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会えない切なさ。

携帯電話というものが普及して、
通話だけでなく、メールというものが生まれて、
人と会うときの連絡も格段に楽になった。

会えない日だって、電話も個人特定でかけられるし、
電話じゃなくてメールなら、
いつでも送れる。

イマドキは、ラインなんてものもある。

ドラマの脚本家さんが、この時代になると、
「会えないもどかしさや、すれ違う切なさを表現出来なくなった。」と、
嘆いていた。

昔は、会った時に次の約束をして、
もしくは家に恐る恐る電話を入れて本人と代わってもらい、
約束をしたものだ。

遅刻されて大喧嘩になったことも多いし、
すれ違いになってしまったこともいっぱいある。

それが、今はない。
だから、待ち合わせに、遅れて来ても平気な人が増えたらしい。
どこに居るのかを知らせることが出来るから、
あとで合流すればいいや、って感じ。

うーん。

それでも、約束は守りたいよねえ。
守るために、約束するんだからね。
遅れてもいい理由なんて、絶対に無いと思うんだ。
古いかなあ。

夕べは、やっぱりムギに会えなかった。
もうずっと、日曜日の夜には会えていない。

ムギには、もう一箇所、可愛がってくれる場所があるのでは?と
夫と話している。
日曜日だけ居ないって、変だもの。

ムギはすごく可愛い子で、
どうすればニンゲンが喜ぶのかも知り尽くしているので、
きっとどこかで可愛がってもらっていて、
呼ばれてるのが聞こえても、
義理とかあって、帰って来られないのでは?と思うのだ。

今、顔に二箇所怪我をしている。
もうずっと、怪我が続いている。
冬に向けて、ムギは必死にテリトリーを守って、
毎日闘っているのだ。

相手は卑怯で、二匹で来たりするから、
ムギは怪我が絶えない。
可哀想だ。

一箇所は膿が出ているし、
もう一箇所が血糊でべったりなので、
何とか会って薬を塗ってやりたいのだが、
夕べは会えなかった。

今夜も、夫は少ししか会えなかったらしく、
まだ薬を塗れてない。
今、行って、呼んで待っていたが、
ムギは帰って来てくれなかった。

会えない切なさを、
人間相手ではもう味わうことはないのかもしれないが、
ムギに会えないと、本当に切ない。

部屋で飼えないわたしに、全責任はあるのだが、
わかっていても、辛いものは辛い。

会いたいよ…。
どこにいるの?
どうして帰って来てくれないの?

ちまの気持ちがあるから、
あまり頻繁には行けないし、
ムギには知恵があるから大丈夫とは思うけど、
小悪魔ちゃんだから、魅力にメロメロなのだ。
会いたい。

避けられていた数ヶ月間は、それはとても辛かった。
小屋にいても、わたしが行くと、
目の前で逃げて行ってしまう。
悲しくて寂しくて泣いた。

何ヶ月も根気強く通って、
無理には近付かないように注意して、
やっと、くっついて来てくれるようになったのだ。

もう信頼を失うことはしたくない。

寝る前に、もう一回会いに行ってみる。
明日の朝の気温が10度にまで下がるらしい。
小さいカイロを入れてやろう。

部屋にいつもいてくれて、
手がかからない、天使のちまちゃん。
今日、わたしが夕方帰って来たら、
お出迎えの上、飛びついてきて、抱っこをねだった。
珍しいことだ。

わたしは、出掛けると、色々用事を済ませてしまいたいので、
今日は銀行にも、スーパーにもパン屋にもベーグル屋にも、
100円ショップにも寄ったので、遅くなった。
ちまは寂しくなっちゃったようだった。

大事にするよ。
天使ちゃん。

                                          伽羅moon3



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