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今更ながら、鬱はしんどい。

昨年末から、今年の前半は、
失うばかりの日々だった。

親しかった人が離れて行き、
人に裏切られるようなことも経験し、
ぽっかり空いたところに入ったのが、「宇宙人会議」だった。

そこで仲間を得たわたしは、
突然また、創作を始めた。

そのための空間を空けられたかのようだった。

6月から突っ走って、秋に出展を迎え、
初日に、営業メッセージを送っておいた店の店長さんが、
見に来てくださり、気に入って下さり、委託が即、決まった。

その準備に突入した時、ムギが突然食べなくなり、
抱っこして
「ムギ、具合、悪いの?」と尋ねたら、ムギはシッポをパタパタ、と二回振って、
「そうだよ。」と答えた。

なので、ムギを捕獲して、病院に入院させることを、一人でやった。
ムギは怒った。
でも、急性膵炎かもしれない数値が出て、要観察になって、
入院させたことは、わたしは良かったと思うのだが、
ムギは、ひょっとしたら、放置しても治るとわかっていたのに、
病院に入れた!と怒ったのかも知れない。

毎日毎日、面会に行き、二時間抱き合って過ごし、
退院できることになって、迎えに行って、
連れて帰って来たのもママなのに、
ムギはあからさまにわたしを避けて、目の前で姿を消す日々。

一週間以上が経過し、夫にしか甘えないムギに、
夫が怒っておいたそうで、
ムギは、やっと、恐る恐る、わたしの脚に、乗って来た。

それからは、ラブラブ。

11月の出展の前、それまでの、委託とムギとのことで疲れが出たのか、
出展前日、嫌な感じがしたので、
早々に荷物を詰めると、一日寝て過ごし、体力を温存した。
そして出展。

夫が、帰りに一緒に夕飯を食べたい、とメールしてきて、
それを断れなかった。
次の週も、精神科通院で疲れてるところ、帰りに食事をと言われ、
また、断れなかった。
もう、咳が酷くなっていたので、夫に漢方薬と気管支拡張のテープをもらって貼った。

全然良くならず、近所のクリニックに行って、
気管支炎の飲み薬を無理言って出してもらったが、
咳は治まらず、ケンケンしながら、ビーズを作って、
今、これでしょという、ストールピンを作って、納品に行った。
すると店長さんが、わたしの咳を聞いて、
「それ、咳喘息じゃないかしら。わたしもそうだからわかる。」と言ってくれた。

その一言で、ああ、もう、これは潮時だなと思い、
翌日、総合病院に、やっと行ったのだった。



今日は精神科の通院だった。
今までの手術の辛かったことや、
胆管に管をはめる手術で、パニック発作を起こしたこと、
カーテン一枚隣に知らない他人が寝ていて、寝られるわけがないことなどを、
話そうと思って行った。

待っていた患者さんが先に呼ばれ、すぐに出て来て、
わたしの後には誰も待っていなかった。

わたしは、今日は色々聞いていただきたいことがありまして、と前置きして、
今回、気管支炎の酷いのから、喘息になってしまったこと、
それとは別に、肺に腫瘍が見つかり、手術を受けることになり、
月曜日に△大学病院に行くこと、
それと、卵巣を摘出した手術の時のことからを、
順を追って話した。

麻酔の副作用で吐くこと。
4人部屋で皆さんが食事をしている時に、一人えづいて吐いていて、
とても申し訳なく辛く、
夜も寝られなかったこと。
その後、精神をやられ、数カ月間、おかしくなったこと。

胆のうの時は、黙って管をはめる手術をされ、
麻酔が効かないので、と言っておいたのに、まあまあと、
足りない麻酔で、口から胃、十二指腸を経由して胆のうまでカメラを入れ、
金属の管をはめ、
麻酔が効いてないので、
痛さと苦しさで悶絶するわたしを看護師さんが3人で抑えこみ、
終わった時、医者が、「ストレッチャー!」と叫んだが、
わたしは、すくっと立ち上がり、「歩いて戻ります。」と言ったら、
看護師が、ドン引きして、
「本当に麻酔、効いてなかったんだ…。」と驚愕したこと。
それを聞いた時に、パニック発作を起こし、
麻酔で、ではなく、パニック発作でストレッチャーで運ばれ、
4人部屋だったので、声を押し殺すのも大変だったことなど、
いっぱい聞いてもらった。

今度の手術は、今までより、きっと大変になる。
だから、どうしても、個室じゃないと、精神が耐えられない。
わたしはそこで大泣きして、
「先生、なにか、お口添えを、お願いすることは、できませんでしょうか。」と、
途切れ途切れに、頼んでみた。

先生は、「それは辛い経験をしたね。もちろん、書きますよ。」と言ってくださった。
月曜日に大学病院に行くんです、と言ったら、
「うん、今すぐ書いてあげますよ。」と言って、
診断書を取り出して、記入してくれた。
わたしはずっと、ぐすぐす泣いていた。

書き終えると、先生が文書を見せてくれた。
「双極性障害と、パニック障害にて、当院に来院している患者です。
肺の手術の際は、個室にての療養が必要です。
よろしくご高断をお願いいたします。」と、
明確に、個室が必要であると、書いてくださっていた。
ありがたくそれを拝して来た。

これが、どの程度の効力があるのかは、わからない。
でも、そこに書かれているのは、「事実」でしかない。
個室じゃないと無理なのも「事実」なのだ。

泣き疲れて脚がふらつき、息が上がって苦しい。
薬局を出たところでタクシーを拾って、隣駅まで贅沢をした。
今日は夕飯ヘルパーさんが出入りするので、
ムギには19時半過ぎにしか会いに行けない。
なので、早めの夕飯を食べてから、電車に乗った。

東急線は、終夜運行をするとアナウンスが流れていて、
いつもより、電車の本数がすごく多くて、
帰宅ラッシュの時間帯なのに、座って帰って来れた。
何のイベントがあるんだろう?


ミッションを、一個クリアした。

日曜日に、委託店舗さんに納品に行き、
月曜日が△大学病院。


足がふらつくのも、息苦しいのも、鬱の一つの症状である。
初期の頃に、よく出ていた症状だ。

わたしの腫瘍は、おそらく、心臓の裏側にあるんでしょうと、
精神科医が言っていた。
だから、レントゲンでは、映らないのだと。

あの、初診のドクター、なぜ急に気が変わって、
「いや、CTにしましょう。」と言ったのだろうか。
いい選択をしてくれた、と思うしかない。

今は、ちまと離れることが辛い。
毎晩、枕の隣で寝てくれている、大切なお姫さま。
オバチャンどうしになっちゃったけれど、ちまは永遠にお姫さまなのだ。


今更だけれど、
治らないうつ病。
いろいろ、しんどいことが多い。

でも、不幸ではないし、孤独でもない。
一昨日、誕生日に、とてもたくさんの人から、
お祝いのメールやメッセージをもらった。
幸せだった。

                                            伽羅moon3

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