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ごめんねムギ。

すごい暑かった。
買い物に行く前に、母屋に行き、
夕飯を食べる人数を確認する。

そのときに、ムギがいるかと思って覗いたのだが、
留守だった。
こんな暑い時に、いったいどこで涼んでいるのだろう。

ムギに出会ったのは一月で、
三月に保護して部屋に入れ、
六月には夫の部屋に移ったので、
真夏の外のムギを見るのが初めてなのだ。

安易に部屋に入れてしまったこと、
心が折れてムギをケージに閉じ込めてしまったこと、
本当に心が痛む。
ごめんねムギ。
悪かったと思ってる。
本当に、辛い思いさせてしまってごめん。

買い物から帰宅すると、夫からメールが来ていた。
区役所に行きたいので半休を取ったとのこと。
すると5時くらいには帰って来るだろう。

夫が帰ってきたら、もうムギに会えない。
わたしは洗濯機を回して、その足でもう一回行ってみた。

ムギ、帰って来ていて、
わたしと夫が座る座椅子に、ちょこーんと座っていた。

ムギおかえり~。
かわいい!
座椅子に座ってる。

おかかの袋を見せて、食べる?と聞いたら、
食べる~と鳴く。
くるくると頭を撫でてやった。
小皿におかかを入れて、置いてあげたら、
しゃくしゃくと元気良く食べた。

ムギが小さくなったように見えるんだけど、
夏毛になったからかな。

それから夕飯を作って、寸胴鍋を抱えて母屋に行った。
ムギは、今度は、庭の、飛び石の上にだらっと座っていた。
声をかけるとちゃんとわたしを見てくれて、
話も聞いてくれる。

ママに、怖いことはされないって、やっとわかったみたい。
あまり逃げなくなった。

夫は帰って来ていて、お姑さんに書類を書かせていた。
わたしはいつものように器に人数分分けて、
帰ってきた。

そのあと夫が、書類を取りに来てと言ってきたので、
また母屋に行った。

ムギは車の前に居て、
わたししが声をかけたら、文句を言い始めた。

パパ帰ってきたのに、来てくれない。
お腹すいたのに、パパがご飯くれない、と言っている。

書類を受け取って、夫に、
「ムギ待ってるよ。文句言ってたよ。」と言うと、
何でもその日のうちにやってしまいたい夫は、
用事があるんだよ、忙しいんだよ、
キミが行ってくれよ、という。

けれど、パパが帰って来ているのを知ってるので、
わたしが行ってもどうせ来ないと思って、
行かない、と言って外に出た。

するとまたムギが車の前で、文句を言っているので、
ムギのリビングに行き、おいで~と呼んでみたら、
予想に反して、鳴きながら近寄ってきた。
あらびっくり。

カリカリを持っていなかったので、
とっさに、スープを皿に出してやり、目の前に置くと、
久しぶりで嬉しいのか、
すごい勢いで飲み干した。

そのあと、わたしの隣に、来たそうな顔をした。
甘えたい時のムギの顔は良くわかる。
いいよ、ムギ、こっちにおいで、と言っていたら、
ちょうど勝手口から夫が登場して、
ムギは車の下にもぐっちゃった。

きっとあのまま一緒にいたら、撫でられただろうな。
でも、ママ、無理しないよ。
またムギから来てくれるまで、辛抱強く待つよ。

ムギがけなげに、庭や小屋で過ごしてくれていて、
本当に可愛い。
いてくれてありがとう!って思う。

いてくれるだけでいい。
ムギの存在そのものが大切だから、居て欲しい。

ケージに閉じ込めてた時期、
本当にごめんよ。
お外を駆け回っているムギが、一番イキイキしているね。

冬になったら、また、精一杯あったかくしてあげるから、
夏場を頑張って過ごしてね。

夫の出張が多くなった。
ムギは寂しいと思う。
代わりに、わたしに甘えてくれればいいのに、
ムギは、パパがいないと、ご飯も食べられないくらい、
憔悴する。
リビングにもいなくなっちゃう。

またムギが、ピトッとくっついてくれる日を待つよ。
可愛いムギちゃん。

                                          伽羅moon3

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