« 延期だけど仕方がない。 | トップページ | 弱い物同士。 »

心配すぎて頓服。

夕べは雪とみぞれが交互に降っている状況だった。

夜中、外に出てみると、弱くみぞれが降っていただけで、
風もなく、ムギのところに行くと、
床に吹き込んでもいなかった。

ムギは、夕方のわたしの言いつけを守り、ちゃんと小屋に居た。
良かった~。
心底、ホッとする。

ムギは無言でわたしを見ている。
ムギ、ちゃんと小屋にいてくれて、ありがとう、
会えて嬉しいよ。

手を入れて体を撫でたが、お腹ちゃんは見せてくれなかった。

ちゅーるを器に絞り出して、小屋に差し入れ。
ムギは美味しそうに舐めて、
その後、いつもなら出て来て乗ってくれるのだが、
ママに、「小屋にいるんだよ。」と言われてるせいか、
出て来る気配はなく、わたしを見つめていた。

わたしはメールを一本書いて送り、
ムギのカイロを取り替え、
しばらく顔を見ていて、それで部屋に戻った。

積もりませんように。


寝る前、またお嫁ちゃんのことを考えた。
どれくらいの鬱状態なんだろうか。
もしも、希死念慮とかあったら、どうしよう。
かれらはマンションの高層階に住んでいる。

息子だって、心配でも、見張っているわけにもいかないだろうし、
自分の大事な人が、鬱になると、
こんなに、こんなに、心配なんだ?と、初めて知った。

何にも出来なくていい。
ただ、息子の隣に居て、一緒に生きててくれたらいい。
それで息子は充分に幸せなんだから。

そう、伝えたいけれど、今は息子にしかメールしないでおく。

息子がもし、お嫁ちゃんを失ったら、どうしよう。
きっとまともには生きていけないだろう。
どれほど愛し合っているか、知っている。
どれほど、信頼し合い、甘え合っているか、知っている。

だからどうか、生きてて欲しい。
願いはそれだけだよ。


自分の大切な人が、鬱で苦しんでいるというのに、
なぜ、夫は、寄り添うことをせず、わたしを責め続けたのだろう。

死んでしまうのではないかと、心配にならなかったのだろうか。

うつ病であるということをわかった上での結婚だったのに、
お姑さんは、わたしに向かってはさすがに言わなかったが、
子供たち相手に、「ちょっと酷いんじゃない?」と
文句を言っていた。

それが夫の耳に入っていたかどうかは知らないが、
二階で大声でお姑さんが愚痴っていれば、
下に居たわたしの耳にも届くよ。

いつも、長女が、「別にいいじゃない。」とか、
「そんなの仕方がないじゃない。」と、かばってくれていた。

わたしはもう、お姑さんと一緒に食事とかが無理になった。
夫が帰宅する、8時9時まで、夕飯を待った。
毎日毎日、ひもじかった。


寝付けないこと、明け方まで起きていることを、
夫はずっと責め続ける。

なんで?

わたしは、お嫁ちゃんが大好きで大切だから、
例え何一つ、家事ができなくなっても、
働かなくても、
ただただ、息子と一緒に生きててくれたら、それでいいと思うよ。
生きていて欲しいと、それだけ願うよ。

なのになんでわたしは、誰からも責められるの?
死んでしまうかも?って、考えなかったの?

そんなにわたし、人柄が、ひどい?



お嫁ちゃんのことが気になって眠れず、
ちょっと泣いて、
頓服を飲んで、ウォークマンのイヤホンを耳に刺した。

すると、いつもドームベッドにヒキコモリをしているちまが、
おもむろに出て来て、わたしに乗って来た。

「看病」なのだ。

ちまは、わたしの精神の不調がわかる。
辛い時、寝付けないとき、具合が悪い時、
暖かいベッドから出て来て、乗ってくれるのだ。

ちまちゃん、寒いから、いいよ、
ちまが消耗しちゃうのは、ママ嫌だよ?と言っても、
ちまはどっしり乗って、動かない。

なので、一番上の毛布を折り返してちまに掛けて、
一緒に寝てもらった。

ちま、ありがとう。
やさしいね。



今日の夕方、息子に、お嫁ちゃんはどうか、メールをした。
そしたら、割と早めに返事が来た。

そんなに心配しなくて大丈夫、昨日よりはちょっとマシだよ。
と、書いてあった。
ああ、やっぱり低気圧のせいもあるよね。
でもちょっと持ち直したみたいで、良かった…。

原因は、色々重なっているけれど、根底の理由は、わかった。

それはわたしは既に察していた。

息子は、このことは彼女には内密に、と書いてあったが、
内密にすることはない。
お嫁ちゃんとわたしとで、話し合ったことがあるからだ。

でも、辛さは理解できるので、息子宛に、
ちまとムギのかわいい写真を数枚送り、
お嫁ちゃんに見る元気があったら、見せてね、と書いた。

それと、やっぱり一度息子とは話したいので、
電話したいと書いておいた。

しばらくは、お嫁ちゃんから離れない暮らしになるだろう。
会社の帰りにでも、電話できないかな。


ゆっくりでいいから、回復して行って欲しい。
近いうちに、会おうね。

二人のことが、大好きで、大事だ。
幸せに生きててくれたら、もうそれ以上、望むことはないよ。

                                            伽羅moon3




 いつもお読みくださり応援ありがとうございます。クリックお願いしますclover

|

« 延期だけど仕方がない。 | トップページ | 弱い物同士。 »