしは、おかげさまで充分幸せにしている。
                                            伽羅moon3
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◇今日ショップにUPしたものです。(スミマセンsweat01) →ショップ
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全部嫌いだ。

わたしは過去の自分が全部嫌いだ。
どの時代の自分も嫌で仕方がない。
あの頃は頑張っていたな、と思うことももうなくなった。
何もかもすべて間違えていたようにしか思えない。

もし戻れるのだとしたら、この精神状態のままでいいから子供にして欲しい。
そしてわたしを理不尽に傷つけてきた母に、冷静にしれっとして言い返してやりたい。
あなたは、本心でそう思っているの?
怒りの感情に踊らされて思いついたまま言葉を発しているのではない?
その言葉があなたの娘を一生苦しめるとわかっていてもそう言う?
あなたは娘が心配なんじゃないでしょう。心配をする自分を心配なんでしょう。
大事なのはいつも自分だけなんでしょう、と。

悲しさに涙があふれて喉がつまって、言い返すことも出来なかった非力な自分。
勝ち誇る母親という存在。

こどもは、かわいいのに。愛おしいのに。宝物なのに。
そして決して自分の持ち物ではないのに。


夫婦だってそう。
妻は夫の持ち物じゃない。精神的に自立した大人同士が寄り添って生きることが結婚なのに。なぜ何もかも合わせなくてはならなかったの?
なぜレジャーは朝6時出発と決まっているの?
なぜトイレットペーパーはミシン目2つ分が一回量なの?
なぜ同じ時間に寝て布団はくっつけて敷かなくてはいけなかったの?
わたしにはまったく理解できない。

夫は弱っているわたしを好きだったのだ。
手元に置いて言いなりにさせたかったのだ。
壊れているくせに自我の強いわたしなんて好きじゃないはずだ。


わたしには母と夫が重なる。
支配しようとするところ。言うことがコロコロ変わるところ。
反論されると苦し紛れにあり得ない言い訳をするところ。
感情的で怒りに任せて一生の傷になるような暴言を吐くところ。
すごくいい人であるところ。
とても親切で世話好きであるところ。
フレンドリーでおしゃべりなところ。
優しくないところ。自分が基準でありそれを人にも求めるところ。

そして逃れたくても自立も出来ず生きてるわたしは何の価値があるのか。


どうしたら自分を好きになれるのだろう。
一生懸命生きていれば好きになれるのかと思ったけれど、間違った方向に一生懸命であれば好きになれるはずがない。
頑張る自分しか認められなかった。それを回りも認めてくれてこその自分だと思っていた。
でも今は頑張れない。
やっぱり頑張れない自分は好きじゃない。
どうしたらいいの…。
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できたよ……(TヘT)

夕べは作品(商品ではなく)作りができた。
疲れてはいたがカウンセリングの威力はすごい。
完成して、疲れて遅くに寝た。
ゴミ出しはあきらめた。

目覚めると雨の音…。
涼しい。
雨降り。
わたしの好きな条件だ。

起き上がって、腹が減ったとまとわりつくねこたちを除けながら歩くとなにやらニホフ。


……
なんでこんなとこにウ○コしてんのーっ!?

ケージの前にころころと黒いものが…。

しかもティッシュは二箱とも中身をこそげ出され食いちぎられて雪が降り山ができている。
制作室の筆記具がボトボトと床に散乱している。

…ちまちゃん…暴れたねえ…。

とりあえずウ○コたんを片付けて餌を与えると、こんどは勢いあまってちまが吐いた。
ううぅ…。いいよ、だいじょうぶかい? お水でも飲みな…。ぐすっ。


もーだめだ。いくらわたしでも限界。
たまっていた洗濯物を洗濯機に放り込むと、とうとうわたしは押入れから掃除機なるものを引っ張り出した。

やるぞ! 今日は天候には不足なしだ! 掃除日和だ!
布団をたたみ、散乱しているものをひとまとめにして、掃除機スイッチオン!

ああ、グレーになっていたラグが黒さを取り戻していくよ…。
わたし、とうとう掃除しているよ…。

ラグだけはしっかり縦横にかけて、あとは四角い部屋を限りなく丸く吸い込んで、完了!

やったよ…crying
掃除機かけられたよcrying
すごいよわたし…

ちょうど洗濯も終わって、洗濯物を干し(いつも部屋干し)、玄関に積んであったねこ砂を押入れにしまって、掃除機は部屋の隅っこに出したままにすることにした!

