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時々叫ぶ。

わたしが住んでいるのは、
母屋の庭の中に建っている、一階一部屋、二階一部屋という、
最小単位のアパートだ。
その二階。

今年になって、階下に新しく入居された方がいるのに、
しばらく誰も居なかった事に慣れてしまい、
夜中にドスドス歩いてしまったりする。

いかんいかん、と思うのだけれど、
最近は、自分がやらかした失敗に対して、
時々、叫ぶようにしている。

そう、わざと、そうしている。

わたしは、耐えすぎてきた。
小さい頃からずっと、耐えさせられすぎていた。
泣き喚いたことも、叫んだこともない。
そんなことは許されなかった。

だから、今、自分を救うために、
そして決してちまに当たったりしないために、
少々言葉は汚いが、
「ああもうっ!!」
「なんでだよっ!」
「クソがっ!!」
と、大声で叫ぶ。

そうしてから、粛々と後片付けをする。
自分の不注意さがほとほと嫌になる。

今日も、持ち歩く水筒に飲み物を入れて、
キッチンで洗い物をしていて、
水筒を倒した。
なんで、蓋を、閉めておかないのか!!
自分に腹が立って、叫んで、
頓服を飲んで、それから片づけて床掃除もした。

自分に腹が立って頓服を飲むだなんて、恥ずかしい話しだ。

それでも、そういう些細なことを分かち合う人がいないので、
ちまに当たらないために、
自分で叫ぶんだ。
それでいいんだ。
いちいち、一個学ぶんだ。

日曜は、動けなかった。
一歩たりとも、外に出たくなかった。
鬱状態だった。
楽しかった日の次は、気分が落ちてしまう。

でも、食器洗いもどうにかやれて、鍋やザルも洗って、
母屋から借りた食器を拭いてお盆に乗せ、
ビールの缶などを潰し、
夫のシャツにアイロンかけをし、丁寧に畳み、
燃えるごみをまとめて、袋を縛った。

それでも、どうしても、ドアの外に出たくない。

お姑さんがショートステイでお留守だったので、
夫には朝、ちょっと時間があると思い、
甘えることにした。

全部を玄関に置いて、そのまま、お願いをして、寝た。

お昼に起きたら、玄関はキレイになっていた。
ありがたかった。


鬱になってしまったときは、自分でもどうすることもできない。
しっかり鬱を味わうしかない。


一日そうして沈んで、一人でいれば、
なんとか上がるようにはなった。
今日は、障碍者手帳をもらいにバスで役所に行き、
その帰りに動物病院で、ちまとムギの薬をもらい、
そのままターミナル駅に行って、手芸店やパン屋に行った。

帰って来て、ちまに餌をやり、
自分はシャワーして、
それから洗濯。
昨日、ちまが自分のベッドで吐いてしまったので、洗濯の量が膨大。

それを干して、やっと夕飯。
お弁当を買って来て食べたのだが、とても美味しかった。

一人の暮らし、好きだ。
癒される。


なので、心の均衡を保つために、時々叫んでる。
狂わないように、叫んでる。
何も言えなくなったら、そっちの方が怖いことだ。

                                            伽羅moon3

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