« とんでもない勘違い。 | トップページ | とうとう入院。 »

悲しくなってきた。

毎日予定でびっしり。
疲れる。

でも明日、手術を受ける病院の麻酔科に行ったら、
明後日には入院になる。

何日間、留守にするか、今はまだわからない。

ちまと離れるのが寂しくて、
だんだん悲しくなってきてしまった。

ムギは、お外だからどこにでも行けるし、
パパ大好きなので、
基本、夫さえいれば大丈夫な子だ。

夕べ、遅くに二回目ムギに会いに行ったら、
ちゃんと待ち構えていてくれて、きゅんきゅん鳴いた。

手から餌をもらってお腹いっぱい食べたのに、
車の横で、なにやら怪しげな動きをしているので、
ライトで照らして見たら、
バッタさんを、ちょいちょいしていた。

ムギ、ムギはもうお腹いっぱいなんだから、
見逃してあげなよ~、と言ったのだが、
ムギは、ぱくっとくわえて、
パリパリと音をさせて、食べてしまった。

ワイルドだねえ~。

こんな感じなので、ムギは大丈夫。
しばらく会いに行かないでいて、
また受け入れてくれるかどうかは、わからないけれど。


ちまは外を知らない。
わたしが居なくなると、この部屋で、一人ぼっちだ。
果てしなく寂しいだろう。

この間の入院は、
まさか、ちょこっと帰ってくることすら
許可されないとは思っていなかったので、
ちまには説明しておらず、
急にママがいなくなってしまう、という経験をさせてしまった。

ちまは、もうママは帰って来ないんだと思い、
必死に夫になつき、
舐めたことなんてなかったのに、夫を舐めた。

切ない。
どんなに寂しかったし不安だっただろう。
ごめんよちま。

退院して帰ったときの、
「本当にママなの?」っていうあの驚きの目、
忘れられないよ。

今回は、きちんと説明してから家を出る。
ちまは、話せばわかる。
ムギをお風呂場で療養させるときも、
事前に、何回かにわけて、説明したり、
お願いしたりした。

だから、ムギがいることはわかっていたが、
その間、ちまは、何も言わず、我慢してくれた。

でも、ストレスで、
真っ黒だったはずの背中に、白髪が出てしまった。
ちま、ごめんね、いっぱい我慢させちゃって。

ベッドの横に、小さいチェストを置いて、
そこに、ちまのゴージャスベッドを置いてある。
高さがちょうど良くて、
そこで寝ると、わたしの顔の隣で寝ているかんじになる。

最初ちまは、それに気付かず、
キャットタワーの箱の中とかで寝ていたが、
2~3日して気が付いたらしく、
それからは、毎日、隣で寝てくれている。

手を伸ばすと、もふもふする。
幸せだ。


息子にメールをした。
部屋にベッドが来たことを写真つきで説明し、
明後日入院で、金曜日手術だよ~と伝えた。

その際に、息子のラケットを見つけたことも書いた。

買い換えてあげなくてごめん。
バスケ部に入れてやれなくて、本当にごめんね、と書いた。

すると、帰宅途中だったのか、すぐに返事が来た。

ベッド、よさそうだね。人生で初ベッド?
部活は、今だから言うけれど、3年になってからは、
練習なんてしないで、部室で遊んでたんだよ。
今思うと、バスケ部って柄でもなかったから、
これで良かったよ。

そう書いてあった。

そっか。
そうだったか。
練習しすぎでボロボロだったわけじゃなく、
適当に気を抜いて、過ごしていたんだね。

バスケやれなかったことを、根に持ってもいないんだね。

良かったよ。
切ないけど、ちょっと楽になった。
ありがたい子だ。

息子には、
高校入試のとき、
すべり止めの私立入試も受けさせなかった。
受けるだけで何万もかかるから、受けさせてやれなかったし、
どのみち、私立には行かせられない。

「もし、公立落ちたら、僕、どうなっちゃうの?」

そう聞かれた。
どんなにか、不安だっただろう。

わたしはつとめて明るく言った。
大丈夫、きっと受かるよ。
でも、もしダメだったら、
大工か寿司屋になりな。
手に職があることは誇らしいことだよ。

寿司屋になったら、ママ、毎日行ってあげるよ!
と言うと、嫌だ~と笑った。

実際には、どの高校でも、二次募集というのがあるから、
最悪は、どこかには入れるよ。
そこには、そこなりの人生が開けるんだから、
心配しなくて大丈夫。

そう励ましたのだった。

でも、合格発表のときは、
わたしはフローリングに正座して、待っていた。
ドキドキした。

早めに買って持たせた初めての携帯から、
息子が家電にかけてきた。
「受かってた。」
そう聞いたときは、力が抜けた。
「良かったね! おめでとう!」というと、
息子は、「ありがとう。」と言って照れた。


大学に行けないので、普通科の高校に入ってもしょうがない。
だから、手に職が付く学校に入れたのだ。

本当に幸いなことに、
息子は学校をいたく気に入り、
「学校に住みてえ。」と言ったくらいだ。

親としても、その学校を、充分に楽しめた。
いい学校と、いい先生に巡り合えた。


何事もなく、
このうつくしい部屋に、無事に帰って来られますように。
ちまと一緒に寝る日が、一日でも早いよう、
術後は努力する。

でも、吐き気には勝てない。(苦笑)

                                           伽羅moon3



 いつもお読みくださり応援ありがとうございます。クリックお願いしますclover

|

« とんでもない勘違い。 | トップページ | とうとう入院。 »