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天頂の月

29日は、満月。
詳しくはなくて聞きかじりなのだが、
「ウエサク」の満月と言われ、願掛けに最高な満月らしい。

また、射手座に入る満月とも言われ、
矢を射る射手座ならではの、願いを一本、放った。

わたし自身も射手座の生まれである。


思い返してみれば、
小さい頃から、星を見て、月に願いをかけて、
裏山で水晶を掘っている少女だった。

生きづらかった。
苦手なことが多すぎて、親からの制約が多すぎて、
学校も楽しいわけではなく、
家庭は安全ではなく、針のムシロ状態。

不得手なことを親から怒られ、馬鹿にされ、
どうしたらいいのかもわからず、
わたしは一人、夜の庭に出ては、
手を組んで、月に願掛けをしていた。

明日、学校で怒られませんように。
意地悪されませんように。
親に怒られませんように。

泳げるようになれますように。
自転車に乗れるようになれますように。
図画工作ができるようになれますように。


今夜、わたしは、今後のわたしにとって、大切な願いをした。

考えてみたら、
高校で、単位を取るために、一回だけ、25メートル、泳げた。
そうじゃないと、留年してしまうので、
夏休みに特訓させられていたのだ。

奇跡的に泳ぎ着いて、本当なら、3種類泳げなくてはならないのを、
倒れ込んだわたしを見て、体育の先生が、もういい、単位をやる、と
言ってくれたのだ。

自転車には、親からは見放されたが、
近所の大好きな親しかったおじさんが、乗れるようにしてくれた。
たった20分で。

図画工作も苦手でどうしようもなかったのに、
わたしは開眼して、デザインを仕事にしている。

数十年かけて、願いは叶ったと言えるではないか。

だから、この特別な満月には、
心のたけを祈った。


満月の明るさは、決して半月の時の2倍ではなく、
確か10倍だと聞いた。
翳りなく、全身、真ん丸に明るいということは、奇跡的なのだ。

月のリズムで生きているわたしにとっては、特別な満月。


願いも、お金も、
まずは自分から放出しないと、入って来ないらしい。
隙間を充分に作っておかないと、
入れないということみたいだ。

貧しい人ほど、募金をするといいそうだ。
お金で返って来るとは限らないが、物事は循環させることが重要だそうで、
わたしももう、「お金がないから無理。」と、
言葉にするのはやめにする。

だって、その日の暮らしにも困ったことがあった、どん底の貧乏を、
知ってるんだもの。
それに比べたら、今は天国だよ。

充分な広さの部屋を与えてもらって、
食べるに困らず、猫と一緒に暮らせている。
本当に本当に幸せだ。


天頂にある満月の隣に、
明るい星が光っていた。
あれは金星?
シリウス?

でも、知識より、感覚が大事。

自分の直感を、これからは無視しないで生きて行こう。
お月さま、ご加護をください。


                                               伽羅moon3

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