« お姫さま・お坊ちゃま。 | トップページ | たった一言に救われる。 »

疲れてヘトヘト。

その日の疲れが、その日に出るとは限らない。

特に、わたしたちのような病気の人は、
一旦、頑張ってしまうという癖を持っている。
本当は許容範囲を超えているのに、
「やらねば」という意識が強く、結果、無理をしていることに気付かずに、
やりきってしまう。

そして、ある時、プツっと、こと切れてしまうのだ。
「こと切れる」状況を、健常な人には、理解してもらえない。
昨日までやれてたことが、今日、急に出来ないって、どういうこと?
と、思われてしまうのだ。

飽きっぽいと勘違いされることもある。
夫には、そう見えているようだ。

そうじゃないんだよ。
やらねば、と思って頑張るんだけれど、
自分に出来る範疇を超えてしまっていて、
それに気が付くのが遅くて、
結果、倒れたり、逃亡みたいに、なってしまっているのだ。


急に出来なくなったというより、
本当は、不可能な量を、もしくは不可能な種類のことを、
やってしまっていただけなのだ。


自分ですら、その見極めが出来てないので、
他の人に理解を求めても、無理だろう。



夫の出張は、精神的にこたえる。
留守中に、何かあったら、わたしがどうにかしなくてはならない。
けれど、金銭的にも、決定権がない。

夫の判断を仰がなくては、動けないのだ。

だから、夫が出張から帰って来ると、
わたしは、ドッと疲れが出る。

ちまの病院も、大変だった。
当日大変なのではなく、そこに至るまで、細かく記録をとり、
オシッコを採取できるように、一週間前から準備をし、
毎日、採取しては交換し、
体に異常が見られないか、じっと観察する。

そういう、経緯が、疲れの元になるのだ。
ムギを病院に入れた時だって、もう歩けないくらいに、
わたしはヘトヘトだった。

健常な人の、体の疲労とは、まったく別な、
精神的疲労が、激しいのだ。
そこを理解されたら、いいのになあ。

睡眠障害だって、辛いけど、何が辛いかと言えば、
理解されないこと、同感してもらえないことが、辛いのだ。
根性論を持ち出されても、困る。
それをやれない人間だって、いるのだ。




夕べは、ムギに会えなかった。
遠くから姿を見ただけで、昨日は一日、会えなかった。
寂しい。
ぐったりして、寝た。
午前中、トイレに起きて、ちまが、ママ起きた!とはしゃいだけれど、
全然足りなくて、ちまに、ママまだ寝るから!と言って寝た。

ヘトヘトなのだ。

ちまの病院と、夫の誕生日祝いを、無事に終えて、
疲れが出た。

自分が頑張らねば、という日は、疲れてしまうのだ。
これは多分、今後、一生このままだろう。

自分の親の世話を、いったいどうしたらいいのか、
途方に暮れる。

親がいなくなったあとの、家とお墓の始末を、
どうしたらいいのか、考えたくもない。
でも、息子に重荷を背負わせたくないので、
わたしが生きているうちに、どうにかしてしまわないと。

人口が減る一方のさびれた田舎の、
小さな土地と、築40年の家屋。
池のほとりにある霊園の墓地。
どうすりゃいいんだ?

考えるだけで、具合が悪くなるよ。




今日は、ムギは、パパに甘えたい日のようだ。

夫が夕方、わたしの部屋に来て、
帰ったら、ちょうどムギも外から帰って来ていて、
知らせをもらって、会いに行ったのに、
わたしの姿を見て、ムギはちょっと遠くに離れてしまった。

座って根気強く呼んで、来た、と思ったら、
直前で、やっぱりパパがいい、と思ったらしく、
くるっと車の前に行ってしまい、夫を待っていた。

また、根気強く待って、やっと来て乗ってくれた。

わたしの脚に、不安定に座って、ゴッツンコをしてくれた。
愛情表現だよ。
それで、おかかくれ!と言うので、あげた。

そのあと、長いパトロールに行き、
もう戻って来ないのかと諦めかけたら、帰って来て、
乗ってくれた。
なのに、何者かが来たらしく、
ムギはダッシュで走って行ってしまった。

警備についたなら、しばらくは帰って来ないから、
諦めて、部屋に戻った。
しょんぼり。
完全に、「ムギ不足」状態だ。

ムギは夜9時くらいに、またパパに甘えたそうだ。
パパの日だったんだね。

このあと、行くけど、会えるかなあ。
小屋にいてくれるだけで、いいんだけどな。

小屋が空っぽだと、ショックなんだ。

冬場は、幸い、小屋が暖かいので、居る確率は高かった。
それは、ムギを守ることにもなっていたと思うし、
会える確率も高かったので、わたしの気持ちも安定した。

でも、これから、暖かくなると、
小屋に入っていなければならない理由がないので、
会えない確率は増える。
寂しい。

お外なんだから、文句を言える筋合いにはないけど、
勝手だとわかってるけれど、
毎日、会いたい。
会って、安心したい。
お互いに、愛情をチャージし合いたいのだ。

                                            伽羅moon3



 いつもお読みくださり応援ありがとうございます。クリックお願いしますclover

|

« お姫さま・お坊ちゃま。 | トップページ | たった一言に救われる。 »