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会えて嬉しいね。

昨日の夕方は、
夕飯の下準備もして、
万全の体勢で、ムギに会いに行った。

一時間くらいは一緒に過ごすつもりでいつも行く。

ムギは小屋に居て、
待ちわびていてくれたらしく、
ことさら喜んで鳴いて出てきた。

ゴッツンコしたり、
鼻チョンしたりして、
「会えたね、会えて嬉しいね!」って、
ラブラブした。

草の実を身体から取ってやり、
ウェットシートで身体を二回拭き、
ブラッシングして綺麗にして、
それから、脚に乗っているムギに、
毛布を掛けてやり、まったりした。

ところが、その直後に、
お姑さんが出て来た。

夕方、意味も無く、家から出て来て、
何回も郵便受けを見たり、
勝手口を開けてわたしを見て、話しかけてくることもある。
ムギが緊張するので、来ないで欲しいのだが、
防ぐ手立てはないので、
どうすることもできない。

昨日は、もう、正気を逸していて、
ガレージある物置小屋の戸を、
開けようとしていらした。
もちろん、鍵がかかっている。
お姑さんにはもう、どれがどこの鍵かがわからない。

なので、一本ずつ、違う鍵を玄関から持って来て、
物置の鍵穴にガチャガチャやる。

開かないと、違う鍵を持ってくる。
それを何回か繰り返す。

ようやく開くと、何かを取り出すのか?と思ったが、
用事はないらしく、
また違う鍵を持って来て、
今度は閉めようとしている。

わたしは車の後ろにムギを乗せて座っている。
姿は見える位置だ。

けれど、わたしのことは視界に入らないようで、
ブツブツ言いながら、ひたすら、ガチャガチャやっている。

とうとう、ムギが耐え切れず、
脚から降りて、
小屋の奥のほうに引きこもってしまった。
ムギも、おばあちゃんが、怖いのだ。

数日前は、ムギを乗せている姿を見に来て、
「あら、なついてるの?
わたしが毎日行っても、いつも逃げちゃうのにねえ。」
と言われた。

逃げちゃうんだから、
逃げちゃうってわかってるんだから、
行かないで欲しい。
ムギの居心地が悪くなる。

でも、夫は、「ムギのところに行くな、と言うと、
逆に、ムギのことがインプットされてしまうので、
言わない。」という方針。
記憶が続かないのだから、仕方がないのだ。

どうすることも出来ない。

お姑さんが、飽きて、家に入ったあとは、
玄関内の明かりをつけたり消したり。
なので、もう、ムギは出てくることが無く、
小屋の中でシーバを食べる、と言うので、
小屋にシーバを差し入れてやった。

それで、夜また来るから、待っててね、と
声を掛けて、帰った。

でも、夜中、会いに行ったが、
ムギは留守だった。
夫にもらった夕飯が、手付かずで残っていた。

呼んで、しばらく待っていたが、
帰って来ない。
以前は戻って来てくれることがあったのに、
今は、居ない時に呼んでも、帰って来てはくれない。

すごく悲しい気持ちで部屋に戻った。
夕方、ほんの10分、一緒に居られただけなので、
お互いに全然足りてない。
愛情不足だ。

夫にメールして、朝のムギの様子を教えてくださいと頼んだ。

朝は、小屋に帰って来ていたが、
出て来なかったそうだ。
でも、帰って来たんだ、良かった、と安心できた。

昨日会えなかった分を挽回しようと思って、
今日は16時に行ってみた。
ムギは留守で、
朝、夫にもらった餌がそのまま残っていた。

17時にまた行ってみた。
まだ帰って来ていない。
大声で呼べば、ムギではなく、お姑さんが出て来てしまうので、
呼ばなかった。

その代わりに、小屋の屋根を開けて、
中のドームベッドの、防寒を強化した。

11月の、雪の前に、真冬仕様にしたのだが、
一回確認したいと思いながら、
なかなか出来ていなかったのだ。

ドームベッドには、ひざ掛けが掛けてあるが、
部屋からバスタオルを持って来て、
もう一枚、かぶせた。
特に北側にしっかりかぶせて、
冷気や北風が入らないように、
工夫した。

去年より、グレードアップだよ。

そして一回戻って、
次は18時過ぎに行ってみた。

ムギ、帰って来ていた!

ムギちゃ~ん!

嬉しい、やっと会えた!

ムギは小屋に入っていて、
わたしが座ると、にゃ~と鳴いた。

ムギ、お帰り。
ムギ、元気? 大丈夫?
にゃ~と鳴いて、大丈夫とのこと。

おもむろに出て来て、
脚に乗ってきてくれた。

ムギ、やっと会えたね。
嬉しいね。

身体を拭いて、ブラッシングして、
毛布でくるんだ。
北風が冷たい。

わたしはネックウォーマーをして、
帽子もかぶり、
手の甲までをかくす、指だけ出る手袋もしている。
完全防備。

ムギがもういいって言うまで、一緒にいようね。

ムギはずっとゴロゴロ言いっぱなし。
うんうん、そうだよね、嬉しいね。
ママもムギに会えて、ゴロゴロだよ。

途中、おかかを欲しがって一回降りたが、
また、今度はこっち向きに乗ってきて、
ただただ、くっついて一緒に過ごした。

わたしの脚に乗り、
わたしの手に、アゴを乗せている。

何も話さない。
小さく、身体をとんとんしているだけ。
くっついて、お互いに、愛情をチャージしている。

大体、一時間ぐらい一緒に過ごすと、
お互いに、納得する。
ムギが離れるのを嫌がって、
ふううぅうん!と鳴くこともあるけれど、
ほぼ一時間ぐらいで、チャージができるようだ。

今日も、降りて、シーバを食べたいというので、
手から一粒ずつ食べ、
それから離れて行ったので、
わたしも帰ることにした。

ムギはアヤメの鉢にたまったお水を飲んでいた。
ちゃんとお水の容器はあるのだが、
「だし」がいいらしく、いつもアヤメの鉢の水を飲んでいる。

夜また来るから、待っててね!と約束した。

今日はお姑さんは正常らしくて、
珍しくリビングの窓のシャッターも降りていたし、
洗濯物も取り込んであったし、
玄関の外灯もともっていた。
邪魔されずにムギと過ごせて、良かった。

このあと、また会いに行くけれど、
居てくれたらいいな。
夜中は、ただ小屋にいてくれさえすれば安心だ。
風が防げるから、寒さからは守られると思うのだ。

ただ、気力や愛情も必須だから、
会いに行く。
お互いのためにだ。

                                           伽羅moon3




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