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ていねいな暮らし。

働いていないし、
家族のための家事もしていない。
なのに、わたしは、毎日忙しくて、暇がない。

夕べ、夜中にムギに会いに行った。
最近は、だいたい留守で、呼ぶと帰って来てくれている。

呼んで、待っている時はすごく切ない時間なのだが、
最近は、数分で、キャッキャと鳴きながら帰って来てくれている。

夕べも、小屋が空っぽだったので、ムギを呼んだ。

数分経っても、帰って来ない。
会えることを当たり前とは思っていない。
毎回、ありがたいと思っている。
でも、会えないんじゃ?と思うと、苦しい。

「愛しいは苦しいに少し似てる」
という、ドリカムの歌がある。
まさに、それを、ムギに感じる。



呼んで待っていたら、
タタッとかすかな足音がして、
ムギが無言で走って帰って来て、
わたしの脚に、飛び乗った。
びっくりした。

いつも、ムギは、ちょっと離れた場所で、
キャッキャ!とわたしを呼び、返事があると、歩いて帰って来る。

無言で、走って来て、飛び乗るなんて、なかった。

心配になり、ウェットシートで体を拭いた。
どこからも血は出ていない。
草の実もついていない。

念入りに、全身を触って調べる。

すると、シッポに、何かが刺さっていた。
いつもの草の実ではない、何か。

指で挟んで、引き抜いた。
小枝か、よしずの材料みたいな感触。
一回では抜けず、3回くらいに分けて抜いた。

毛と一緒に抜いたものを、懐中電灯で照らしてみたが、
なんだかわからない。
しかも、一番最初に抜いたものが、どこかに行ってしまった。

刺さっていた箇所を、照らしてよく見たが、
やはり血は出ていない。
触っても、ムギは嫌がらないし、痛くないようだ。
でも、刺さっていた箇所が腫れているようにも感じる。
「ムギ、シッポちゃん、痛くない?」と聞いてみた。
すると、ムギは振り向いて、にっこりして、
痛くないよって顔をした。

抜いたものは、夫に会社に持って行ってもらって、
顕微鏡で調べてもらおう。

夕べは、ムギは自分で降りて小屋に入った。



わたしは、夏用のベッドで寝ていたちまを、隣に連れて来て、
一緒に寝て~と甘えた。

セロクエルを足したが、あっという間に寝付いた。
こんなことはまずないので、起きた時、びっくりした。

今日は出かける予定がなかったので、自分のために家事をした。

起きて、洗濯機を回し、
トーストを食べて、
お米を研いで、炊いた。

トイレとキッチンの床を、拭き掃除した。

洗濯ものを干して、押入れの中を整頓した。

それから、炊けたご飯で、おにぎりを作った。

わたしのおにぎりは、ご飯になんらか混ぜて、味をつけてある。
具は、高いものは揃えられないので、
いつも、はちみつで漬けた甘めの梅干し。
頂き物の、高級な海苔で真っ黒に巻く。
それをラップで包んでしっとりさせる。

最近の、コンビニのおにぎり、ひどい。
「さらにふっくら」とか言って、ただお米を減らしているだけだ。
なのに、海苔がバリバリで紙みたいで、
バランスが悪すぎて、全然おいしくない。

自分の好みで、自分のために作る。
とっても丁寧な、素敵な暮らし。

それから、17時に、ムギに会いに行った。

暖かいから、小屋にはいないかな?と思ったが、
ムギは小屋に、頭から突っ込んで入っていた。

わたしが座ると、小さく何度か鳴いて、出て来て、
コンクリの上でゴロンゴロンして、伸びをした。
眠っていたようだった。

そして乗って来た。

ウェットシートで拭いて、ブラッシングして、お尻のチエック。
異常なし。
ブラッシングして、可愛いので写真を撮っていると、
ムギが嫌がって、小屋に入ってしまった。

ムギ、写真撮られるの、好きじゃないんだよね。

ムギごめんよ、おかか食べる?と聞いたら、
食べると返事があったので、小屋に差し入れ。

食べたら出て来たが、わたしに乗らずに車の前に行った。

ムギは、わたしがいなくならないことを、信じてくれている。
もちろん、わたしも座って待っている。

庭先でまた、ゴロンゴロンしたらしく、砂だらけで戻って来た。

そのあとは、ただひたすら、乗っていた。
ムギ、逃げなくなったなあ。

依然は、お姑さんが来て覗いたりされると、
いちいち逃げていた。
今は、「おばあちゃんだよ、大丈夫、怖くないよ」とささやくと、
乗ったままでいてくれる。

19時になっても乗っているので、
「ムギ、そろそろシーバ食べようか。」と聞いてみた。
ムギは、まだ乗っていたかったらしく、しばらく考えていたが、
ふうぅん!と一声文句を言って、降りて座った。

手からシーバを食べて、車の前に行ったので、帰って来た。



わたしは、自分が作る卵焼きが一番好きだ。
ちょっと面倒だなって思ったけれど、
おにぎりに、卵焼きがついてたら、最高に嬉しいので、
自分のためだけに、作った。

今日は失敗せずに、上手に作れた。
めちゃ美味しかった!

こういう手間暇を惜しまずに、丁寧に暮らして行ったら、
だんだん、回復するよう気がする。

高い食材である必要はなくて、ただ、ひと手間かけて、
丁寧に作ると、美味しく食べられる。
幸せだと思う。

貧乏しか知らないから、高い食材を、買う勇気がないのだ。

わたしが母屋の夕飯を作っていた時期、
夫が、「食費が安くなった」と、一回だけ言ったことがある。
別に、ほめられたわけではなく、感謝されたわけでもない。

お金を預かって、食材を買っていたのではなく、
自分の生活費から買って、のちに精算、という形だったので、
そもそもお金がなくて、高いものを買えなかったし、
長女が牛肉を好きじゃないのを知っていて牛肉使えないし、
豚肉も、
肩ロースとかが最高においしいと思うんだけれど、
高くて、怖くて、豚小間しか買えなかった。
そりゃあ、安くなるよね。

満足した食事をとると、精神的に安定するんだなあ。



ノラ猫の寿命は、4~5年だと言う。
それは、環境が厳しく、栄養状態も悪く、
病気になっても発見されずに、亡くなってしまうからだ。
けれど、もう一つの理由がある。

それは、愛情を受けているかどうかの、差だ。

愛情を受けると、安定するのだ。
猫も同じなのだ。

だから、お外暮らしでも、ムギには長生きしてもらいたい。
そのために、わたしは一日、2時間、3時間を、ムギに費やす。
少しでも長く、一緒に居たいと思う。

明日はちまの病院。
腎不全の相談に行ってくる。

                                                伽羅moon3
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