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しつけの役割。

しつけは、小さいうちに始めないといけないと思う。
特に、食べるときのしつけが出来ていないと、
たったそれだけで、彼女に振られることだってある。
わたしはそう思って、息子にしつけをした。

前夫は、もうあきれるぐらいにしつけのなされていない奴だった。

わたしが一人でバタバタして夕飯を作り、
テーブルに運んで並べ始めると、
前夫は、一人で勝手に食べ始めてしまうのだ。

おいちょっと待て。
食卓に全員が揃ってから、(たった3人)
「いただきます。」と言ってから食え。
「いただきます。」とは、
食材に対してと、作ってくれた人に対して言うべき言葉だ。

わたしは、息子より先に、夫をしつけなくてはならなかった。

大食いでデブだったので、
一人分ずつ分けたお皿があると、
わたしの皿から、さっと盗む。

外食なんかに行くと、大食いなのですごい金額がかかる。

冷凍庫の氷を使い、
なくなると、製氷皿の氷まで使い、
なんと、その空っぽの製氷皿を、
空っぽのまま、冷凍庫に戻すような奴だったのだ。

考えられない!

しつけてもしつけても、追いつかなかった。

息子にも、食事のときの注意はいっぱいした。
マナーがなってなくて、
そのせいで女の子に振られてしまったら、
それは親の責任だと思うからだ。

食べるときのふるまいには、
明らかに、人格が現れる。
だから、一緒に食事をして不愉快な人とは、
結婚してはならないと思う。

自分が息子を育てる勢いで、夫をしつける意思があれば別だが。

わたしが息子に口うるさく言うと、
だらしがない前夫は、
「食べるときくらい、好きにさせてやれ!」と言いやがった。
「あなたみたいになっては困るから、今からしつけるのよ!」と
わたしは正面から反論した。

くちゃくちゃと音を立てて、
人の皿から盗むような男になっては大変だからだ。

わたしがたまに出掛けるとき、
「じゃあ行ってきます。お願いします。」と言うと、
「早く帰って来いよ?」と言う。
あのねえ、とわたしは向き直り、
あなたが、遊びに出掛ける立場だとしたら、
早く帰って来いよ、と言われるのと、
たまにだからゆっくりして来い、と言われるのと、
どっちが気分がいい?

ぐうの音も出ない。
それはそのはずだ。

そんなしつけを延々続けた。

脱いだら脱ぎっぱなし、
使ったら使いっぱなし、
開けたら開けっ放し。

何かをお願いしても、絶対にやってくれない。
仕方なく他の人に頼むと、
何で他人に頼むんや!と言う。
お前がやらないからだろうが!
とは言わないにしても、
あのねえ、あなたが、会社で、これコピーしてって頼んだとするよ、
はい、ってやってもらえるのと、
えーって言われるのでは、どっちが気分がいい?

ほとほと疲れて離婚した。
理由なんて一つや二つじゃない。
何百とある。

息子には、前夫のようにだけはなって欲しくなかったので、
人から何かを頼まれた時に、
もし、それができないのであれば、
出来ない理由を、きちんと伝えて断るように、としつけた。

それぞれが得意なことをやり、
補い合っていくのが人間関係だからね、と教えた。

幸せは、人からはもらえない。
自分が幸せだと思った、その自分の中に、
幸せはあるものなんだよ、と教えた。

貧乏だったけど、息子はそのとき、
「じゃあボクは幸せだ。」と言ってくれた。

反面教師が身近にいたので、
息子は、頼みは断らない子になった。

今は、なんでも率先してテキパキやって、
お嫁ちゃんに、頼られているらしい。

良かったよ。
いい結婚が出来て、本当に良かった。


食べることは、生きることなので、
一緒に食べているときに不愉快だと、
その人とは暮らせない。

外食だけだと見抜けないことも多いが、
品がある人を、ちゃんと見極めて欲しい。

じゃないと、子供より、夫をしつけるのは、
すごく骨が折れるし、嫌になる作業だよ。

                                            伽羅moon3



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