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泣いてもよかったんだ。

ちゃんと寝付けて、アラームが鳴る前に起きた。
けれど、今日は胸が苦しい。
立ってるのもしんどい。

こんなことは、少女の頃からしょっちゅうだ。
だけど、だからといって、平気なわけではない。

「救心」を飲んだ。
効果があるのかどうかよくわからないが、
これしか薬がない。

血圧が低かったり、脈拍が多かったりする不調、
そのとき、どう対処すればいいのか知らないままだ。

知らないまま、無理して学校に行き、
働きに行き、
嫁業もやったのだ。


精神科通院の日。
夕方、行けないからと思って、
出掛ける時に、ムギのところに行ってみた。

ムギ、母屋の玄関前で、ダラッとしていた。
保護色なので見つけにくい。
気がつかずに通り過ぎそうになった。

ムギ、おかか食べる?と聞いたら、
欲しいと言って鳴く。
ムギのリビングに行って、ムギこっちおいで~と呼んだが、
来ない。
でも、おかかは欲しいと鳴いている。

仕方がないので、小皿に入れて持っていってやった。
ちょっとだけ逃げて車の下に入る。
口元に差し入れてやったら、喜んで食べた。

曇り空だったので、日傘をささなくても済んだ。
駅からクリニックまでは、アップダウンのある徒歩15分。
今日は胸が苦しいから、ゆっくりとしか歩けない。

先生に見て頂こうと思って、
健診の検査結果と、心電図を持って行った。
夫は、それを見ようともしていない。

診察室に入って、今のわたしの状況や体調を説明した。

カウンセリングのときよりも簡潔に話した。
感情も交えなかったつもりだ。

でも、先生は、ストレートな意見を下さった。
カウンセラーさんが傾聴なら、
精神科医が解決に当たるような感じがした。

それを聞いて、
思いがけず、涙がこぼれてきた。
泣くつもりなんてなかった。
でも、先生の意見を聞いて、ああ、そうなのかと思ったとき、
本当に悲しくて悲しくて、
泣けてしょうがなかった。

混んでいるのに申し訳なかったが、
なかなか止まらなくて、
しばらく泣かせていただいた。

肝機能障害については、
ここまでのお薬を飲んでいて、この数値なら、
まあ、こんなものですよ、っておっしゃった。

でも、心電図の所見を読んで、
循環器科には早くかかりなさいと言って貰えた。
そうしよう。
リウマチ科の先生にお願いして、
さっそく紹介して回してもらおう。


人生、無いものねだりをしていても、しょうがないよね。
わたしたちは、つい、自分さえ頑張れば、
なんとかなるのではないか、と考えがちだ。
そこで、自分の器以上に頑張って、
心を壊す。

もう、頑張るのはやめよう。
どうせ手に入らぬものなら、
望むことをやめてしまえばいい。

自分の心、自分が守ってやらなければ、
いったい誰が守ってくれる?
誰もいないよね。

泣きながら、自分は泣いても良かったんだと気がついた。


幸い、いいドクターに巡り合えたし、
カウンセリングにも行けてるので、
このまま静かに生きていよう。

摩擦が起きるのはもう嫌だ。

カウンセリングでは、状況を話して伝えるだけで時間が来てしまった。
というか、カウンセラーさんですら、引いてた。
だから持ち越しになったけれど、
精神科ドクターの、人としてのストレートな意見を聞いて、
ああ、そうなのか…と腑に落ちた。

悲しいね。
そして、悲しいって甘える相手がいないのは、
もっと悲しいことだね。

                                          伽羅moon3


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