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見えていない鬱。

最悪な目覚めだった。
起きた時から、うつ状態で、何も食べたくない。
何もしたくない。

本気のうつ状態だが、
それを見せる相手もおらず、一人で苦しい胸を抱える。

理由はたくさんある。
書ききれないし、一つ一つをチョイスしてみたら、
大したことないのかもしれない。
けれど、わたしには、大きな壁が立ちはだかっている。
そう感じて、息苦しい。

誰か、助けて。
誰か、これを解消して。
わたしを引き上げて、平穏にさせて。




夕べ、夜中、雨だった。
祈る思いで、ムギに会いに行く。
小屋に居て欲しい。
いてくれるだけでいい。
濡れてるムギは嫌だ。

ムギは、小屋に入っていてくれた!
ああ、良かった、ムギ居てくれた!

座りながら、「ムギちゃ~ん。」と声を掛けると、
ムギは「きゅ~ん」と鳴く。
この声の時は、甘えたい時だ。
ムギは声を多種使い分けしているので、わかる。

手を入れて、撫でると、ムギは濡れていなかった。
良かった、外に出て、濡れてしまったら、猫は大変だもの。
「ムギ、お腹ちゃんは?」と聞いたら、くるっと仰向けになり、
小悪魔ちゃんポーズをしてくれた。
ゴキゲンだ。



「ムギ、来る? おいで?」と
わたしが自分の足をトントンしてみたが、
ムギは、「先にちゅーるを食べたい。」と言う。

はい、わかりましたよ。持ってますよ。
専用の器に絞り出して、小屋に差し入れる。
ムギは、ちゅーるが一番好きだね。

甘えたい時は、食べ終わるとすぐに出て来るのだが、
ムギはわたしを見ているだけで、出て来ない。
あれ? いいのかな?

もう一回、頭を撫でて、そろそろ帰ろうと思い、
夫にメールを打っていると、ムギがゆっくり出て来た。

でも、乗っては来なくて、「どうしよっかな~。」って顔をして、
ウロウロする。
「んもう~、ムギちゃん、おいでよ。」と背中を撫でたら、
やっと来て脚に乗ってくれた。

大雨だけれど、風がないので、そんなには吹き込んで来ない。
ムギをひざ掛けでくるみ、わたしはフードをかぶって、
二人きりで、雨の夜を過ごした。

ねえムギ。
こうして、真夜中に、二人きりで過ごしたことを、
ママ、一生覚えてるよ。

来世でも会えるかな。
ムギ、もし人間に生まれたら、ママの子供になってくれる?
大事にするよ。
次は絶対に、幸せにするよ。

お部屋に無理に入れないで、最初からガレージに、
小屋を置いてあげれば良かったんだよね。
そしたら、誰一人、傷つかなかったのにね。
ムギ、辛い思いさせて、本当にごめん。

ムギは悪くないよ。
すべて、ママの力不足だよ。



今日は夕方、5時に行ったら、ムギは留守だった。
呼んでみたが、ムギではなく、お姑さんが来てしまうので、
一旦部屋に戻り、
6時になって、また行った。

ムギ、帰って来ていて、ムギから声を掛けて来てくれた。
嬉しい!
玄関の柱のところに、番犬みたいに座っていた。

すぐに乗って来てくれた。
雨だけれど、ちょこっと表面が濡れてるだけだ。
タオルで何回も拭いた。

良かった、ムギ、会いたかったね。
会えて嬉しいね。

ムギはゴロゴロ・ぐふぐふ、と鳴いた。

おかかを食べて、また乗って、
次に、シーバを欲しがって、降りて座って、手から食べて、
ムギは軽く出掛けた。
すぐ帰って来ると思った。
ムギ、ママ待ってるよ、って声を掛けておいた。

しかし、そのあとに、お姑さんが出て来て、
玄関のドアを、ガッチャンバッタン、し始めた。
ああ、これでは、ムギは帰って来られない。
怖いよね。
わたしだって怖いもの。

ガッチャンバッタンが治まったら、
玄関内の照明をつけたり消したり。
勝手口も開けて、のぞかれた。

20分くらい待っていたが、ムギは戻って来なかった。

会えたのは会えたけれど、
まだ全然、ムギが足りてない。
もっとくっついていたかった。




明日から、車を点検に出すとのこと。
ムギのリビングは、車の後ろにある。
車があることによって、成立している居場所だ。

車がなくなれば、路地から一直線に、ムギのリビングは丸見え。
路地では、毎日、隣のマンションのガキどもが、
大騒ぎして遊んでいる。

そんな状態では、ムギとゆっくり過ごすことは、不可能だ。

近所の車屋に出して、数時間で終わるならいいのに、
親戚の車屋さんに持って行って見てもらうので、遠い。
だから、翌日か、翌々日しか、車は戻って来ない。

ムギと会えないと、
わたしの精神は、平衡を保てない。



新しいパソコンの使い方も、まだ飲み込めない。
夫に教えてもらうしか、方法はないけど、
夫の使っていないバージョンなので、
「俺だって知らないんだよ!」と、キレられてしまうのだ。

自力でやれるなら、なんだって、自分でやるよ。
やりたいよ。

相手の機嫌ばかりをうかがって、ビクビクして、
怒鳴られても、馬鹿にされても、どうすることもできない。

不満を言っているのではなく、
知らないことについて、教えて欲しいだけなのだが、
夫は夜10時を過ぎると、人柄が変わってしまうので、
わたしは、ご機嫌を損ねないよう、ビクビクする。

自分でやれないか、試してみたよ。
やれるなら、頼りたくないよ。怖いんだもの。

でも、無知なので、用語すら、理解できないのだ。
パソコンで検索しながら、色々やってみたけれど、
結局、できないまま、フリーズしてしまって、
何にもこなせない。

本当に悲しい。
夫のように、スペックの高い人には、
こういう劣等感、理解できないだろう。




22日から、松屋銀座で、「リカちゃん展」が始まった。
26日までのタダ券をゲットした。
行きたいのだが、もう何年も、一人で都心に出ていない。
行けるかどうか、わからない。

わたしは、まさしく、リカちゃん世代で、
わたしはすごくお人形遊びが好きだったのだが、
うちは、当然、すごい貧乏だったので、
リカちゃんは、買ってもらえなかった。

お友達の、ヒロミちゃんは、同じく一人っ子だったが、
裕福なおうちだったので、
離れみたいな自分の部屋があり、
リカちゃんはもちろんのこと、イズミちゃんも、ワタル君も持っていた。

毎週、土曜日に行って、借りて遊ばせてもらった。
うらやましかった。

うつ病になって、最初のころ、
どうやら、育ちにも原因があるとわかってきて、
母に、リカちゃんを買ってもらった。

けれど、だんだん、その存在が、うとましくなってしまい、
今は、引き出しに眠っている。

わたしに足りていなかったのは、リカちゃんではなかった。

母親から、やさしく愛されるという、ことだったのだ。




何もかもが嫌で、まだ、食器洗いも済んでない。

今夜は多分、寝られない日だと思う。

明日、カウンセリングだ。
前回、全然寝られなくて、キャンセルしたので、
今回は行きたいのだが、
調子が悪すぎて行けないっていうことが起きるんだね。

吐き出したいのに。

せめてまた、今夜、ムギに会えますように。
顔を見るだけでいいから、会えますように。

                                               伽羅moon3

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