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無感情は怖い。

カウンセリングに行って来た。

前回、体調不良で休んだので、一ヶ月ぶりだ。

お正月あけのカウンセリングで、
わたしは多分、「かもめの玉子」事件を、話している。

そのあとも辛さが消えずに、
無理を言って従姉に会ってもらったのだから。

でも、その両日とも、
「かもめの玉子」事件は、
わたしの心の一番奥の深い穴に入れられ、
重たいフタがされていた。

だから、サラッと、話しただけだった。

でも、聞いたほうの人は、
すごくひどい話だと感じて、
従姉にあたっては、思い出して一人憤っていてくれたらしい。

前置きをして、あらためて、
カウンセラーさんに、詳細を説明した。

息子が使った言葉も伝え、
それらの単語から、わたしは息子の行動を理解し、
おばあちゃん、きっと喜ぶね、と、
二人で嬉々として帰省したのだ。

それが、あのざまだったわけだ。

説明しながら、感情が高ぶってきて、
涙が出てしまう。

自分にされたことなら、
もう慣れているし、我慢もできる。
でも、純粋な息子の心を踏みにじったことは、
どうしてもどうしても許せないんです、と
わたしはぼろぼろと泣いた。

おかしいですか?
わたし、過敏すぎますか?
カウンセラーさんに聞いてみた。

するとカウンセラーさんは、
お母さんが異常です。あなたはおかしくない、と言ってくれた。

わたしは、二度にわたって、母に抗議をした。
でも、聞いてはもらえなかった。

これ以上揉めると、
父も黙ってはいないし、
争いごとが大嫌いな息子が、更に傷付く、と思い、
わたしは必死にこらえた。

わたしを無視して、
母は三回目の、「これは、明日持って行き。」を、
息子に言い放ったのだ。

息子は、静かに、ただ、「うん。」と答えた。


守りきれなかった。
守ってやれなかった。

わざわざ盛岡で買って、新幹線で持って帰って来て、
それをまた、新幹線に乗って、持って行ったのに。
おばあちゃんが喜ぶと思ったのに。

カウンセラーさんは、
「息子さんは、あなたが息子さんを守ろうとしたこと、
充分にわかっていますよ。」
と言ってくれた。

結果がこれでもでしょうか?と尋ねたら、
結果がこうであっても、
その場で反論してくれたことは、彼の人生の力になります、と
言ってくれた。

わたしは声をあげて泣いて、
過呼吸を起こしそうになった。

ご自分が辛かったのに、
そうやって息子さんの心を守って生きてきたことで、
息子さんが立派な大人になったんです。
あなたがなしてきたことは、大きいですよと言ってもらえた。

息子には、いっぱい辛い思いをさせた。
離婚も、貧乏も、辛かったに違いない。
息子には何の落ち度もないのに、
恨み言を言われたことは一度もない。


年明けに話した時、
こんなにひどい話なのに、なんで感情がないんだろう?と
カウンセラーさんは、心配していてくれたそうだ。
あんまりだ、と彼女は感じたのに、
当のわたしが、無表情でさらさらっと話したらしいのだ。

無表情って、実は一番怖いかもしれない。

気絶した理由は、これでしたね、と言われた。
相当のショック状態だったのだろう。

でも、帰省したばかり、ほんの数分しか経ってないときに、
起きた事件で、
ここで揉めてしまえば、
この帰省の意味がなくなる。
揉めることを、息子は喜ばない、と判断して、
こらえたのだ。


いくら息子が諦めていても、許していても、
わたしは、一生許さない。

けれど、母にわかってもらうことは不可能なので、
今後、もうそれには触れないほうがいいとのこと。

カサブタがはがれて傷口から流血する。
傷付くのはあなたなんだから、
思い出して悔しくなったら、何回でもここで聞くので、
ご両親には言わないほうがいい、とアドバイスされた。

それは、わかる…。

一年半、帰省しなかったことで、
もう禊は終了したと、母は勝手に思っている。

よくもまあ、さらにひどい思い出を作ってくれたものだ。

どうしてそんなひどいことができるのか、
わたしには、理解ができない。

わたしは、息子にもらったもの、
お嫁ちゃんにもらったものを、
すごく大事にしている。
飾ってあるものも多くあるし、
時々取り出しては、眺めて思い出すものもある。

人の気持ちを、何だと思っているのだろうか。
なぜ、息子の愛情を踏みにじれるのか。
わたしが大事に大事にしてきた息子の心。


理由があって、母のところに生まれたのだろうとは思うが、
断ち切れるものなら、切ってしまいたい。

でも、父のことは好きだし、
父の話は聞きたい。

もう自力では、どうしようもない。
無力感で一杯になる。


ちまの調子が悪い。
今夜もまた、吐いてしまった。
色々工夫しているのだが、結果が出ない。
猫は吐きやすい生き物だとよく書かれているが、
吐くのは辛いし、見ていても辛い。

アレルギーのお薬をもとに戻し、
おでこの傷には、オロナインを塗った。

いろいろ、心配事が絶えないが、
それでも、こうして暮らせていることは、とても幸せに思う。

夫には感謝している。

                                            伽羅moon3




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