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2018年9月

待っててくれる。

もうすぐ、数年ぶりの出展。
制作と準備にいそしんで来たが、
ここに来て、突然、「カタログブックを作ろう。」と思い立ってしまった。

駄目なのだ。わたしは、思い立ったらやらないと気が済まないのだ。

昔、天然石のアクセサリーを作っていた時に、
和風のものだけ集めて、一冊、作った経験がある。
DNPさんがやっている、「ドリームページズ」である。
ひな形があり、写真をつまんで放り込むだけで、できたし、
文字も自由に打ち込めて、簡単だった。

けれど、その後数年で進化を遂げ、
ちょっとわたし一人でやれるのか…?ぐらい、面倒なことが増えていた。
でも、わからないながらも、今回の出展に間に合わなくてもいいから、
作ってみようと思った。

ソフトをダウンロードして、やってみる。
やっていくうちに、段々いろいろわかって来る。

一度、途中でやめて、
出展が済んだら、じっくり取り組もうと思って、寝た。

翌日、メールを見ると、DNPさんからメールが来ていて、
「2冊注文で2冊目半額、3冊なら3冊目はタダ、キャンペーンは、いよいよ明日で終了です!」

うわわ、何ていうタイミングでわたしは開いてしまったのだろうか。
こんなの見たら、やっちゃうでしょうが!

幸い、ネットショップ用に、写真はすごく多彩に撮影してあるので、
頭の中でページの組み立てをしながら、
ひな形を選び、写真を落とし込み、空白部分を作って文章を入れ、
分類して、と、夕べというか、明け方までかかって、
帯留めと根付けまでは、終了した。

これで寝て、明日(今日のこと)、碧の小物をUPして、
裏表紙を考えて、
校正して、入稿すれば、3冊目はタダだ!

夕方までに、やり終えることが出来た!
やった!
誰にも頼らず、自分の力でやれたよ!
早く届かないかな。
早く見たいな。ワクワク。

出展時に間に合えば、「本」があるって、プロっぽいから、
いいと思った。
わたしは、商売にはなってない。今はね。
でもじゃあ、趣味かと聞かれたら、そうではない。
仕事としてやっている。
プロなのである。


夕方入稿したし、雨もやんで、
ムギに会いに行った。

最近のムギは帰宅時間がまちまちで、約束している時間に行っても、
いないし、呼んでも帰って来ないことが多い。
あとになって、夫に「ムギ帰ってるよ。」と教えてもらって会いに行っている。

今日は寒いのでひざ掛けを持って降りて行き、
階段を下りて曲がったら、もう、ムギから声を掛けて来てくれた。
「ムギちゃ~ん!」
自然に猫なで声になってしまう。ムギの甘い声。

ビニールで養生してあったので、それを解くと、
ひざ掛けをしたわたしの脚に、ムギがダイレクトに乗って来た!
ムギ、何て可愛いの…?
待っててくれて、声かけてくれて、お膝に乗ってくれて、
甘えてぐふぐふ言っている。

ああ、また頑張れるなあと思う。

ちまも、ママの邪魔をしないように、気を遣ってくれている。
ありがとうね。
ママ、頑張るね。
もし売れたら、ご褒美に美味しいものあげるね。


ネットショップに商品をUPできていませんが、
新作もあります。
終わったら掲載しますね。

さて、明日も頑張るよ。

ムギが待っていてくれて、本当に嬉しかった。
癒されたお話し。

                                             伽羅

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出展で販売する予定のものです。お楽しみに~。


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その後のリウマチ。

10月の出展に向けて、制作と、什器やディスプレー品の準備に忙しく、
ご無沙汰してます。

血小板が減りすぎてしまった副作用のため、
飲み薬を減らして、6週間。
今日はリウマチの診察日だった。

起きるのが辛い。
病院に着いたらまず、尿検査と血液検査がある。
その結果を見てから、診察になるので、一時間は待つ。
もたれかかって、ウトウトしようとしたら、吐き気がしたので、
寝ることもできず、耐えて待っていた。

