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夫の苦悩。

夫は、一人でいろいろ抱えている。

本当なら、再婚して妻が一緒にいて、
家事くらいはやってもらえると思ってたと思うのだが、
実際には、
わたしは、妻として嫁として、何の機能も果たせていない。

夫は3人兄弟の末っ子だ。
一番上がお姉さんで、真ん中にお兄さんがいて、
ちょっと年が離れて、夫。

最初の結婚の時、アパート暮らしをするはずだったのだが、
直前に、お兄さん夫婦が、同居を解消して出て行ってしまったため、
夫夫婦が、実家に同居することになった。

お兄さんは隣県に家を建てた。
お姉さんは、反対側の隣県。

お兄さんが倒れてしまったので、
もう何も頼ることはできない。
生きていてくれるだけでありがたいのだ。

お姑さんの、認知症外来には、
ほとんど、お姉さんも一緒に行ってくださる。
でも今月は夫が一人で連れて行った。

普段、認知症でも、
他人様の前に出ると、しゃきしゃき喋ったり出来るので、
本当の姿は、夫が説明するしかない。
お姉さんには理解があって、時々は来てくださっているけれど、
月に1~2回なので、
やっぱり、「おかしい」場面に遭遇することはほとんどないのだ。

すごくしっかりした方だったので、
そのイメージから誰もが抜け出せず、
認知症の老人なのだと、諦めることが難しい。

夫が毎朝、食事を作って食べさせ、
今日のことを紙に書き出して目の前に置く。

洗濯機はだれかが回して行き、
お姑さんが干して、取り込んで、たたむ。
でも、夜でも雨でも、干しっぱなしのときもある。
同じシャツが3枚あって、
3枚とも違う畳み方をしてあるそうだ。
そっちのほうが難しそう。

わたしが夕飯を作る日は、
必ず、6時までに持って行くようにしている。

長年の風習か、その時間帯を過ぎると、
お姑さんが、何かをしてしまうことがあるからだ。
たとえば、冷凍庫に保存してあるなにかを、
無意味に解凍してしまう。

次女ちゃんの冷凍フルーツなどもだいぶ被害に遭っているようだ。

今夜は、土曜日に食べる予定をしていた、
冷凍のうなぎの蒲焼が、解凍されてあったらしい。

しかも、自分がそれをやったという記憶がないので、
確認しても、誰がそんなことをしたの?という返事。
他のことも重ねて指摘すると、
逆切れされてしまうらしい。

疲れて帰って来て、家の中がそれでは、
夫は気持ちが安らがない。
もうずっと出張に行きたい、家に帰って来たくない、と
今夜は愚痴をこぼしにやってきた。

分かち合って、一緒の思いをする人がいないから、
孤独だよね。
辛いよね。
認知症なんだからって思っても、
腹が立つことは、やっぱり腹が立つのだもの。
抑えることなんてできないよ。

わたしがもう少しかかわったほうがいいのかな。
でも、そろそろ、「どちらさまですか?」って言われそうだし、
手を出さない限りは口も出せない。

夫の愚痴を一生懸命、聞いてあげるしかできない。

お姑さんはもうすぐ90歳になる。
体は、どこも悪くない。
つまり、亡くなる恐れはないということだ。

働きながら、家事をしながら、
お姑さんの面倒を見ている夫は本当に大変だ。

ムギがわたしに甘えて、抱っこされたことを、喜んでくれた。
ムギの存在も、一人で抱えるには重いのだ。
出張のとき、ムギはパパに会えなくて憔悴する。
代わりにママに甘えようとは思わないのだ。

だから、今後、少しでもママに甘えようと思ってくれたら、
夫も楽なのにね。

でも、今日は、いつもより行く時間が遅くて、
門扉を開けたとたん、ムギに呼ばれて、
お腹がすいたのに!って、文句を言われたよ。
食べるだけ食べたら、行っちゃって、
今日は抱っこさせてくれなかった。
猫さんだからね、気まぐれだよね。


わたしは、自分の母ともうまくやれないし、
お姑さんも、正直苦手。
あまりに出来すぎた方で、お世話になりすぎていて、
どう接したらいいのかわからないのだ。

こんな状況で、夫は毎週リフォーム業者さんと打ち合わせを重ねて、
アパートの工事が始まった。
8月に入ればわたしの部屋にも取り掛かるはずだ。
この週末は、母屋の和室にお引越し。

環境が変ってしまうので、ちまのことが心配。
下痢も、治ってはいない。
しかも昨日は食欲がなくて、餌を残したのだ。
ちまの中には、残すっていう文字は今まで無かったのに。

工事の音がすごいから、ストレスなのかな。
母屋で過ごす日々、ちま、可哀想だな。
工事期間が短くて済みますように願うばかりだ。

                                          伽羅moon3

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