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ムギはかわいい、サクラもかわいい。

体調が良くなって、食べるものが美味しく感じる。
気管支炎と、舌先のデキモノで、寝込んで一週間。
ろくに食べられなかったのに、
たった1キロしか減らないという、肝の座った、この肉体。

女性って、二通りの太り方があって、
ふわっ・ぽちゃ、としている方と、
わたしみたいに、ガッチリ・ミッチリ太っている筋肉質の人。

今のマッサージ師さんにたどり着くまで、長年放浪したが、
どの店に行っても必ず、
「うちの店に来た人の中で一番硬いです。」と、言われる。
「すごい筋肉量なんですけど、柔道やってたんですか?」と聞かれたこともある。
やっとるか~い!
スポーツ出来る体なら、こんなことになっておらんわ!

今のマッサージ師さんは、華奢な女性で、
でも、編集者という華々しい仕事を捨てて、
人を喜ばせたくて、こっちの仕事を選んだという人だ。

色々心得ていて、実に巧みである。
心もこもっていて、最上級。

それまで、「背中にまな板入ってますよ?」と言われていたわたしだったが、
彼女はわたしを揉む前には、充分にエネルギー補給をし、
ストレッチもして、待っていてくれる。
ありがたい。

前回は気管支炎の始まった時に行ってしまったので、
途中咳き込んで辛かったが、
今日は体調は万全。
しっかり丁寧に、ほぐしてもらえた。
ああ、極楽。

帰りに、普段行かない方向なので、ホームセンターに寄って、
普段歩かない道を家に向かっていたら、
猫に呼び止められた。

サクラだった。

サクラは、ムギの妹だ。
なにせ、顔がおんなじで、ただ、ムギを一回り小さくして、
左耳にカットが入っているだけ。

サクラはわたしを知っていて、それで呼び止めたのだ。

「サクラ、久しぶりだね! 元気そうじゃない。」
わたしは声を掛けながら近寄って、荷物を地面に置いた。

わたしがこの道を通る時は、駅に行かない用事、つまり電車に乗らないので、
簡素なショルダーバッグである。
そこに、サクラに会った時用に、シーバを持っている。
「サクラ、シーバ持ってるけど、食べる? あげるね。」

わたしがしゃがんで、手にシーバを乗せて差し出すと、
サクラはちょっと身構えた。
「そっか、手から食べるのは怖いのね。じゃあ、ここに置くから、どうぞ。」

シーバを数粒置いて、わたしが一歩下がると、
サクラは一歩出て来て、シーバを拾って食べた。

毛並みがツヤツヤしていて、ふっくらしているから、
誰かに世話になっていることは間違いない。

でも、ここまでの美猫で、なつっこいのに、
何故誰も飼おうとしないんだろう?

わたしを覚えていて声を掛けて来るくらいだから、頭もいい。

うちだって、最初、ノラ猫が7~8匹、一斉に現れた時、
最初に鉄砲隊で来たのが、サクラだったから、
余りにも可愛くて、サクラを捕まえて飼おうよ、と、
夫と話したのだ。

その時、サクラはもう充分餌をもらって、
わたしが洗濯ネットを取りに行っている間に、しゅるしゅると逃げてしまった。

それを、階段の下でじっと見つめていたのが、ムギだったのだ。

そして、翌日から、夫をターゲットにして餌をねだったのは、
サクラではなく、ムギになった。

ムギは必死で、怖いから、シャーッ!と口では言うものの、
「他意はありません、餌をください!」と、必死にお腹を見せて、
敵意がないことを知らせていた。

そんなムギが可愛くて、色々あって、今は母屋の庭とガレージで主として暮らしてる。

サクラに鉄砲隊をさせておいたのに、
後日サクラが来ると、ムギは容赦なく怒って追い払った。
サクラは、にゃ、にゃ、と小さく鳴いて、
ねえ、ちょっとだけ、いいじゃない、とまとわりついていたが、
ムギは頑として許さなかった。

ムギが命がけで手に入れた住処だもんね。

サクラは可愛い。
今日はサクラの写真がいっぱい撮れた。
本当にムギにそっくりだけれど、声はムギの方が可愛い。

写真を撮って、サクラと喋っていたら、
路地に人が入って来て、見られたので、わたしは、立ち上がって、
なんにもしてませんよ~という感じで、立ち去ろうとした。
その女性は、
「トマト!」と呼んだ。
すると、サクラが、にゃっ!と返事をして、その人のほうへ駈け出して行った。

あの人が、サクラを世話してくれてるのか。
トマトっていう名前なんだ?
でも、なぜ、家で飼わないんだろう?
やはり、ムギと同じで、生粋のノラで、
家に入れられることを良しとしない子なんだろうか。

でも、サクラがトマトになって、イキイキと暮らしていて、
良かった。
とても元気そうだった。
あの当時にいた、他の、ムギを襲いに来ていた猫たちは、
もう全然、見かけなくなった。
完全なノラ猫の寿命は、平均で4年と言われている。
ムギと会ってからもう4年経つので、
奴らは、可哀想ではあるが、淘汰されたのだろう。

夕方ムギとラブラブした。
ムギは可愛い。とても甘い声。
この声で鳴かれたら、たまらん。
ムギもツヤツヤしていて、元気そうで、嬉しい。
ちまよりもツヤツヤしている。

みんなが長生きできますように。

ちまも、ムギも、トマトも。
元気で長生きして欲しい。

                                           伽羅moon3

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