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迂闊だった。

昨日の夕方、
ムギが吐いた箇所を掃除した。

そのために、ムギはまだ抱っこされたかったのに、
わたしが帰ってしまったので、
ムギは機嫌を損ねていた。

置いておいた餌は、シーバのほうしか食べてなくて、
夜中、ムギは留守だった。

呼んでも呼んでも、帰って来てくれなかった。

ムギは感情が豊かで、
怒ったり、すねたりもする。
機嫌をそこねると、プチ家出をする。

夕べ、会えなくて、悲しくて、
わたしは部屋に戻って、you tubeを見て、
気分を紛らわせてから寝た。

起きて夫からのメールを読んだら、
朝はムギはちゃんと帰って来ていて、
夫を呼んだそうだ。
抱っこもされて、土手に登って草を食べてたとのこと。

安心して、さらにそこから一時間、寝てしまった。

起きた時に調子が悪くなかったので、
夫に予定を聞いたら、何もないとのことだったので、
夕飯どこかに行こう?と誘ってみた。

インフルエンザになったりして、
久しく、一緒にご飯してなかったからね。
すぐ、OKの返事が来た。

ムギが小屋にいるらしかったので、
昼間、会いに行った。
小屋にちゃんと入っていて、
喜んで、出て来て乗ってくれた。

その乗り方も可愛くて、
上半身を、わたしの脚に直角に預けるのだ。
好きにして~って。
くた~って。

で、わたしが抱き上げて、脚の上に納める。
しっとりとムギはおさまる。
ちょうどいい重さ。

身体を拭いてやり、ブラッシングして、
ふんわり毛布を掛けた。

あとは、頭を撫でたり、シッポをいじったりしてるだけ。

途中、降りて座って、「おかかくれ!」と鳴くので、
小皿でおかかをあげて、
食べ終わると、また乗って来る。

そのまま、延々、ただ乗って、一緒に過ごしているだけ。
ムギはその時間を、すごく大事に思っている。


しかし、夫が、早めに出かけたいというので、
そろそろムギに降りてもらわないと。

毛布をはいで、「ムギごめん、ママ、出かけるからさあ。」
と言ってみる。
無視。

「ムギ、あのね、ママね、パパとお出掛けするから、降りてくれる?」
と言いながら、身体をゆする。
無視。

うーん。
困ったなあ。

そうだ、夫の必殺技を使ってみよう。

ムギを抱き上げて、胸にしっかりと縦に抱いてみた。
赤ちゃんを抱きしめるみたいに、
きゅうって、軽く抱きしめてみた。
この試みは、初めて。

ムギ、しばらく抱っこされていたが、
降りようとしたので、その隙に、と思ったら、
また脚に乗って、
手でわたしの脚をつかんだ。

ああ、ムギちゃん、ごめんよ。
ずーっとこうして一緒に過ごしたいよね。

ムギごめん、って言いながら、
ムギをはがして、小屋に入ってもらった。

お詫びに、シーバを差し入れたが、
ムギはあきらかに、ムッとしていた。


夫と居酒屋に行き、
時間が早いので、カラオケにも行った。

いつもはわたしがほとんど歌ってるのだが、
夫がデュエットを会得したいと言うので、
何曲か入れて一緒に歌った。

夫とは、付き合っている当時、
居酒屋のあと、だいたいカラオケに行っていた。

その当時は夫は焼酎を飲んでいたのだ。
いろんな種類の焼酎を、わたしにも飲ませてくれた。

カラオケが終わった後、新しく駅ビルに入った、
成城石井を見て、ナッツを買ってもらった。
ナッツが大好きなんだけれど、高いので、
自分ではなかなか買えない。



帰りにムギのことを話していて、
吐いたものが、茶色だったのは、普通じゃないよねと
夫が言った。

…確かにそうだ。
吐いてあったのは、黒々とした液体だった。
新鮮な草が混じっていたので、下痢ではない。

吐くなら、透明か、せいぜい、黄色までが許容範囲だ。
茶色は、おかしいではないか。

子供を育てたことがあるのに、
なんでそこに気がつかなかったのだろう!

吐いてある様子を写真に撮って、夫にメールで送り、
これを掃除していいか?と聞いたら、
よろしく、と返事が来たので、掃除した。

夫に見てもらったほうがいいと思ったので、
写真を撮ったのだが、
夫は昨日は飲み会で、
せっかく楽しく飲んで帰って来るのに、
嫌な作業をやらせては申し訳ないと思って、
掃除しとこうか?と聞いたのだ。

写真じゃなくて、コットンで、
液体を採取すべきだった。

迂闊だった。

ネットで調べたら、茶色いものを吐くのは、
正常の範囲内ではないと書いてある。

吐血だったら、潰瘍が出来ているかもしれない。
便が出ているかを確認できないから、
腸が詰まっていることだって考えられる。

失敗した。
夫に実物を見てもらったほうが、って思ったんだから、
そうすれば良かったのに。

爪とぎの座面だったので、
水をかけて、デッキブラシでガシガシこすって、
洗い流してしまった。

ムギの食欲は、ちょっと落ちている。
秋に、もりもり食べるようになったので、
そこから比較すると、落ちたというだけで、
普通には食べている。

けれど、茶色いものを吐いたのは事実なので、
気をつけて様子を見てあげなくては。


帰りに、夫がわたしの部屋に寄ったが、
肩と首を揉んであげたら、
すんなり、帰ってくれた。

だから、楽しい夜だった。

いつも、スタートは楽しいのに、
酔うと、本音をボロボロ喋る夫にカチンと来る。

帰りにいつもわたしの部屋に寄りたがるのだが、
絶対にすぐ寝てしまうのはわかっていて、
寝てしまったので、「起きて帰って。」と言うと、
不機嫌になり、嫌だ、帰らない、と
駄々をこねる。

それで、せっかくの楽しかった時間が、
全部帳消しになってしまうのだ。

すんなり帰ってくれたら、
楽しかったね~って終われる。
これからも、こうだといいのだけれど。


ムギを無理やり脚から降ろしたので、
ムギは気分を害して、出掛けてしまっている。
今夜も会ってくれないかもしれない。

ムギは繊細だから、気難しいよね。
どうか、重篤な病気じゃありませんように。

                                            伽羅moon3




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