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中断ができない。

わたしは、幼い頃から、
やっている作業に熱が入りすぎて、
中断することができなかった。

保育園に預けられていた当時、
お絵かきをしていて、
わたしはたびたび、お漏らしをした。

尿意はわかっている。
トイレに行かなくてはとも思う。
でも、お絵描きを中断することができなくて、
もらしてしまうのだ。

まだ小さかったから、母に、その真実を説明できなかった。
ただ、自分でそういう自覚があっただけだ。

勉強も、自分が組んだ予定通りに進行できないと、
わたしは一人でヒステリックになった。
思う時間にお風呂に入れないと、
悔しくて泣くくらいだった。

明らかに、ちょっと異常だと思う。

集中力はあった。
働き始めてからは、ぐんぐん力をつけた。
でも、そのときやっている仕事を遮られて、
直し作業とか、間に合わない人の手伝いとかをさせられるのは、
ひどく苦痛だった。
途中で仕事を取り上げられるのも悔しかった。


昨日、部屋の棚と、飾り棚の中身を、
梱包して箱に詰める作業を始めた。

最初は、夫に手伝ってもらおうかと考えたが、
ちらっと言ったら、
朝から作業やれないのは嫌だと言われたので、
一人でやることに決めた。

一人のほうが全然気楽だ。

段ボール箱に本を詰め込み、
どの棚のどんな本が入っているかを付箋に書いて貼る。

本は詰めるだけだが、
ガラス製の飾り物は、丁寧に梱包して行ったので、
夜中まで根を詰めて、やってしまった。


ちまがうるさく餌をねだるので、
ウェットのフードを、半分量、与えた。

そしたら、わざわざ、マットと座椅子の上で、
盛大に吐いた。

ムギにオシッコ攻撃されたときに、
敷いていたお気に入りのラグは捨てたので、
部屋はほとんどがフローリングだ。
床で吐いてくれれば楽なのに、わざわざマットに吐いたので、
わたしは頭に血が昇った。

後始末をしながらちまを怒り、
「お布団では吐かないでよ!」と言って、
トイレに処理に行っていると、
畳んであったお布団にわざわざ登って、
ちまがまた吐いた。

完全にブチ切れた。
ちまを一発叩いて、
逃げるのを追い詰めて捕まえて、
トイレに閉じ込めた。


わかってる。
吐くのは苦しい。
わたしだって、よく吐く子供だった。
息子だって、よく吐く子供だった。
悪くない。

でも、あと一箱やっちゃおう!としていたのに、
布団にまで吐かれて、
完全にわたしはイカレてしまった。

ちまを閉じ込めたのは、これ以上危害を加えないためだ。

クールダウンしなければ。

わたしは、作業を終わらせて、
自分はシャワーを浴びて、
しばらくしてから、
ちまを部屋に戻した。

ちまは、許してくれた。
寄って来て、顔を見上げて、甘えてくれた。
天使ちゃんなのに、ひどいことしちゃった。

もう、ラグは捨てる。
寝る場所が減って、ちまは、
お布団の、自分が吐いた場所に寝た。

まるで責任を取っているみたいだよ。

ごめん。
ごめんねちま。
ちまが居ないとママ生きて行けないくせに、
一番奥に閉じ込めてある凶暴な自分が出ちゃったよ。

わたしは、凶暴なのだ。
小さい頃からの怒りを、ずっとずっと、閉じ込めてある。
怒りを手放せない。

凶暴性を出してしまっては、母と同じになるので、
毎日、ものすごい力で、
自分を抑圧しながら生きているのだ。

自分より弱いものに牙を向けるなんて最低。

ちま、本当にごめんね。


一日あけて、
ちまは、食事を遠慮している。
与えれば食べるが、ちょうだいと言いに来ない。
お布団の、自分が吐いた場所に寝ている。

ちまは、色んなことがわかってるのだ。

ごめんよちま。
二度と叩かないからね。
ママ、最低だったね。

今日は作業はしなかった。
もうダンボールが無くなってしまったので、
スーパーに言って、不要なダンボールをもらって帰ってきた。

少しずつ、やろう。
根を詰めては駄目だよね。
もっと自分を知り、律しなければ。

心から反省している。

                                           伽羅moon3

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