血小板は、少しだけ増えた。
でもまだ、基準値までは届かない。

けれど、炎症反応が、高くなってしまった。

先生の触診では、右手の関節にまだこわばりと塊があるそうだ。
けれど、その状態であることに、わたしが慣れて、
上手く、避けて作業をしているのか、
そんなに痛みがぶり返している感じはない。

わたしは、「隠れ左利き」なのだ。

教えられたこと、例えば、箸を持つ、鉛筆を持って字を書く、
ボールを投げる、などのことは、右手が行う。

けれど、教えてもらったことがなく、見よう見まねでやっていること、
たとえば、三つ編みとか、雑巾絞りとかは、
わたしのやりかたは、左利きだそうだ。

大人になってからやるようになった文明についても、わたしは左利きで、
メールを打つのは左手。
スイカなどのカードをタッチさせるのも、左手なので、自分の体の前で腕がクロスする。

教えられないで自力で始めた粘土も、右手は添えているが、
実際に形を作っているのは左手である。

なので、利き手である右手の状態が悪くなってると言われても、
余り、辛くなかった。

リウマチの薬は、強い。
一錠、減らしただけで、血小板が増えて、肝臓の数値も良くなった。
炎症反応だけがアップしてしまったのだ。

ドクターと話し合ったが、わたしは、特に今、辛くないので、
このまましばらく様子を見たい、と申し出た。

帰りに処方箋を薬局に預けて、注射の取り寄せを頼み、
ランチをして帰って、ちまと一緒にお昼寝をした。

ムギに、会えていない。

丸々、二日間、会っていない。

すれ違いで会えないのではなく、ムギが帰って来ていないのだ。
いつもなら、朝、夫が起きてトイレに入ると、声を掛けて来たり、
勝手口を開けると小屋から出て来たりするのに、
朝からずっと留守で、餌にも手が付けられていない。

帰ってないのだ。

ムギ、ムギ、どこにいるの?
どうして帰ってきてくれないの?
愛してるよっていつもちゃんと伝えているし、ムギはそれを理解してたじゃない?

今朝もムギはおらず、夕べの餌も手つかずだったそうだ。

わたしは、いつもの時間に降りて行って、ムギを呼んだ。
餌には全く手が付けられていない。
昨日から帰って来ていないのだ。
ムギ、ムギ、会いたいよ…どうしたのムギ、どこにいるの?
どこかで倒れていないか、誰かに連れ去られていないか、
不安で心が真っ暗になる。

20分くらい、何度も何度もムギを呼んだ。

すると、かなり遠くで、ムギが声を掛けて来た。
「ママ、まだいる?」

ああ、ムギの可愛いまあるい声!

「ムギ! ママ、いるよ! おいで!」

そこから「ママ~!」・「ムギちゃん!」、「ママ~!」・「ムギ!」という、
応酬を何度もして、
だんだん声が近くなり、
ムギが裏から帰って来てくれた!

感動的だった。
ムギ、ムギ、会いたかったよ、心配だったよ!
ムギもにゃおにゃお言いながら、転がり回って喜びを表現し、
わたしにすり寄って来た。

ムギ、無事でよかったよ…会いたかったんだよ?

ムギは、一通りのことが終わると、ブラッシングの途中なのに、
「腹が減った! なんかくれ!」と鳴くので、
おかかをやって、それからシーバの半量をあげた。
それでも足りないというので、普段食べているカリカリも
手から一粒ずつ、与えた。

わたしを基地にして、しばらく食べると、庭に水を飲みに行き、
戻って来ては甘えて、食べて、また見回りに行き、
何度も何度も行ったり来たりを繰り返して、一緒に過ごせた。

ムギに会えて幸せだ。
ちまが生きてて幸せだ。

結局、ムギとは一時間半、一緒に過ごした。
ムギには、「パパもムギに会いたいんだよ、会ってあげてね」と言って置いたら、
ちゃんと夫が来るのを待っていて、甘えたようで、
夫から写真が送られて来た。

これで安心。
また制作を頑張る。
指が痛いのは、うまく回避しながら作ってるのかもしれない。
人に握られたり、なにかをぶつけられたりすると、すごく痛いから。

頑張ります。
                                        伽羅

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ショップには新作がいっぱいです。
ぜひお越しくださいませ。