ああー。しあわせだー。
家事ができるってなんて幸せなことなんだろう。
わたしは晴れた日には活動できないけれど、晴れて湿度の低い日に、布団を干したりラグを干したりシーツを洗ったり玄関や階段を洗い流せたりできる人は幸せだと思う…。

うつ病患者は、なにか一つことをやるのにものすごい気力と勇気を使い果たさねばならないのだ。お風呂に入るエネルギーだってどこから搾り出せばいいのかわからないのだから…。

ああ、きもちいい。うれしい。掃除機かけられた。
今夜の夕飯はサボりモードにしよう。調子に乗って作ったりするとまた潰れるから。

わたし…
こんな程度がやっとなのに…
無理してたんだなあ。
健康な主婦の人から比べれば3割か4割の仕事量しかできてなかったけれど、わたしの能力からしたら100%超えてたんだな…多分。
それでも足りない足りないと言われて辛かった。

病人らしい生活をしてみよう。
今度こそがんばらずに生きてみよう。
だれも追い立てない。誰にも責められない。怒られない。
ささやかで静かな暮らしを今度こそして、心をいたわり傷を治そう。

涼しい雨の日が、わたしの活動日。

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止まらないし。

血液検査の結果を教えてもらうために病院に電話をした。
すると意外なことに、血中の鉄は低いけれども治療が必要なところまでは行っていないのでお薬はやめましょう、ということだった。

良かった。フェロミアもシナールもでっかい錠剤なんだもの。
フルーツグラノーラで鉄分を採りましょう。(ハマりっぱなし。)

けれど、止血剤をもらって毎日飲んでいるのに、また少しづつ出血がはじまっている…。
んんん、どうしよう。二錠ずつに増やして短期で飲みきってしまうか…。
それとも覚悟して川向こうの婦人科に行くか。
もう少し様子を見よう。ああ、ゆううつ…。

どんな病院も9月が最も混むらしい。体調を崩す人が多いのだ。
あんな酷暑だったが確実に季節は秋に向かっている。
梅雨時や季節の変わり目は健常な人でも体調を崩しやすい。

と、前フリしておいて。
起きていられる時間が短いんです。
起きなきゃ、やらなきゃ、とドリンク剤など飲んでみるんだけれど、どうにも体が辛くてちまとっくっついて寝てしまう…。

今日はどうにか一つ締め切りクリア。発送はできた。
でもあと数日で次の締め切り…。
がんばれ、頑張ってくれー。

一人暮らしになって、食事を自分で作ると、材料ってちょっとで済むんだね。
野菜の買い方とか考えなくちゃ。お肉ももっと小分けにして冷凍しなくちゃ。

明日はカウンセリングです。カウンセリングに行くのは楽しみです。
強制的に出かけるというのも、いいみたいです。引きこもってばかりではやっぱりね…。

とりあえず今夜は早寝します。
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のた打ち回る

この感じ、覚えがある…。


一年半の大学病院各科放浪のあと、ようやく『うつ病』であると診断され、自分がそれを受け入れたあと、たった3週間の休暇を取った。
働かないわけにはいかなかった母子家庭のわたしは、それしか休めなかったのだ。
思えば無謀である。3週間といえば、薬の副作用がようやく消え、効果が現れてくるかどうかという時期だ。
合う睡眠薬もいくつか試して探さなくてはならない。
復職3日前にわたしはハルシオンにめぐり合い、どうにか眠りを確保するに至ったのだ。

その3週間のあいだ、わたしはのた打ち回っていた。
押し寄せる不安。絶え間ない苦しさ。そして辛かったのは焦燥感だった。
身の置き所もなく焦燥感にさいなまれ、なにも手に付かずどこにも行けず、わたしは布団のうえでのた打ち回っていた。
大学病院の担当医は、デパスを勧めた。
デパスを飲むとすうっと棘が格納されて穏やかになれた。
わたしはデパスを常用し、頓服でコンスタンを使って復職した。


いま、一年間という人生で最も長い療養を保証してもらい、わたしは幸せであることこの上ない。こんなありがたいことはない。
けどその内実は、焦燥感とネバならない思考にのた打ち回っているのだ。

結局朝起きてゴミ出しをする勇気が出ず(遅めの時間になってしまって家人と鉢合わせするのだけは避けたかったし)、眠いのを我慢して空が白んでくるのを待っていた。
夜明けがずいぶん遅くなった。
5時まで待ってわたしはそそくさとゴミを出すと、どっと疲れて眠りに落ちた。

6時間できれいに目が覚めた。
ちょうど宅急便もうまく受け取れた。よし。セールの準備を…

したくない。でも明日発送なんだ、やらなきゃ!
いやだ、できない! きーっ!
わたしは布団でのた打ち回る。
ああ、自分がうつ病であると知っていて幸せだ。知らずにこの精神状態であったなら死に至る病になっていただろう。

