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一回振り切る。

イジイジと悩んでいたのだが、
今のこの鬱状態が、想定内の出来事なんだとわかって、
もう、開き直ってみよう、と思った。

一回、振り切ることにした。

責められることばかり恐れていて、
中途半端に寝て、中途半端に起きて、
心も体も不調で、
何も成し遂げられない日々。

寝たくなるまで起きていて、
セロクエルをあらかじめ2錠足して飲み、
明け方眠った。

もういい、と思うまで寝ようと思った。

ただし、ちまが空腹になるので、
アラームはかけた。

結局、アラームで起きた。
久しぶりに、よく寝た感じがあって、
心なしか、気分も楽になっていた。

黙ってそばにいて待っていたちまに餌をやり、
自分もパンを食べて、
夫が留守なので、ムギのところに行った。
ムギは留守だった。

わたしは、今の夫と再婚するときは、
既にうつ病と診断されており、
かなりのことが、出来なくなっていた。

逆に、やりすぎて潰れることも多々あった。

夫の家に来るまでに、
きちんと色々整理してから来たかったのは山々だが、
なにせ鬱状態だったので、
過去を振り返ることがしんどくて、
とりあえず、持って行き、
あとでゆっくり処分すればいいやと思っているものもあった。

初婚時のアルバムなどがその大きな例だ。

新婚旅行のアルバムまでは、処分できた。
それは、写っているのが二人だからだ。
ためらいなく破り捨てられる。

けれど、結婚式の時の写真には、
親や、親戚や友達も写っているし、
もうどうしたらいいかわからす、
そのまんま、持って来て、
夫の書斎の棚の、一番上に収納して、
以来、一度も、見ていなかった。

アパートに越す時、母屋から全部は持って来ず、
収納力の大きい、母屋の書斎や、和室の押入れに、
色んな物を残したままになった。

それらを、処分せねばと思い始めている。

先週、夫が書斎に居るときに、
棚の一番上を見せてもらった。
結婚式の時の写真アルバムが数冊あって、
色んな意味で、気分が重くなった。
これをどうにかしなくてはならない。

その作業が、とてつもなく、憂うつだった。

また元に戻してもらった。
すると夫が、癇に障ったのか、
いきなりキレて怒り始めた。

「何をそんなに怒っているの?」と冷静に聞いたら、
パッと話題を変えられた。

殴られて逃げられた感じ。

でも、わたしの物が中途半端に自分の部屋にあるのが、
きっと不愉快なんだなあと思い、
アルバムを引き取って来た。

いっぱい寝たので、気力が萎えないうちに、
やってしまおうと思って、
写真を全部はがして、
相手方が写っているものはすべて破り捨てた。

亡くなった伯母や叔父が写っているので、
親族写真は半分に切り取って残した。
自分の花嫁姿を破るのは平気だが、
親族までは破りにくかった。

やってみると、そんなに大変な作業ではなかった。
今まで、これをやれるという気持ちになれなかっただけなのだ。
3時間くらいで処分し終わった。

来月の15日に、胆管の管を抜く。
一泊入院する。
内視鏡で入れたものなので、
内視鏡で抜くしかないそうだ。

ゆううつ。

管を入れたときに、膵炎を併発してしまった。
すごく苦しかった。
だからこの「一泊」とは、
膵炎を発症しなかったら、という一泊なのだ。

夫にもそれは伝えてあったし、
そもそも、その前後の週は、夫が出張を入れていたので、
その週を選ぶしかなかったのだ。
悪くすれば数日入院になるかもしれない覚悟は必要だ。

ところが、先ほど夫がやってきて、
その日、富山への出張が決まったと言う。

その週は、念のため、出張を入れないようにするって、
夫から言ってくれていたのに、
わざわざその日になってしまったらしい。

泊まるかどうするか、悩んでいるらしい。
へえ。
悩むんだ。
帰って来ようとは思わないんだ。

ふーん、ってわたしは聞いていた。

わたしの存在なんて、その程度だということだ。
出張に行って稼いでるんだから、
オレはバンバン出張に行くからな!って、
前に、捨て台詞したもんね。

もしわたしが膵炎を発症して帰れなくなったら、
ちまの世話を、どうするつもりなんだろう。

でも、わたしは、とがめなかった。
夫は、結論を話しに来たのではない。
いつも書くように、
考えている途中の話を、全部言葉で出してしまう人なので、
その時点で何か口をはさんだって、
答えに反映されることはない。

夫が決めることだ。
ただし、わたしの存在が、その程度なんだとわかった。
すごく苦しい処置かもしれない。
手術のときよりも消耗するかも知れない処置なのだが、
興味はないようだ。

まあ、膵炎が起こるかどうか、先生もわからないって言ってたし、
処置のあとすぐにではなくて、
夜になってから熱が出てお腹が痛くなって腫れるかもしれないからね~。
わたしはそう言っておいた。

これ以上、何も言うことはない。

ちまの世話は、今は薬を3種類飲ませているので、
とても煩雑だ。
書き出しておいて、と言われたので書いたら、
こんなにはやれないと言われたので、
書くのも無駄だ。

わたしだって、膵炎は嫌だ。
すごく痛かったし、絶食になるし、
熱も出るし、お腹はパンパンに張るし、
辛かった。
発症したくない。

だけど、こればっかりは、わたしにも、
医者にもわからないではないか。

そんなに出張が大事なら行けばいい。
わたしよりちまより、大事なんだもんね。
仕方がないよ。

期待するから失望する。
期待しなければいい。

                                         伽羅moon3



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