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決別する。

三か月間、苦しみぬいた。

実家からこちらに帰って来てすぐ、異常な過食になった。
狂ったようにパンとチョコを食べた。

本当に、狂ったようだった。

そしてそれは、実は今も、止まっていない。

時々、胃が悲鳴を上げる。
吐きそうになるまで、胃がキリキリとするまで、
食べることをやめられないのだ。

睡眠障害もひどい。
夜のうちに寝付くことが、少ない。
朝になって、夫に言い訳をして、やっと寝付く。

日常生活もズタボロだ。


大晦日に、母が、息子に対してやったことが、
どうしても、どうしても、許せない。

三か月間、苦しんだ。
何とかならないか、模索した。
考えないようにしてみたり、
カウンセリングで号泣したりした。

でも、一切、解決できない。

どうしても無理だ。


先週、母から手紙が来ていた。
わたしは出かけるところだったので、手紙を鞄に入れた。

途中、郵便局に用事で寄ったので、
そこで鋏を借りて、手紙を開封し、ざっと読んだ。

1月からの出来事が、ただ綴られているだけだった。

そのまま、手紙は、鞄に入れたまま、読み返す気力がなかった。



今日、やっと読んだ。

あんなひどいことをしておきながら、
まったくそんなことには気が付かず、旅行に行っている。

苦しんでいるのは、わたし一人。

いいよ、それでも。
自分がされたことなら、わたし一人で苦しむよ。

でも、命よりも大切な、息子の心を、踏みにじられたのだ。
たとえ、息子本人が、もういいよ、と言っても、
わたしは絶対に、許せない。

許せない気持ちが、ぶれないことがわかった。

わたしは、決心した。
事実を、手紙に書く。
その結果、怒りを買って、拒絶されたら、
それを、そのまま、受け止める。

法律的に、親子の縁を切るのは無理だが、
父が本気で怒れば、なにをするかわからない。

父に嫌われるのは、とても辛いが、
もうわたしも、耐えられる状態にはないと、自分で判断した。

何も語らず、何事もなかったかのように、
また帰省するなんて芸当は、わたしにはこなせない。
三か月間、悩み、苦しんで選んだ結論だ。


カウンセラーさんも、精神科ドクターも、きっと反対する。
強く当たれば、強く返って来るだけなので、
知らんぷりして、かわしなさいと言われる。

努力はしてきた。
この数年間、必死に努力はした。

けれど、努力が、実を結ぶとは限らないという事実も知った。

自分の力では、もう、どうすることもできない。
決別を覚悟で、手紙を書いた。

父が怒って、生きている間にもう二度と会えなくても、
仕方がない。
そこまでの覚悟を持って、書いた。

そんな覚悟をして書いたので、手がブルブルと震えて、
文字列が乱れまくった。

こんなに苦しんでいることを、誰も知らない。


わたしが、親に期待したからいけないんだ。
わたしこそ、親離れしなくてはいけないんだ。

もういないんだと、思うしかないんだ。
それくらいの覚悟で書いた。


もちろん、言葉遣いには気を遣った。
責めるような言い方にならないようにした。
事実を淡々と述べ、わたしの鬱状態は非常に悪化したと書いた。

謝罪を求めるものではない。全然違う。
ただ、二度と同じことが起きないことを、願って書いた。


書き終えて、わたしは、清々した。

今まで、何とかうまくやれないかと、模索し続けて来た。
ちょうどいい、落としどころはないか、
わたしさえ我慢すれば済むことはないかと、
さんざん、考えて来た。

母の愚痴、悪口、自慢話を、必死に聞いてあげれば、
いつか母もスッキリして、変わるんじゃないかと、期待してしまった。

馬鹿だった。
人を変えることなんて、不可能なのだ。
おこがましかった。


もう、充分、頑張った。

って、誰かに言われたい!
それでいいよ、もういいよって、頭を撫でて欲しい。

いい歳をして、まだわたしは、父に頭を撫でられたいのだ。
アダルトチルドレンの典型だ。

サヨナラしよう。
もう終わりでもいい。
仕方がない。
サヨナラ。

                                               伽羅

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