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嵐の夜は。

今日はやたら暖かくて、
コートが要らないくらいだった。

風がすごく強くて、街では自転車が倒れ、
看板が走り、
いろんなものが空中を飛んでいた。

郵便局に用事があって行き、
コンビニで夕飯とデザートを買い、
ドラッグストアに行った。
木曜日は、ポイントが5倍なのだ。

そこで、洗剤やら袋やら、
ちまのウェットフードやら、買い溜めした。

これで2ヶ月は大丈夫。

大きな荷物を抱えて、ひーこら帰って来た。

汗をかいたのでシャワー。
買ってきたものを、頭で反芻する。

そこで気が付いた。
コンビニで買ったものを、持って帰って来てない!

どこ?
どこに忘れた?

そうか、レジ袋のまま、自分のエコバッグに移して、
ドラッグストアのショッピングカートに、ぶら下げたのだ。

そのまま買い物して、カートを返却して、
帰って来てしまった。

シャワー途中で、びしょ濡れのまま、
慌ててドラッグストアに電話をかけた。

エコバッグに移したことが幸いした。
レジに、届けてくれた人がいたのだ。
もしくは店員さんが見つけてくれたか。
特徴的なエコバッグだったので、説明が一致して、
ちゃんと保管してありますよ、って言われた。

良かった~。
ちょっと贅沢して、モンブランも買っちゃったから、
失くしてたらショックだもの。
エコバッグ、ラッキーだった。

シャワーして、また出かけて、受け取ってきた。

それから、明るいうちに、ムギに会いに行った。

風がものすごくて、色んなものが飛び交って、
ガレージにも色んなものが転がっている。

ムギ、怖いだろうな。いるだろうか。
小屋にいなかったので、2~3回、小さく、ムギ!と呼んでみた。

すると、すぐに返事があって、ムギが出てきた。
やっぱり、すごく怯えていて、
完全に腰が引けている。
シッポもオマタに挟んでいる。

ムギ、おいで、大丈夫だよ。
ムギはやってきて、わたしにぴたっと寄り添った。
うんうん、わかるよムギ、怖いね。
いろいろ転がってくるし、色んな音がするもんね。

しばらく撫でていたら、脚に乗ってきた。
ウェットシートで体を拭き、
ブラッシングした。
ツヤツヤになった。

暖かいので毛布は無し。
ずっと、体を優しく撫でた。
時々振り向いて、にっこりしてくれる。

この、「にっこり」した顔の写真を、
他の人に見せると、
全員が、「笑ってる!」とびっくりするのだ。
ムギ、完全に、にっこりしているのだ。

スマホじゃないから、その一瞬をなかなか撮影できないけれど、
ムギの「にっこり」は、世界一可愛い。

おかかを要求。
また脚に乗る。
カリカリを要求。手から食べる。
そして、気力をチャージして、ムギは出かけて行った。

そのあと雨になり、風が強いので横殴りになるという予報。
夫が帰宅する前に、降り出してしまうかもしれないので、
小屋の前の敷物と、
人間用座椅子を、ビニールに入れて保護した。

夜になって、すごい雨になった。
夫にメールして、わたしは今夜は行かないから、
小屋に餌を入れておいてもらった。

雨なのに、ムギは留守だったそうだ。

こんな時こそ、小屋に入っていてもらいたいのに…。

先日、大雨の夜、ムギが気がかりで、
夜中に様子を見に行った。

ムギが小屋に入っているのが見えた。
良かった、と思ってすぐ帰ればよかったのに、
声をかけて近付いたら、ムギがびっくりして、
小屋から飛び出して行ってしまったのだ。
本当に失敗した。

せっかくちゃんと小屋に入っていたのに、
わざわざ、驚かしてしまい、
雨の中、ムギが飛び出して行ってしまったのだ。

もう、あんな酷いことはしない。
嵐の夜、どうしているか、気になるけれど、
行ったところで、救ってやれるわけでないなら、
いっそ、行かないことだ、と決めたのだ。

もちろん、脚に乗っているのだから、
そっと捕まえてネットに入れて、
お風呂場に保護することはできる、と思った。
ムギだって、お風呂場が、完全に安全だと知ってるから、
お泊りするときは、
仰向けになって、いびきをかいて、爆睡する。

でも、具合の悪いとき以外は、それはしないと決めた。

ムギだって、家に入れられれば、
このまま家猫になれるんじゃ?って、きっと期待する。
でも、翌日には、またお外に出されてしまう。
なんなんだよっ!って、怒る気持ちになると思うのだ。

保護したいと思うのは、人間側の、自分勝手。
単なるエゴ。
ムギの気持ちを考えているとは言えない。

だから、気軽に保護することはしない。

怪我をしたとか、具合が悪いとか、
ワクチンを打ったので一日経過観察をしなくては、
という時だけにする。

嵐の夜は、お互いに、我慢だ。

ムギは外猫なんだから、濡れない場所はちゃんと知っている。
今夜は寒くないし、
きっとどこかで凌いでいる。

できれば小屋に入っていてもらいたいけれど、
それも、ムギの自由。

嵐の夜は、辛いね。
ムギも辛い。
でも、ママも辛いよ。

明日は晴れるから、パパにもいっぱい甘えなね。
ムギが濡れていませんように。

                                           伽羅moon3




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