誰か…誰か助けて…

でもみんな働いていたり、そうじゃない人はうつ病仲間だから相手の状態も心配だ。
気軽にメールしたりできない。

この耐え難い焦燥感にも効くのかどうかわからないけれど、ソラナックスの0.8を飲んでみた。

…効いた。
ありがたい。起き上がれる。
薬がないと生きていられない。
今週からはじまるカウンセリングと両輪でどうにか楽になりたい。

一年間、と聞いたとき、夫は多分果てしなく長いと感じただろう。
けれどわたしには譲れない期間だった。
まず、噴出させて排出しないといけない。それにゆうに半年はかかると思われる。
その後「再構築」をするのに半年。その間、夫から頂く生活費を大事に切り詰めて、週一回カウンセリングに通うようにしたい。一回が8,000円。エステ並みの高額だ。

それをしないとわたしはダメになり、夫婦としてダメになる。
それをわたしは望まない。
承諾してくれた夫には感謝でいっぱいである。

          ++++++++++++++++++

薬局で薬を受け取るとき。
その薬局で一番大きいポリ袋には入りきらないので、わたしはエコバックを持参してそこに入れてもらっている。待っている人たちの視線がそこに注がれる。エコバックがそれで膨れ上がるような薬の量。

今週から多分ここに、造血剤とそれの効果を増すためのビタミンC剤(いずれも大粒)が加わる。
その薬たちででどうにか持ちこたえているわたしの精神とそれに付随する体。

一年で少しでも薬が減らせたらそれでいい。
治ると思っているわけではない。減らせたらラッキーだ。

まだ、療養生活はスタートしたばかり。じっくり、いきたい。
                                             伽羅moon3

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立ち上がれ

昨日の記事は省略してありましたが、意味は通じていますでしょうか。
貧血になっているのは明らかで、いまは歩くのもしんどいのですが、検査なしでは造血剤は出せないとのことで、血を2本も提出いたしましたwobbly
今は鉄サプリをかじっています。

昨日は何かにのしかかられたかのように具合が悪く、吐き気もして、太田胃酸を飲んで早寝してしまいました。
明け方目が覚めましたがまた眠り、朝になって一旦起きてねこたちの世話をしました。
ゆうべ夕飯食べないで寝たので、さすがにおなかが空いていました。
フルーツグラノーラを食べて薬を飲むと、また気持ち悪くなってしまいました。
太田胃酸を飲んでまた寝ました。

そうして夕方まで起き上がれずにいました。

久しぶりにいっぱい眠りました。

夫とすこしメールでやり取りをしました。
核心には触れず用件のみで。
それでもずいぶん楽になれました。

夫は一年間の別居を受諾してくれました。

          ++++++++++++++++++

わたしはこの歳ではじめて限定一年の一人暮らしをします。
夫が一週間出張でいなかったのですが、その間わたしは怯えて茫然としていただけでした。何かはしていたのでしょうが、記憶にありません。

今日の夕方。
わたしはやっと立ち上がれました。

冷蔵庫の中の整理をしました。
夕飯を用意して食べました。

薬のおかげで出血が止まり、気分的にすごく楽になりました。

今日がスタートです。
カウンセリングに可能な限り行って、少しでも認知の歪みを直したい。
自分の価値を認めたい。
許せる自分になりたい。

ねこたちと静かにひっそり暮らしながら、わたしは今一度、治療をしてみます。
石のお仕事もじっくり頑張ります。
自分ルールを作って、……あ…。
あまり作らないほうがいいかな…。その通りにできないと潰れるから。

せっかく好きで結婚したのだから、この先の長い老後のために今、良くなっておきたいです。もう発作が出ないような自分になりたい。

感謝の気持ちを忘れずに暮らします。

…早寝早起きしてゴミ出しをします(^^)
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コメントありがとうございます。レス着けられなくてごめんなさい。来て下さってありがとう。

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ごめんなさい。。。

今日は朝5時半に目覚めました。
もっと寝たかったのですが睡眠薬が6時間しか効かないので目が覚めてしまうのです。
トイレに行って、もう少し寝よ…と思って戻ってくると、ねこたちも起きてまとわり付いてきます。朝ごはん♪と思うのでしょう。トイレも汚れてるし放置できずに起きました。