こちらから。
えどいろ「碧の部屋」

お待ちいたしております。


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大切な猫たち。

ちまの体調が良くない。

免疫抑制剤を飲ませると、吐くようになってしまったので、
やめて、ステロイドを毎日飲ませたら、
吐かないし、痒がることもなくなり、ご飯のおねだりも多い。

それを9日間続けた後、薬が無くなるので、
先週金曜日の夕方に、ちまを背負って病院に連れて行った。

タクシーが拾えず、駅まで行ってみたが、バスには長蛇の列。
駅にいつもいるタクシーがゼロ。
でも、タクシー乗り場で、もう立ってもいられず、しゃがんで待っていた。

その前に夫と話し合った。
ステロイドは、痒みには効果がある。
よく効く。
けれど、毒性が強く、副作用が多く出る。

かといって、長生きしてもらいたいがために、
痒いままの人生を生きさせるのは、可哀想だ。

もちろん、ちまを失いたくない、死なせたくない。
ずっと一緒にいたい。
けれど、大切なのは、ちまが「快適」であるかどうか、なのだ。

今どきは、家猫は20歳まで生きられるようになってきた。
ちまにもそうあって欲しい。
でも、痒いままの苦しいあと10年は、辛すぎる。

例え、その寿命が、数年、減っても、
ちまが快適に、少しでも幸せに生きられる道を探そう、
ということになった。
わたしも覚悟をして、病院に連れて行った。
担当の先生に、その話をした。
もちろん、長生きして欲しいけれど、
痒みの辛さは、痛みの比ではない、それを身をもって知っている。
ちまが快適に生きられるような選択をしたいです、と説明した。
すると先生は、声を小さくして、
「僕もそれには賛成します。」とおっしゃった。

ちまの血液検査をしてもらった。
腎不全は、薬を二種類、毎日欠かさず飲んでいるので、抑えられていた。
けれども、ステロイドの副作用で、
コレステロール値は上昇し、
肝臓の脂質については、針が振り切ってしまい計測不能。
完全な、高脂血症。
今、血液を希釈して計ってますから、と言われた。
たんぱくも出ていた。
体重も増えている。
ああ、わたしが続けてステロイドを飲ませたせいだ、と
わたしは自分を呪った。
ちま、ごめん、ごめんよ。
ちまの肝臓もすい臓も、ヘトヘトなんだって。
このままだと、膵炎・糖尿病になる可能性が出て来るそうだ。

ステロイドはやはり怖い。
すると先生から提案があった。

犬用の薬なのだが、
痒みの炎症をブロックするのではなく、そこは、炎症を起こさせておいて、
痒いと感じる、神経をブロックする薬が、いいらしいのだ。
犬用なので、猫の治験データがないのだが、
使った感じだと、猫によるが、効く子と、効かない子と半々。
ただ、ステロイドのような副作用はなく、
免疫抑制剤よりも安価で、副作用がないのが特徴。

「では、それをちまに試してみます。」
わたしは自分で判断して、その薬の導入を受け入れた。
それがもし、効果があれば、一石二鳥ではないか。

病院は、具合の悪いえワンちゃんで激混みだったし、
ちまは途中、血液検査をしたので、時間もかかり、
午前中にパンを食べた切りだったわたしは空腹でフラフラ。
ちまを背負ってコンビニに入り、お握りとサンドイッチを買って、
タクシーで帰って来た。
もう19時だった。

ちまのことが心配で、自分もヘトヘトで、
ムギの所に行ける気力がもうなかった。
土曜と日曜と、夫は続けて飲み会だから、
この金曜は普通に帰って来るだろうと思い、
ムギをお願い、とメールして、わたしはコンビニ飯を食べて、
ちまとベッドで仮眠した。


ところが、夫はその日も飲み会だったらしく、
帰宅が9時過ぎで、
帰って来たら、ムギが車の前で待ち構えていたとのこと。
ごめん、ムギ。
ママ、もう、気力がマイナスだったんだ…。


その日から、ムギが会ってくれなくなった。

ムギは、時計を持っている。
時間の観念があるので、
いつもわたしが行く時間になると、ちゃんと庭に出て来て待っていてくれる。
ところが、その日を境に、待っていなくなってしまった。

