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わからないものなんだ。

今日は、目覚めたとき、
不快ではなかった。
すごく珍しい。

なので、パンを食べてからちょっと出掛けた。

半袖で大丈夫な気温だった。

帰りに、お姉さんからメールが来ていることに気付いた。
お姑さんに会いに来てくださり、
わたしの部屋にも寄ってくださったらしい。
間が悪かった。
昨日なら居たのにね。
でも、鬱状態だったけどね。

袋に入った、豪華なシャインマスカットが
わたしの洗濯機の上に置かれてあった。

お姉さんは、わたしが手術で入院している時に、
お見舞いに来てくださるつもりだった。
夫が、「アネキがそんなようなこと言ってたけど、要らないって言っといた。」
とさらっと言った。

その言い方では、絶対に伝わっていない!と思い、
自分で、お姉さんに、
丁寧にお断りするメールを入れた。
すると、夫に断られたという意識はやはり無くて、
翌日来る予定をしてらしたことがわかった。
取りやめていただいた。

危なかった。

わたしは、お姉さんのことは大好きだ。
とても優しくて思いやりがあって、
わたしを、「嫁」扱いしたことは一度も無く、
いつも、自分の体と心を大切にねって言ってくださる。
ありがたい方なのだ。

だから、会うのが嫌なのではなく、
入院中に来ていただくのは、申し訳なくて、困るのだ。

家事を何もせず、
お姑さんの世話もせず、
消費だけしている存在に、どうして優しくしてくださるのか、
わたしにはわからない。
感謝している。

お詫びとお礼をメールした。
体の、外側の傷は治ったが、
まだ人工の管が入っており、時々痛むこと、
来月、その管の抜去処置を受けるために一泊入院することなどを
書いて送った。

しばらくして、返事が来たのだが、
お姉さんの見た感じでは、
お姑さんは、全然大丈夫な範疇だとのこと。
少し物忘れがひどいだけですね、と書かれてあった。

いやいや。

でも、こんなことがあるんですよ、と、お姉さんには密告はしない。
夫もお姉さんには余り伝えていないようだ。
たまにしか会わないので、
その数時間は、お姑さんも、シャキっとしているのだろうと思う。

玄関ドアの、ガッチャンバッタン事件になると、
これはわたししか経験していない。
夫が家にいるときには、やらないからだ。

あれには狂気を感じてしまう。

でもやった日は、
鍵がおかしなことになっているので、
見たことはないけれど、夫はわたしの話を信用してくれている。

お風呂の件や、
食器の件や、
洗濯物の件や、
お酒の件や、
ここには書けないようなことが、毎日色々起きている。

それを夫がまともに一人で食らっているのだ。
すごくストレスがたまると思う。
辛いだろうなあ。

わたしが夕飯を作れたら、
それを少しは軽減してあげられるかもしれない。

もしくは、夕方、ムギに会って餌を与えられたら、
ちょっとは時間が楽かもしれない。
でも、ちまの気持ちが大切なので、
ムギには夜中に一回会うだけにした。

夫が、空腹で帰宅して料理したり、
駅ビルでお弁当を買ったりしている話を聞くと、
ゴメンナサイ…って思う。

夫にばかり負担がかかって、
すまないと思っている。


日々の細かい不愉快な出来事は、
一緒に暮らしていないとわからない。
いくら優しいお姉さんでも、
そこはわからないし、
そもそも、すごくしっかりした母親だったので、
まさか、こんなことになってしまっているとは、
想像できないんだと思う。

わたしだって、自分の年老いた親が、
ボケるイメージを持てないのだ。

わたしが戦線離脱している間に、
長女が、ずいぶん料理の腕をあげたらしい。
それはすごく助かったと思う。
夫一人では可哀想過ぎるから。

お姑さんは、スポーツをやっているので、
足腰はすごく丈夫だ。
この間、ムギのところに居たら、
見にいらして、ムギは当然逃げるのだけれど、
散歩に行ってくるわね、とおっしゃった。

30分して、お姑さんが、
猛スピードでガレージに入って来て、
仁王立ちになり、
土手を見回している。

恐る恐る、「どうされましたか?」と聞いたら、
ハッとして、わたしを見て、
「ああ、ただいま。」とだけおっしゃった。

なんだったのかわからないけれど、
すごいスピードだったのでびっくりした。

90歳になられて、あんなにお元気で、
すごいなあと思う。

でも、わたしは90歳までは生きたくはない。
介護する息子まで老人の部類に入ってしまう。
そんなことは幸せでもなんでもない。

戦争を生き抜いて、今生きているお年寄りたちが、
最も長生きする世代である。
心配しなくても、わたしはそんなには長生きしない。
考える必要ないか。

                                         伽羅moon3



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