病院に午前中の早い時間に行くなんて初診以来かもしれません。もっと早く行けたのですが、ラッシュを外して9時に家を出ました。

ダメもとで、「先生、婦人科のお薬を出していただくことは可能ですか?」と聞き、~省略~

出してもらえたのですぐ飲みました。一錠でもう効果が出始めます。
けれど貧血がひどいので造血剤を、と言うと、~省略~
逆に血を採られましたbearing

コメントありがとうございます。わたしの出血はうつ病の症状の一つらしいです。
ものすごく検査もしました。一時は子宮も卵巣も摘出、というところまで行きましたが、いい医師にめぐり合えたおかげで切らずに済みました。もう5年前のことです。
その記事がどういうタイトルだったか自分でも覚えていませんが…
「失うのは嫌だ!」だったかな…ああ、もう調べる気力がありません、すみません。

とても具合が悪いので今夜はもう休みます。
ごめんなさい、レス書けなくて。

なんだか墜ちそうです。
悲しいです。

わたし、壊れるつもりじゃなかったんです。
頑張って夫に合わせようと努力して…そんな素振りは見せないようにして…。

壊れるつもりなんかなかったんです。
ごめんなさい…。

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血をながしてる

例えて言うなら、ひどい発作のあとはインフルエンザの39度の熱が37度に下がったような感じ…。

全身に針が刺さっていて心はねじ切れんばかりにぎゆうぎゅうだ。
わたしの幸せ、わたしの癒し…
制作室のデスクをちまが占拠して寝ている。無防備にかわいい寝顔をさらしている。
それを間近で見ながら石たちを並べ、繋いでいく。
約束した納品日はとっくに過ぎている。早くやらなきゃ…と思うけれど、もうゆっくりとしか体も脳も動いてはくれない。

昨日はいっぱいメールをもらいました。心配かけててごめんなさい。ありがとう。
コメントくださった方も、ありがとう。

夫は学会で一週間不在です。
けれど、まだ月曜日なのに金曜日には帰ってきてしまう…と怯えるわたし。
向き合うのが怖い。
話し合うなんてできない。

一生懸命がんばってた。そしてそのことがわからないように一生懸命普通を装っていた。
平気なふりをしてやりすごす。
うつ病が発覚するまえからの習性は直らない。
見た目ではわからないこの病。こなしている姿をみれば、ああこれくらいはできるんだ、と人は思うだろう。
そしてその次に待っているのは、「じゃあこれもやっといて。」 「その次はこうしといて。」

わたしは、消費するだけで稼がない。それどころか、息子とのデートの費用に必要なので夫からお小遣いを頂く身だ。
嫌味を言いながら夫はくれた。自由に使える分として結婚時の約束でいまももらっているのだが、その自由すら今は崖っぷちで、夫はわたしを管理しようとする。

夫婦は対等。
Nさんを自分より偉い人だと思わないように。と、ふうちゃんがアドバイスをくれる。
働かないで消費するだけ、しかも家事は最低しか出来ず、家の行事には参加できない…
そんなわたしがいったいどの踏み台を使えば夫と対等になれるのだろうか。
無論夫も対等だと思っているはずがない。
彼はわたしを管理して躾けたいのだ。寝る時間も起きる時間も薬を飲むタイミングもトイレットペーパーの一回に使用する量までも、彼はわたしを言いなりにしたいのだ。

愛しているなんて錯覚。
本当の愛を知っている?
無条件にその人のすべてを認めることだよ。理解できなくても、自分と余りにも違っていたとしても、ああ、そうか、そうなんだねと受け入れて尊重する。それが愛。
夫が欲しいのは、○○してくれる妻という存在。………であるきゃらという存在。
こんなわけのわからない壊れたオバサンなんて何の役にも立たない。
せめて働いて家計を助けてでもいればまだその価値を認めようがあるものを、わたしは働くことは叶わず消費するだけでの大荷物だ。
年老いてもう市場には出せない家畜を飼っているのと変わりない。

自分の価値がわからないって、苦しい。
夫はふうちゃんやしーちゃんには、「きゃらが居てくれるだけでいい。愛している。」とか「僕がきゃらの世話をすることを当たり前と感じてくれるようになったら楽になれるだろうにと思う。」と言っているとのことだ。
だれ?その人。紹介して?
わたしの夫は不機嫌で、「ったく本当に家事しないよね。」と嫌味を言うひとです。
いろんなことにすべてわたしは「ありがとう。」って言うけれど、「フン」と返事すらまともにしてくれないときも多いです。「掃除しないの? 洗濯しないの?僕がここまでやってあげてることわかってる?」と言われます。
気に食わなくてものに当り散らしながら洗い物をしてくれています。

わたしは身を縮めて、平気なフリを繰り返します。やりすごす・やりすごす、と唱えながら…

もうがんばれません。
がんばったらがんばっただけハードルは高くなり遥かかなたまで並べられていきます。
少しでも頑張ろうと思って努力していることを、「なんだ、できるんじゃん。じゃあこれもやってよ。」と言われます。
わたしは潰れます。

家に居るのにいっぱい頓服を飲んで、発作の後遺症で体がガクガクで、疲れて早く寝ました。そしてまだ暗いうちに目が覚めました。
火曜日になってしまった…。
恐怖の金曜日が近づいてきます…。
怖い。逃げたい。でも行くところなんてない。わたしはここにいたい!

