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終わらない痒み。

去年、ちまが生まれて初めての下痢をして、
なかなか状態が改善しなくて、
とうとう、避けていた、苦~い薬を飲むことになった。

オブラートでくるんで、
お砂糖をお湯で溶いたものにひたして、
いわゆる、「糖衣錠」を作り、
ウェットの餌に、混ぜて与えている。

最初はうまく行ってたのに、
ある時、気が付かれてしまい、残されるようになった。

夫が、一番お腹が空いているときのご飯をウェットにしたら、と
提案してくれて、
今はわたしが起きた時の、空腹時のちまに、
お薬入りのウェットを与えている。

残されてしまうことも、たまにはあるが、
大体うまく食べてくれている。
ウェットをほぐしすぎないとか、
10秒だけ温めるとか、
すごく面倒だが、全部ちまのため。

ちまは、避妊手術を受けて、お腹を剃られたあと、
毛が生えなくなってしまい、
お腹がずーっと、丸ハゲのピンク色。
サバトラ&白という柄なので、
乳牛をイメージしてもらうとわかりやすい。
そう、お腹もたるんでいて、まさに乳牛みたいな感じ。

アレルギー持ちで、痒みがあって、
自分で、お腹や、内ももをザリザリと舐めてしまい、
ところどころ、血がにじんでいるくらいだった。

それで、ステロイドをずーっと飲み続けてきているのだが、
去年、苦いお薬に慣れたころ、
一時的に、お腹に毛が生えて、
吐くことも激減した。

それで、では、ステロイドを減らす方向で、
という治療方針になり、
この1月から、ステロイドを半分の量にした。

それが、ダメだったようだ。

また、吐く頻度が増えてしまった。
せっかく生えたお腹の白い毛は、
見るも無残になくなって、またピンクのお腹に。

見ていると、寝ている時以外は、
ちまは、ほとんど、脚を上げて、
お腹や内ももを、舐めている。

目の上も、痒くて自分の後ろ足でカキカキしたのか、
傷が出来て、周りがハゲてしまい、
それが両側に増えてしまった。

もうだめだ、ステロイドは、もとに戻そう。

ごめんねちま、痒い思いさせちゃって。

痒みとは、終わりのない、例えようのない辛さを伴う。

痛みには、何らかの方法で、終わりが来る。
気を失うか、最悪は、死に至る。

痒みでは死なない。
でも、終わらない痒みは、異常に辛いのだ。

わたしもアレルギー持ちだが、
うつ病の一症状で、「痒み」が強烈に出ていた時期があった。

手足が、鉛みたいになってバッグも持てない。
仕事帰りの電車で、座れなければ、
鞄を床に置いて、足で挟んで立っていた。

ろれつが回らなくなり、営業トークが出来なくなる。

お客さんの顔を覚えられなくなる。

様々な弊害が出ていたが、
痒みの症状は、本当に辛かった。

帰宅して、着ているものを脱ぐと、
途端に、全身を痒みに襲われるのだ。

手が届くところはかきむしって血まみれ。
背中などは、「孫の手」の角でガリガリ狂ったように掻いた。

下着にしていたタンクトップが、毎日血まみれだった。

思い起こせば、
わたしは少女期からずっと、うつ病の症状が出ていた。

学校が、辛かったのだ。
給食を吐いたり、
全身にじんましんが出たことがたびたびある。

働き出した時も、
喉に何かが詰まっていて飲み込めず、苦しくて、
耳鼻咽喉科に行ったこともある。

離婚した時も、引越しした当日、一日だけ休んで、
あとは仕事に行っていたので、
多分、無理がたたって、
数ヵ月後に、全身にじんましんが出て、
あとはどうにも起きられなくなって、
一ヶ月くらい、休んで、寝て過ごした。

思えばあれも、「うつ」だったのだ。

今は、喉が苦しいのも、
それがうつ病の一症状だと知られているが、
昔は、少々具合が悪い程度では、
学校を休ませてはもらえなかった。

学校と教師が、絶対だったのだ。

だから、学校で、何か理不尽なことや、辛いことがあっても、
家で話すことなんて不可能だった。
二重にまた叱られるだけだからだ。

ひたすら耐えるだけの日々。

わたしの人生、
やっぱり、今の生活が、一番性に合っていて、
幸せだと思う。

集団で行動が出来ない気質なのだ。
人と密着するのも、無理なのだ。


うつ病初期の痒みは壮絶で、
帰宅してから、30分くらい、全身をかきむしってからでないと、
家事に取り掛かれなかった。
血を見るほどかきむしると、
しばらく、放心してしまうのだ。

だから、ちまが延々痒みと闘っているのが、
辛いことがわかる。
お薬、飲もうね。
痒みは辛いよね。
ずーっとお腹ばっかり舐めてるもんね。

夫に相談して、ちまの行きつけの病院に
電話で相談することにした。

わたしは、痒いのが怖くて、
ずっと長く、アレジオンというアレルギー薬を飲んでいたが、
肝臓の数値がかなり悪くなった時に、
精神科の主治医と相談して、
アレジオンをやめたのだ。
勇気が要ったが、
結構、肝臓にとって負担になる薬だし、
精神科のほうの薬を減らせる状態ではないからと言われた。

幸い、今は、たまにしか痒くならない。
働いている時みたいに、
きちんとした服装をしていないからでもある。
ゆるっとしていれば血行を妨げず、
脱いだ時の強烈な痒みは出にくい。


明日は、胆のうを摘出した病院に行く。
すい臓がしくしく痛むので、診てもらうのだ。
頑張って朝に起きる。

                                            伽羅moon3




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