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飾ることの喜び。

部屋をリフォームしてもらって、
元は食器棚だった書棚を、部屋の中心に据えた。

完全に、飾り棚として使う。

今までしまいこんでいて、飾れなかった粘土の作品も、
初めて日の目を見た。

夕べ、酔った夫が遅くにやってきて、
ディスプレィや照明について、意見を言って行った。

酔っているときのほうが、感性が敏感なのだそうで。

その意見を取り入れて、
限界までに本を減らした。
一回、大きな段ボールで買い取りに出したのだが、
また思い切って一箱捨てることにした。

自分の余命を考えると、
もう一回読みたいと思う本しか置けないことがわかった。
時代が古すぎて、もう読めないだろうなというものを捨てた。

作り付けの書棚の棚板をまた外して、
本の高さギチギチに組んで、あるだけの本を全部収納した。

飾り棚には一冊も本を入れず、
空間を広く取って、
ガラスが見栄えがいいように変更し、
今後、買い足せるように、マグカップのスペースに余裕を持たせた。

満足の行く、仕上がりになった。

わたしは、自分の部屋をもらった11歳の頃から、
飾り棚を持っている子供だった。
やはりガラス瓶が好きで、
海に行くと、泳げないし濡れるのも嫌いなので、
綺麗な石や貝殻を拾うことに熱中した。

それを何回も引っ越ししながら、持って来ていたのだ。

今回は、大幅に捨てた。
半分くらいは、捨てたり、
いいものに関しては、美容師さんのお子さんにもらっていただいた。

飾ることは、間引くことなので、
ギチギチ派のわたしには難しい。

でも、人生の集大成が出来たような感じがする。

ガラス。
陶器。
粘土。
以上のものをそれぞれ飾った。

すごくいい仕上がりになったので、
早く友達や、息子夫婦に見てもらいたいと思う。


月曜日から、予定がびっしり。
木曜日の午前中に入院で、
金曜日が手術。

最短で翌週の火曜日退院だが、
麻酔の副作用で吐くわたしは、
翌日のお昼ご飯を食べられるとは思えないし、
吐き気で、立ち上がることも難しい。
だから、火曜日退院は、難しいと思っている。

もちろん、努力はするけれど、
吐き気だけは、どうにもならない。

手術当日、フットポンプをつけられ、
色んな管が入っている身体で、
寝ているだけでもしんどいのに、
その身体で吐くのは、本当に辛い。

仰向けで吐けるわけもなく、
吐き気が来ると、様々な不都合や傷の痛みに耐えて、
上体を起こして下を向き、
おえええ~、となる。
傷なんて開いてしまうんじゃないかと思うような強烈な吐き気。
あれが最も辛い。

あれさえ無ければなあ。
痛みは、薄紙をはがすように一日一日軽くなっていくから。


飾り棚は、照明をもうひと頑張りだが、
一旦これで完成。

退院して動けるようになったら、
また照明を仕入れて、きっちり完成させよう。

不思議なもので、部屋の中に、綺麗な場所があると、
部屋全体を、綺麗に保ちたい気持ちが生まれる。

それはとてもいいことだ。
自分も気分がいい。

ベッドになって本当に楽だ。
嬉しい。
手術のあと、頑張って、早くこの部屋に帰って来よう。

                                          伽羅moon3



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