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複雑なきもち。

水曜日、ゆっくりたっぷり寝て、
自分のために体にいい食事を作り、
いい一日を過ごした。

こうやって養生すれば、不調も治るのでは?と思った。

けれど、今日起きたら、
明らかに、すい臓が、痛い。

すい炎になったから、痛む場所は覚えている。
そこがシクシクと痛い。

これは放置はできないなあと思い、
胆のうの手術をした病院に電話をかけて、
担当医の予約をお願いした。

けれど、いい先生なので大人気らしくて、
一番早くて、2月の7日にひと枠、と言われた。
なので、とりあえずそこを押さえて予約をした。

それまで、この、シクシク程度なら、何とか普通に暮らせるが、
もし急に痛みが激しくなったり、
腫れてきたりしたら、
突撃で行くしかない。

アルコールも断って、
コーヒーですら一日一杯しか飲まず、
揚げ物は買わないようにして、
食事には気をつけているので、
これ以上、やれることはない。

ただ、お正月に帰って来たときに、
ストレスで過食行動が出てしまい、
ものすごい量のパンや甘いものを食べたので、
それがいけなかったかもしれない。

実家にいる間中、
食欲がなくて、あまり食べられなかったのだ。
自分のうちに帰って来て、
狂ったようにパンを食べた。

仕方がない、しばらく、この「シクシク」さんと付き合う。


来月、ムギにワクチンを打たなくてはならない。

去年は、3月中旬まで、浴室に入れて
保護していたので、
ワクチンを受けてから、外に返したのだ。

今年からは、
ムギを捕獲して、病院に連れて行かなくてはならない。

失敗は許されない。
ムギは臆病だし、頭のいい子だから、
一回失敗したら、次はない。

ワクチンのあと、去年は熱を出したので、
様子を見たいのだが、
もう、浴室に保護することは、したくないのだ。

あそこに入ったら、ムギだって、
もしかしたらお部屋の子になれるかも?って
期待する。

なのに、また、外に返されてしまい、
人間の身勝手さに、ムギは怒って、
わたしを何ヶ月も拒絶したのだ。
ムギは、心が傷付いたのだ。

だから、もう、浴室には入れたくない。

そうしたら、夫が、病院に入院させればいい、と、
すごい名案を思いついた。
そうだ。そうだよね。
病院なら、ムギだってわかるから、仕方がないと思うだろうし、
誰のことも恨まないもんね。

そうしよう。

一泊で、「ドック」コースというのがあり、
血液検査、尿検査など色々やってもらえるコースがあるから、
それがいいね、と決まった。

ただ、それは、予約制なのだ。

予約を取った日に、
必ずムギを捕まえられるかどうか、それがわからない。
けれど、どうしたら確実に捕まえて連れて行けるかを、
夫と綿密に相談した。

失敗は許されない。
でも二人で行くとムギは逃げてしまう。
一人は家に隠れていて、
一人が捕まえて、合図とともにキャリーを出して来る。
そうするしかない。


ムギは野良猫たちと戦って噛まれてたから、
ひょっとしたら、病気に感染したかもしれない。

でも、もしそうだとしたらさ、
じゃあ、なにがしてやれる?
夫にそう聞かれて、わたしは何も答えられなかった。

もちろん、一番いいのは、家に入れて、
ちまと3人で仲良く暮らすことだ。
それが叶うなら、そうしたい。

でもうまくいかないのだ。

毎日ちまはシャーシャー怒ってムギを叩き、
ちまの黒かった背中に白髪がどっと出た。

ムギはハゲができた。
毎日毎日、してはいけないところで、
わざとじゃあじゃあとオシッコをした。

あんなに可愛いと思って部屋に入れたのに、
ムギを可愛いと思える気持ちを失い、
わたしはノイローゼになった。

ダメな、本当にダメなママなのだ。

いくら吐かれても、オシッコされても、
床じゅうにペットシーツを敷き詰めて、
一緒に暮らしてる人だっているのに。

わたしが至らないばかりに、
ムギを苦しめた。
ムギだけでなく、ちまにも、夫にも、
辛い思いをさせてしまった。

全部わたしのせいなのだ。

何かに感染していても、
ムギを捕まえて点滴してやることもできないし、
薬を強制的に飲ませることも出来ないし、
結局、何もしてやれないのに、
ドック受ける意味があるのか、という話になり、
結論は出せなかった。

とりあえず、日程を組んで、ワクチンは受けさせる。
じゃないと、急な病気や怪我のときに、
診察してもらえないからね。

最近のムギは優しい。
わたしたちが、いじりすぎて、やめて欲しい時、
以前なら噛んだのだが、
今は手をぎゅむーっと押し返して、
もうやめてね、と意思表示する。

それに、抱っこしていると、時々舐めてくれる。
心が穏やかなようで、それはわたしたちも嬉しく感じる。

身体を拭くとき、お腹ちゃんもね、と言うと、
ちゃんと自分でお腹を見せてくれるのだ。
不自由な足なのに、頑張って体勢を変えてくれる。
言葉がちゃんと通じている。

気に入らないと、ぷいっ!って横を向く。
ムギは感情豊かで、可愛い。

可愛い、いとおしい、という気持ちをなくしたくない。
ムギが寒いのに、外の小屋で頑張っていてくれてるんだから、
わたしも頑張るよ。

ドックの件、気持ちは複雑だが、
可能なことは、やっていくしかない。
感染してないことを祈るばかりだ。

                                             伽羅moon3




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