座って、ムギを呼んでも、帰っても来ない。
以前なら、わたしがわたしの都合で早く行き、呼ぶと、
「まだ早いよ~。」と文句を言いながらも、帰って来てくれたのに、
一切帰って来てもくれない。

夫が帰宅して、急いで夕飯を作ってお姑さんに食べさせ、
一階に降りて来てトイレに入ると、
ムギが帰って来ていて、夫に声を掛ける、という日が続いた。

なので、じゃあ、ムギを見かけたら教えて、と夫に頼んで、
それで遅い時間に会ったりしていたのだが、
いるかいないかを見るのも知らせるのもやりたくないと言われて、
わたしは、ずっとムギに会えていなかった。

真夏の暑くて辛い時期は、ムギも小屋にはいないし、
余りにも暑くて辛いので、夜中、会いに行っていない。
でも、夕べは、会いたくて、行って見た。

ムギはいない。
呼んで、待っても、帰って来てくれなかった。

ムギ…
ムギ…会いたいよ、ムギに会いたい。
なぜママを避けるの?
またママ、ムギに嫌われた?


夕べは頓服を二錠も飲んで寝た。

ちまは、新薬は、合わなかった。
良くも悪くも、すぐに、効果があるかどうかがわかる薬ですと言われてた。
飲ませた直後に吐くということが二回続いたので、
先生に電話で相談したら、先生も苦しそうに、
「これ以上、様子を見たいからという理由で飲ませるのは、体力を奪うので、
ここでおしまいにしましょう。渡しておいたステロイドを、時間を調節して、
与えてください。」とおっしゃった。

新薬、駄目だった…。


わたしは、日々、黙々と制作をしていた。
今日は、撮影だけして、美容院にシャンプーに行き、
夫の用事をこなして、買い物をして帰って来た。

今日はお姑さんに、夕飯ヘルパーさんが来る日なので、
ヘルパーさんが帰るまで待って、
7時半過ぎに、ムギの所にいってみた。

いつもみたいに、庭で待っていてくれない。
車の下に寝そべってもいない。
隣の家の室外機の上にもいない。
椿の木の根元にもいない。

座って、悲しい気持ちで、「ムギ!」と呼んだ。
4~5回、呼んだあと、遠くで、ムギから声を掛けて来た。
道の向こう側からだ。
「ムギ! ママいるよ!」
そう返事をすると、「きゅ~。」と鳴きながら、ムギが帰って来てくれたのだ。
そしてわたしにまっすぐ会ってくれたのだ。

ムギ!
ムギ!
会いたかったよ、会いたかったよ!
ムギを脚に挟んで、わたしは号泣した。

あまりに泣いて、ムギがドン引きして、爪とぎに避難したので、
頑張って泣き止んだ。

そのあとムギはいつものように甘えたが、
朝、もらった餌は手つかずで、ムギは一度も帰って来ていなかったらしく、
ひどく空腹のようで、
小屋に顔を突っ込んで、カリカリを食べ始めたので、
「ムギ、おかかあげるよ。」というと、振り向いて座った。

出している最中に顔を突っ込んでくる。
相当空腹だったようだ。
それからカリカリを食べた。

体を拭いてから、全身を撫でていると、
右肩に傷があるのに気が付いた。
触ると、「痛いよ!」と怒るので、そっとしておいた。
左肩にも傷があり、それはもう、カサブタになっていたので、はがした。

傷があるということは喧嘩したということだ。

でも、あの時に一斉に出たノラ猫で、生き残っているのは、
ムギとサクラだけだと思う。
他の猫は一切見かけなくなった。

道路の向こう側は、サクラのテリトリーだ。

ムギ、道路の向こうから帰って来たってことは、
サクラの陣地まで、侵略に行っているの?
サクラは妹でしょ?
道の反対側なんだから、あっちはサクラに上げなさいよ、とムギに伝えた。

一時間ちょっと、ムギとイチャイチャできた。
ムギ、可愛いムギ。愛おしいムギ。
そしてお姫さまのちま。

猫たちは、わたしの安定剤だ。
毎日、吸わないと駄目になる。

どっちも、元気で、楽しく生きてて。
そして出来れば、長生きしてて。
大好きだよ。
愛しているよ。

                                           伽羅

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