« 周りが崩れてく。 | トップページ | 心配すぎて頓服。 »

延期だけど仕方がない。

自分が寝込んだ時期を経て、
また関東の南を低気圧が通過中で、
今はみぞれが降っている。

自分の体調や心より、ムギがどうしているか、心配だ。

夕方会えたのだが、お姉さんがいらしていて、
勝手口から何度も出入りされて、そのたびにムギはちょっと隠れ、
お姉さんが帰ろうと、苦労して鍵を閉めた途端、
中から、いとも簡単に鍵を開けてお姑さんが出て来た。

お姉さんがまだガレージ内に居たので、
お姑さんを家に入らせて、
「もう出て来ちゃダメ、鍵閉めて!」と言い聞かせていたが、
ムギは、お姉さんはまだしも、
お姑さんのことは大嫌いなので、逃げてしまった。

雨なのに。濡れちゃうのに。
せっかく会えてラブラブしてたのに。

でも、すぐムギは帰って来て、また乗って、一緒に過ごした。
その時はまだ雨だった。

夜、9時半くらいに母屋に資源紙の整理に行ったら、
雪に変わっていた。
明日のお昼くらいまでは降る予報になっている。

夕方、別れるとき、ムギに滾々と言い聞かせた。

ムギ、これから、この前みたいに、お空から、白い「ゆき」が降るよ。
周りがまた、白くなるよ。
でも、この前みたいに、いっぱいは積もらないから、
怖くないからね。
小屋を暖かくしておいたから、とにかく、小屋の中に居て?
ママ、夜中に必ずまた、会いに来るから、小屋に入ってるんだよ?

ムギが理解して、小屋に入っててくれればいいのだが…
それを願うより、他に手立てはない。

22日の大雪の日は、毛布でくるんで、ムギを拉致して、
わたしの部屋のお風呂場に入れたかった。
でも、それはいいことではないので、辛かったけれど、
外で頑張ってもらった。

この記事を書き終えたら、ムギを見に行く。
居てくれますように。
パニックになっていませんように。
雪が沢山積もりませんように。



夜中に、息子からメールが来た。

土曜日に、息子んちに行く約束になっていて、
わたしは夫から預かったお酒や雑穀米も含めて、
お土産セットを、作った。

いい海苔、いいお茶、好きなクッキー、息子にはとらやの最中。
貸してあげるDVD、あげるエコバッグ。

息子からのメールは、直前で悪いんだけど、
土曜日の予定を延期して欲しい、とのことだった。

お嫁ちゃんが、鬱状態になっており、誰とも会いたくないらしいのだ。

ああ、そうなんだ…。
つい先日までの、わたしと同じだ…。


はっきり、尋ねたことはない。
いつか、話せることがあるだろうと思っていた。

お嫁ちゃんは、うつ病を患っていた時期があったのだ。

それがいつのことかは知らない。

ただ、「不登校で、カウンセリングに通っていた。」と、
本人が言ったので、そうなのね~と、聞き流して、
そこは、深く掘り下げなかった。

話したければ言うだろうし、言わないうちは聞きだすことはしたくない。
完全な「健常者」である夫の前では、話しにくいだろうし。

いつか…何十年先かでも、
お嫁ちゃんと二人になる機会があれば、聞いてみたいと思っていた。



不登校、というから、中学か高校生の頃だろう。
カウンセリングに来ていたのが、
どういうことか、うちの、隣の駅だったのだ。
その巡りあわせに、お嫁ちゃんも驚いていた。

「不登校」ということは、
学校に行かないことを、親が許してくれていたということになる。
わたしは、そのことがものすごくうらやましかったし、
お嫁ちゃんの親御さんは、素晴らしいと思っていた。

わたしは、日々どんなに苦しくとも、学校に行かない選択など、
絶対にさせてもらえなかった。
泣いて、行きたくないと言って、認めてもらえたのは、
たった一日だけだった。

アトピーが酷くて、当時、まだ、アトピーなんて言葉も世になくて、
わたしは顔中が真っ赤に腫れあがり、
そのうちボロボロと皮がむけて来て、
思春期に、そんな顔で学校に行くだなんて、
ものすごく辛かったのだ。

みんなに、それどうしたの?って聞かれる。
でも、当時はアトピーなんて知られてないしわたしですら知らないから、
答えようもない。

辛くて恥ずかしくて、父に泣いて休みたいと願い出た。
そしたら、許可してくれたのは、たった一日だったのだ。

それ以外でも、学級委員だったり生徒会役員だったりしたので、
プレッシャーが大きすぎて、潰れそうで、
どれだけ苦しんでいても、学校に行かない選択は与えられなかった。

ゴンが死んだ日だって、行かされたのだから。

だからわたしは、息子がもし、
幼稚園でも、小学校でも、「行きたくない。」と言ったら、
絶対に行かせない覚悟だった。

そんなに傷ついてまで、行かなくてはならない学校などない!

幸い、息子は、行きたくないとは言わなかった。
辛い時は、抱きしめて泣かせてやった。




冬季鬱というものがある。
冬場の、日が短くて寒い時期に悪くなる、うつ病だ。
もう一つ、「低気圧うつ」というのもある。

低気圧が近づくと、具合が悪くなったり、
塞ぎこんだりするのだ。

実際、22日の、東京の大雪の日、
わたしのカウンセラーさんはお当番で、出勤していた。
でも、雪だし、電車も遅れたり間引き運転だし、
キャンセルが出るだろうな、と思っていたそうだ。

ところが、結果は逆で、
予約していた全員が来て、全員が、具合が悪かったとのこと。
それだけでなく、電話もジャンジャン鳴って、
「予約してないけれど、急きょお願いできないか。」という、
申し込みが何件もあったそうだ。

人間の体は、その60%?が水分なので、
月の満ち欠け、潮の満ち引きに、左右される。
満月に出産が多いのは、周知の事実だ。

低気圧が来ると、体調は落ちて、気分も堕ちる。

わたしは、あの大雪の日、ムギのことが本当に大変で、
それに、プラス夫の能天気なメールで、ぶっちり切れて、
ダウンして数日寝込んだ。

息子のメールは、簡素なものだったが、
他に、何かあったようだ。

機会があったら説明する、と書いてあったので、
電話できるチャンスがあったら、メールちょうだいね、と書いた。

で、キミはよくわかってると思うから、大丈夫だと思うけど、
鬱の時は、自分を責めがちになるから、
ただ抱きしめて、何にも出来なくていい、ただ隣に居て欲しいと、
頭を撫でてあげるんだよ、と伝えた。



会えるのがいつになるのか、わからなくなったので、
わたしもちょっと鬱。
すごく楽しみにしてたんだ…。

でも、お嫁ちゃんが心配だよ。
飛んで行って抱きしめて泣かせてあげたいけど、
それはわたしの役割りじゃないから、我慢。
ご実家も近いし、「不登校」を許してくれた親御さんなのだから、
きっと大丈夫。

可哀想に。
何か辛いことがあったんだろう。
大事なお嫁ちゃん。

ゆっくりでいいから、回復しますように。

                                         伽羅moon3



 いつもお読みくださり応援ありがとうございます。クリックお願いしますclover

|

« 周りが崩れてく。 | トップページ | 心配すぎて頓服。 »