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とことんダメな日。

せんだって、膝を、やってしまった。

ムギは、人間が立って近づくと、絶対に逃げる。
こんなに親しくなったのに、それでも逃げる。

でも、お姑さんが入院して留守になり、
庭に出入りする人がいなくなると、
ムギは庭の真ん中で、ダラダラしていたり、
門扉のすぐ内側で、門番をしたりするようになった。

そういうときに会いに行くと、
庭の真ん中でローリングして喜びを表現してくれる。

その場合、「可愛いねえ~!」と大げさに愛でながら、
こちらがしゃがんで、その低い体勢で近づけば、
お腹をモフらせてくれることがわかった。

だいぶ、信頼を得たということだ。

なので、お相撲さんの稽古みたいに、
しゃがんで、じりじりと前に進むのを、やっていたら、
左膝を、やってしまった。


しゃがむと痛いし、正座も無理だし、
まっすぐ伸ばしていても痛い。
もちろん階段が辛いし、歩行も困難で、
立っていることもしんどい。

これは放置して治るタイプではないかも、と思い、
胆のうを摘出した病院に電話予約して、
整形外科に行った。

触診のあと、3方向からのレントゲン。

結果、「変形性膝関節症」だそうだ。
治る道はなく、痛みが治まったら、太ももの筋肉を鍛えるしかない、
と言われた。
ひどくしてしまうと、専用の膝サポーターを装着したり、
杖が必要になることもある、とのこと。

わたしは、ひどい0脚だ。
なので、その脚の形だと、どうしても膝や足首に負担がかかり、
悪くしやすいそうだ。

わたしが、歩くことが苦手で、立っていることも苦手なのは、
脚がひどい0脚だからでもある。
それは知っていた。

それから、半年で6キロも太ってしまったことにも、
もちろん、原因がある。

食べすぎた自分が悪いので、これは仕方がないけれど、
帰省のストレスで、ひどい過食をしていて、
やっと、父に理解されないことを自分が受け入れて、
娘を降りると決めて、
過食が治まったばかりなのだ。

本当に狂ったように食べていた。
毎晩お腹が痛くなるまで食べて、
色んな意味ですごく苦しかった。


病院を予約したと夫に話したら、自分が腰をやっちゃったときの、
薬用の湿布をくれた。
痛み止め成分が入っていて、効果があるそうだ。
ただし、貼った箇所は、紫外線を浴びないことが条件だそうだ。

貼ってみたら、確かに痛みは紛れたが、
ちゃんと知っておきたかったので、病院には行った。


脚がまっすぐで綺麗な人は、綺麗というメリットだけでなく、
疲れにくいというメリットも併せ持っている。
とてもうらやましい。



そんなこんなで、先週は、火曜日から土曜日まで、ずっと毎日、
出かける羽目になった。
わたしは、夏に弱いので、ばててしまい、
日曜日はもう、起きていられなかった。

宅配だけを受け取って、ムギのことは夫にお願いし、
ベッドで寝ていた。


夜になって、何か食べようと思い、
解凍してあった牛肉と、茄子を、フライパンで炒めていた。
塩・胡椒・ガーリックで味付けするつもりで、
それらの小瓶を並べておいた。

塩を少々。
次に、胡椒の小瓶を持って、ぐるぐる回してフタをあけて、
パッパ!と振ったら、
胡椒が、ドバーッと、フライパンになだれ込んだ。

一瓶、全部、入れてしまった。

…間違えた。
フタをくるくる回して開けて使うのは、ガーリックのほうで、
胡椒は、ピンとフタを跳ね上げると、
小さい穴が出現する仕組みだった。

具合が悪くてぼんやりしていたので、
間違えたのだ。

仕方がないので、具材をザルにとって、洗って、
もう一回炒めて食べたが、とてもまずかった。
あ~あ。
無理して作らないで、インスタントラーメンにでもしとけばよかった。
食べ終えてしばらくしてから、
遅くなると嫌になっちゃうから、食器やフライパンを洗った。
食器洗いのハードルはかなり高い。

ガスコンロも綺麗に拭いて、
使った台ふきんを、洗剤で洗って、ゆすいで、
漂白しようとして、洗い桶に水を張り、
水切りカゴの奥に置いてある、ノズルのついた漂白剤を持った。

そうしたら、なぜだかわからないが、
ノズルがボン!と外れて、
漂白剤を、ドバっとぶちまけたのだ。
「きゃあぁ~!」と思わず叫んだ。

胡椒どころの話ではない。
最もやっちゃってはいけないことを、やってしまった!

ちまが冷蔵庫の前にいたので、
「ちま! お部屋に入って!」と怒鳴って部屋に入らせた。

どうしよう、まず、何からやろう?

手の指の皮が溶けて来て、ヌルヌルし始めたので、
まずは石鹸で、何度も何度も、手を洗った。

それから、なぜだかはまっていなかったノズルキャップを、
しっかり本体に付けて、
漂白剤のボトルを念入りに洗った。

シンク周りを洗って拭く。

そのあと、膝も痛いのに、仕方がなく、
キッチンの雑巾がけをした。

キッチンマットは、ファブリックではなくPVCにしていたので、
そこには被害もなく、
床の色も、塗りではなく、木の色だったので、白くはならなかった。

おかげで、キッチンだけ、チリ一つなく、綺麗な床になった。

そのあとも、あちこち拭いて回り、
もう一度念入りに手を洗って、
ふと見たら、わたしが着ていたこげ茶のTシャツが、
オレンジ色の水玉模様になっていた。

脱いで、そのままゴミ箱に投入。


疲れ果てているのに、とことん、ダメな日はダメなんだなあ。

でも、腑に落ちない。

漂白剤のような危険なものを、蓋を閉めずに、
カゴの奥に置くことが不可能なのだ。

蓋が閉まっていなければ、持ち上げることが出来ず、
その、所定の狭い空間に入れることは不可能なのに、
なぜ、蓋が開いていて、ノズルが外れたのかが、不明である。

足元に、ちまがいないときで良かった。
次からは、もっともっと、慎重にことを行おう。

疲れちゃったよ。

でも、キッチンを雑巾で拭いたら、かなり雑巾が汚れたので、
今度、調子のいい日に、
部屋の方も、自力で雑巾がけしたいと思った。
いつも、クイックル頼みだけど、
人間ほどの力では拭いてくれてないからね。


そしてまた、月末でお金がない夢を見た。
いつまでこれに苦しめられるのだろう。

                                               伽羅moon3

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