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見えるものだけが事実じゃない。

昨日は、病院での、
手術前の説明があったので、
夫に一緒に行ってもらった。

とてもていねいで、わかりやすく説明してくださったし、
何より、わたしが話すとき、
主治医はわたしの目をしっかりと見て、
ただの一回もさえぎらず、
話し終えるまで、黙って聞いていてくれる。

このことは、決して当たり前ではない。
この姿勢にわたしは打たれる。

精神科との連携、リウマチの薬の開始など、
すべてをトータルで進行してくださる。
安心してお任せしようと思える先生だ。

術前検査では、
肝機能の、γ-GTPが3桁で、高いことだけがネックで、
あとは全く問題ないとのこと。
良かった、心電図も引っかからなかったんだ。

わたしはもう、お酒をやめる。
別に飲まなくても平気だ。
酔っ払うほど飲むことは最近ずっとなかったし、
飲んで気が晴れるわけでもないし、
飲む理由はゼロだ。

あとはやはり、脂っこい食べ物は控えたほうがいいとのこと。

入院になってからここまでずっと、
から揚げすら食べていない。
大好きな揚げ物を、体が欲しないのだ。
だから、多分我慢できると思う。

ムギにもキミにも、すごい医療費がかかるよ、と
夫には嫌味を言われた。
ムギは、お金で、命を救えたのだからいいじゃないか。
なぜ今、そういうことをわざわざ言うか、理解しかねる。

夫が用意してくれたヘルシーな夕飯を食べたのだが、
胆のうが無理をしたらしく、具合が悪くなってしまい、
しばらくの間、横になっていた。

ちまが喜んでお腹に乗ってくるのだが、
細い足が、胆のうやすい臓を直撃して辛い。

こんな風に、具合が悪いことは、誰も知らない。
いちいち言わない。
言ってもなにもどうにもならない。

けれど、世の中、
見えているものだけで構成されていると思うのは、
大間違いだ。

見えないところでの努力や我慢、
見えないけれど、激しく無理をしている、
そういうことが、沢山あるのだ。
うつ病患者には、特にそれが多いのだ。

夜、時間を費やすつもりで、ムギのところに行った。
ムギは待っていてくれた。
くっついてきて、離れない。
ひたすら、くっついている。
毛づくろいのときも、くっついたままだ。

後悔しないように、ちまムギとは過ごそう。
結局二時間近く、ムギと過ごした。


今日は久しぶりにカウンセリングに行けた。
少ない時間で、
どんなにひどい仕打ちを受けて、
どんなに憔悴したかを話してきた。
すっきりした。

何も、正解なんてない。
人生には、正解はないのだ。
選択があるだけ。

カウンセリングは、正解を出してくれる場所ではない。

むしろ、正解がなくて苦しい胸のうちを、
だらだら、いつまでも、話してもいい場所だと思う。

繰り返し話すことで、淀みが減ったり、
痛みが和らいだりすることがある。
それで充分、楽になれるのだ。

帰りにロフトに寄った。
もう、来年の手帳が勢揃いしていたので、
吟味して、厳選して、来年の手帳を買った。

ちまムギのことを、毎日書き込めるような、
そういう手帳が欲しくなったのだ。
数百ある手帳の中で、わたしの要望を満たしてくれたのは、
たった一冊だった。

表紙が無地で、透明カバーが付いているので、
好きなシールでカスタマイズしようと思う。

明日は、出掛けない。
ちょっと休む。
洗濯をして、父に手紙を書き、
また猫たちとゆっくり過ごそう。

もうすぐベッドが来る。
楽しみだ。

                                           伽羅moon3


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