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帰れます!

慣れない和室生活は、
思っているよりも体には負担が大きく、
疲れ果てて、ことんと寝てしまう。
朝まで寝付けなかったのは一日だけだった。

起きて、夫に、起きましたとメールをして、
ちまがお腹に乗ってくるのをしばらく撫でて、
買ってあるパンを食べる。

夫は歯医者に出掛けた。

お姉さんがいらっしゃった。
多分、夫を心配して来てくださったのだと思う。
わたしのことには構わずにいてくださったので
良かった。

お姉さんがお姑さんを連れ出してくれたので、
夫も楽だったのではないだろうか。

わたしは、美容院の予約をしてあったので、
午後出掛けた。
髪を黒く染めてもらった。

帰りにちょっと駅ビルを見て、
お弁当を買って帰ってきた。
ちょうど夫が庭に居て、アパートを眺めていた。

わたしの部屋の改修が、とうとう終了したそうだ。
養生のベニヤ板などは明日はがすしかない、と聞いていたのだが、
人手を集めてくれたらしく、
養生をはがしてくれてあったそうだ。

あとは、明日の朝、エアコンがつけば、完了。
引き渡しとなる。


母屋での避難生活が、終わる。
嬉しい。

でも、実は、
もっともっと悲惨な日々をわたしは想定していたのだった。

きっとお姑さんの来襲に遭い、
お風呂にも入れず、洗濯物は溜め込んで臭くなり、
パンとおにぎりで飢えをしのぐ日々だと思っていた。

でも実際は、夫が休みを取って家にいてくれたおかげで、
食べ物も差し入れてもらい、
洗濯までしてくれた。
わたしのものだけを、わざわざ洗濯して、
自分の部屋に干してくれていたのだ。

お姑さんの異常行動は、しんどかった。
気絶って、本当にあるんだ、とびっくりした。
精神を守るために、脳がシャットダウンしてしまう。
記憶喪失になる場合もあるそうだ。

でも、その事件も、夫はわたしを信じてくれて、
すぐに対処して、守ってくれた。
だから、辛かったのは、その当日と、
逆襲に怯えた翌日の、二日間だけで済んだ。

ちまは慣れない部屋でも機嫌よくシッポをピンと立てて、
ご飯ももりもり食べたし、
ムギには毎日会えて、
毎日甘えてくっついてきてくれて、
幸せだった。

明日、アパートに戻れる。

夕方、夫と部屋を見に行った。
窓が小さくなって高い位置に変った。
おしゃれな感じに変身。
窓ガラスは二重になっていて、断熱・防音効果が高い。
シャッターもついているので、
台風のときも安心。

改修しなかったキッチンも、すごく汚れているので、
掃除が大変だけれど、
とにかく、明日、ちまと一緒にアパートの部屋に帰れる。
嬉しい。

レースのカーテンを洗って、カーテンレールにぶら下げて来た。
シャワーして、汚れていた浴室をちょっと掃除した。

夜になって夫が行って、
クイックルで掃除してくれたそうだ。
でも、キッチンの引き出しにも埃が侵入しているので、
鍋も食器も、一回出して洗わなくてはならない。

コツコツ、少しずつやろう。

まだ、一階の工事と外壁の工事は続く。

足場が外れるまでは搬入は無理だが、
夫がベッドを一緒に見に行ってくれるそうだ。
ベッドが、すごく楽しみ。
収納つきの高さのあるベッドにする予定。
落っこちないかなわたし。

夫が10時に寝たので、
ムギのところに行った。
ドアを開けると、ムギから先に声をかけてきた。
すぐ寄って来て、座ったわたしの脚に、ピトッと寄り添う。

かわいいよ…。

ムギ、また怪我が増えたみたいだ。
ねえムギ、もうテリトリーはこの家だけでいいってことにしたら?
隣の隣の家は、譲ってあげなよ。
ムギにはこんないい小屋があるじゃん。
怪我しちゃうから、もう争うのやめて欲しいな。

ブラッシングして、ウェットシートで体を拭いて、
首をカキカキしてやり、お腹をモフる。
撫でながらお喋りする。
ムギは嬉しそうに目を細めてわたしを見つめる。

こんな風にまた、ラブラブになれて、ママ嬉しいよ。
ムギに避けられていた5ヶ月間、
長かったよ。辛かったよ。
これからは、ママの愛を信じていてね。
毎日来るから、毎日会ってね。

避難生活は、夫と、猫たちに支えられた。
息を殺して過ごす日もあって苦しかったが、
夫に、理解してもらえていて、守ってもらっていることが、
実感できた日々でもあった。
貴重な体験をしたと思う。

明日は夫に付き合って、夫の好きなアーティストさんのライブ。
帰りは中華街。
楽しみ。

精神に異常をきたさずに、避難生活が乗り越えられた。
感慨深い。

                                            伽羅moon3

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