« 天使の微笑み。 | トップページ | 恐怖に怯えて。 »

なんてもったいない!

今日も工事の轟音で目が覚めた。
一階の外壁を削っているので、
すごい衝撃。

夫が突然歯の不具合で会社を休んだとメールしてきた。
午前中に無理矢理入れてもらい、
休憩しながら、二時間半、治療してもらったそうだ。

わたしはカウンセリングに行ってきた。
ちょっと体調が優れず、ドリンク剤を飲んでから出掛けた。

父からの手紙のことをメインに、
ムギがまた甘えてくれるようになって嬉しい話もしてきた。

終わってからデパートをブラブラして、
ソフトクリームを食べて、
ちょこっと雑貨を買って、
割引になっているお弁当を買って帰宅した。

路地に入っていくと、
薄明かりの中で、ムギが座っているのが見えた。

ムギちゃん!と呼ぶと、
にゃ~ん!と、大声で呼ぶ。
呼びながら奥に向かって歩き、わたしを小屋に誘導しようとしている。

あれ?
パパ休みなのに、ムギどうしたのかな。
でも必死に呼ぶので、
「ムギ、ちょっと待っててね!」と声をかけ、
まずは帰って、ちまの世話をして、
着替えて、ムギ袋を持って、玄関を出ようとしたら、
母屋の玄関が開いて、お姑さんが出て来た。
わたしは身を潜めた。

お姑さんは、郵便ポストを見た後、
ガレージの奥に行って、
ムギがいないかを覗いていた。
もちろんムギは隠れている。

お姑さんが家に戻ったのを見てから、
ムギのところに行った。

ムギは鳴きながら寄ってきた。
お皿は空っぽで、ムギは寂しがってすぐにくっついて来た。

抱き上げて、撫でてやる。
パパいるのにね、どうしたんだろうね。

しかも、ガレージに通じている勝手口の電気がついたままで、
鍵も開けっ放しになってた。
お姑さんの仕業であることは間違いないけれど、
それも夫にメールして知らせた。

ムギが、腹が減ったと言うのでカリカリをやって、
ちまだって待っているから、部屋に帰った。

シャワーして、洗濯機を回すのに外に出ると、
まだ勝手口の電気はつけっぱなしだ。
つまり鍵も開けっ放しってことだ。

イラついて、仕方がないから母屋に行って、
鍵をかけて電気を消した。
上がって行くと、夫はお姑さんと食事中で、
鍵があいてて電気もつけっ放しだったよ?と言うと、
俺じゃないと言う。
そんなことはわかりきってる。
ちゃんとメール読んでよと言い残して帰った。


今日、カウンセリングの帰りの電車で、隣に若い夫婦が座った。
旦那さんが1歳半くらいの小さい女の子を抱っこしていたので、
親切な人が席を譲ってくれて、その若い夫婦は座った。

すると、二人はお互いにスマホを手に持って、
(多分)ポケモンGO!をやり始めた。

膝に、超可愛い、小さな女の子がいて、
その子は、色んなしぐさをして、
いろんな声を出しているのに、
若い夫婦は、スマホを見つめて、ポケモンの話をしているのだ。

もう、わたしは、こらえるのに必死だった。

一番可愛い盛りなのに!
あとから振り返ると、あっという間に子供なんて大きくなっちゃうのに、
この瞬間を見ていないだなんて、
なんというもったいないことをしているんだ!

それを、若い夫婦に教えてあげたかった。
何人も産む子供じゃないだろうし、
人生の中で、子供が子供でいる期間は、たった数年なのに、
見逃すなんてもったいないよ。


わたしは、息子の「はじめて」は、全部自分が見ると決めていた。
姑からは、
孫は面倒を見るから働いてくれと言われたこともあったが、
とんでもない!
初めて笑うのも、初めての寝返りも、
初めてのハイハイも、
絶対に自分が見る!と決めていた。

当時はホームビデオが流行っていたが、
わたしは、それは違うだろ、と思っていた。
撮影することに神経を使うと、姿をちゃんと見れなくなる。

一眼レフのいいフィルムカメラを持っていたので、
それで沢山写真は撮ったが、
肝心な場面は、映像ではなく、
記憶に焼き付けたくて、ビデオは考えもしなかった。

だから、貧しくても、働かないで、幼稚園に入るまでは、
ずっと息子を見つめて来た。

息子からの手紙や、息子が作ったものも、
大切に取ってある。

小さい息子が可愛くてたまらず、
「このまま、大人にならないで。」と抱きしめると、
息子は可愛い声で、
「なっちゃうの。」と答えた。

そんな可愛い姿を見過ごしてゲームなんかに夢中になってて、
本当に愚かだと思うよ。

しっかり自分の目で見て、
記憶に焼き付けないと、もったいない。
そう、言いたかったけど、必死に我慢した。

胃カメラをやって2週間。
明日、消化器内科に、ポリープの結果を聞きに行く。
多分大丈夫って思うけど、
ちょっとドキドキしている。

                                            伽羅moon3

 いつもお読みくださり応援ありがとうございます。クリックお願いしますclover

|

« 天使の微笑み。 | トップページ | 恐怖に怯えて。 »