全身に刺さっている針がうごめきわたしの心は血を流しています。

                                           伽羅moon3
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cute
いまちょっと辛くて、個別にレスができません。ごめんなさいね。コメント本当にありがとうございます。ありがとう…weep

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愛も輪廻する。

わたしは人付き合いが苦手だ。
それは嫌いだという意味ではない。
人と本当に心が触れ合ったときの幸福感を知っている。
人は人に癒され、人の中で成長する。

けれども裏切りもあるし嫌われることもあるし衝突もある。
人を傷つけるのは人に他ならない。
それが怖くてうまく付き合えない。
傷つけることも怖いし、今は傷を治す再生力がないから。

過去の傷にもいつまでも拘っている。そこから抜け出せない。そのときの気持ちをリアルに再体験できてしまう。思い出さなければいいのに繰り返し思い出しては煮えくり返ったり消えたくなったりあらためて恨みに思ったりしてしまう。

そんな気持ちを吐き出す場所がなくて心が汚れて、わたしはさらに人に会えない。
実家に帰って母親の自慢話を聞かされると脳がシャッターを下ろそうとする。
みんなからええ人やって言われて、優しいなぁって言われてるんよ。母はそう自慢する。
じゃあどうしてわたしに優しくしてくれなかったの?
コンクリートの階段の一番上から下まで落ちたときにどうして頭を殴ったりしたの?
殴って、そして怒りながらまたすぐマージャンをしに戻ってしまった。
わたしは背中一面ズル剥けだった。お風呂に入ると痛くて泣けた。

病院に連れて行ってくれなくてもいい。
薬を塗ってくれなくてもいい。
優しくされたかった。大丈夫?って心配して欲しかった。
それが他人には優しく出来て悲しい人を抱きしめて泣かせてあげてるんですって?

前夫の母親も酷い人だった。が、この人は悪い言い方をすれば馬鹿な人だったから仕方がない。悪気はないのだろうが考えなくひょいっとものを言うその内容があんまりでわたしは反論さえその場では思いつかなかった。
たとえば、わたしは一人っ子で前夫に嫁いだが、前夫の弟もまた一人っ子と結婚することになった。おっとりしたいいお嬢さんだった。
それを姑はこう言い放ったのだ。
「二人ともが一人っ子と結婚するやなんて、わたしバチがあたったわ。」
わたしはあんぐりとして言葉もなかった。
おかあさま、それじゃあ何ですか、わたしも彼女も、バチ、ですか。

この手のエピソードには事欠かない。銀靴はネタ切れはない(苦笑)。

でもまあ、二度と関わることのない他人だしバカなんだからしょうがないやと毒舌を吐くことができるけど、自分の母親となるとそう割り切れないのが苦しい。
母なのに優しくなかった。母なのにわたしを傷つけて更に塩を塗りこんだ。
その恨みがましい気持ちを持ってわたしは母が年老いたら面倒を見なければならないのだ。正直ユウウツだ…(スミマセン。)

わたしも、息子が小さいときは感情的になって必要以上に怒ってしまったことがある。
かわいそうなことをした。悪かった。
高校生になってからはもう一切叱ったりしないようにした。
ただ、命を守るために守って欲しいことだけを言い続けた。
冬山登山禁止。台風前の海水浴禁止。バイク禁止。霊スポットや廃屋の探検禁止…。
飲んだら吐くな・吐くまで飲むな…etc
生きていて欲しいからこそ口うるさく言ったが、それは守ってくれている。

生きていてくれればそれでいいじゃないか。
子供は自分のものではない。一人で生きていけるようになるまでお預かりさせていただいた大切な命なのだ。役割が済んだらもうとやかく言わなくていい。
一緒に生きて行く存在ではないから。

でも息子は何度生まれ変わってもわたしにとって最愛の魂だ。
何千年もつづく輪廻のなかでずっと愛し続ける。ずっとずっと永遠に。

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