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2014年11月

東京に暮らして。

わたしは24年間を田舎で生きた。
前の夫の転勤で、息子と三人で東京に来た。

離婚をしてわたしと息子は東京に住み、
前夫は田舎に戻った。


今日は少し出かけた。
週明けはもう12月。
師走のきらびやかな街を見た。

イルミネーションを見ながら、
用事が終わったら急いで帰って来る。
ちまが待っている。


24年も田舎で暮らしていたので、
山も川も、
桜も紅葉もめずらしくない。

わたしは東京が好きだ。
特に今の暮らしは最高だ。
誰もわたしを知らない。

恵まれた環境で、
幸せに暮らしていけるのは
夫のおかげ。


土曜日はちまを病院に連れて行く日。
専用のリュックを出すと、
ちまは逃げ惑う。
目がまん丸になる。

最近寝るときはちま用のベッドにいるのだが、
わたしが目を覚ますとわたしの脚の間で寝ている。
かわいい。

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天にも昇るきもち。

寝たいだけ寝て、
ちまにちょっとバリバリやられて起きた。
うん。
すごく幸せ。

週末の食材を買いに、スーパーへ行く。
夫に何を食べさせてあげようかと考えながら買い物をする。

とても平穏で穏やか。
こんなふうに静かに生きていきたい。


夕方、母に電話をした。
昨日いとこに会ったので、
その話も含めて、思いがけず話が弾んで、
1時間くらい話してしまった。

昨日従姉と、「いつ事故で死ぬかもしれないしねー。」なんて、
話をした。

これからの人生、わたしは悔いの無いよう、
いろんなことを感謝しながら生きたいと思う。

母とはやはり自然に息子の話になって、
「一緒に育ててくれてありがとうね。」と言った。

すると母はわたしの言葉にちょっと驚いて、
「いやいや、可愛い姿いっぱい見せてもらえて楽しかったわ。」と答えた。

続けて、
「息子を産んだときに、一ヶ月しっかりお世話になってありがとうね。」
とも言った。

そしたら母がこう返したのだ。
「それは自分の娘のことやもん。娘が可愛いからしただけのことや。」


母が、わたしのことを、可愛いと言ってくれたのだ。


わたしは、もう一頑張りしてみようと思った。
母にはいつも余裕がなくて、
わたしをチヤホヤとは育ててくれなかったが、
口下手なあの人にも、
愛はあるのだ。


電話を切って、
わたしはお嫁ちゃんにメールをしてみた。

昨日従姉に会って、
いい結婚式だったよと言ってくれたことや、
引き出物をすごく気に入ってくれたことを、伝えたかったのだ。
息子ではなく、お嫁ちゃんに伝えたかった。


夜11時を過ぎて、
「遅い時間にすみません。」と前置きして、返事が来た。

読んで、わたしは天にも昇る気持ちになった。
あああー、かわいいー!

全文を公開したいくらい、控えめで、品がよく、
美しい文章だった。
本当に素敵なお嫁ちゃんだ。

嬉しくて嬉しくて何度も読んで涙ぐんだ。


わたしの人生、いいな、と思った。
辛いこともあったけれど、
今も夫の役に立っているかどうかはわからないけれど、
このまま、日々を重ねてゆきたい。

幸福に満ちた一日をいとおしく思う。

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死に顔の話。

都内に住んでいる、従姉に会った。
息子の結婚式に列席してくれた従姉だ。

それ以来会ってないので、久しぶり。
すごく話がいっぱいあった。

彼女とわたしは境遇やものの考え方が似ている。

お互い一人っ子で、両親は実家でまだ健在。
それぞれ子供を一人ずつ産んだ。

息子の結婚式の話やら、
親の話やら、夫婦の話やら、
いっぱい喋った。

彼女は去年仕事を辞め、
娘ちゃんもそろそろ結婚かな?という段階。
お互い、人生も終盤だねえという話になった。


わたしは、まだ今は気力がないけれど、
もう少し元気が出たら、断捨離をしたい。
今の部屋には物が多いので、
もっとシンプルに暮らしたいのだ。

彼女も、働いていた時には出来なかった掃除などを、
コツコツやっている模様。

お葬式の話になった。

お葬式って、死んだ人のためにではなく、
生き残っている人のけじめのためにするものだと思う。

だから、ごくシンプルでいいと思うのだ。

そしたら彼女が、
「棺おけに入っている時に、死に顔なんて見られたくない!」と言い出した。
入れ替わり立ち代り死に顔を見られるなんて耐えられないと言うのだ。

わたしは笑ってしまった。
わかるわねー。

わたしは息子に、死ぬ間際には来て、
耳元でささやいてね、と言い伝えてあるので、
もう特に思い残すことはない。

ただ、孫を見たいという望みがあるので、
長生きしたい欲求はある。

彼女も思い残すことはないと言ってはいたけれど、
娘がお産をするのであれば、
そのとき面倒を見てやりたいなと言っていた。


あっという間に3時間半が経過して、
彼女は遠くまで帰って行った。
もっと喋りたかった。

でも都内に仲の良い身内がいるなんて幸せだ。
一生の仲だもの。

ずっとずっと、お互いを大事にして、
死ぬまで仲良く生きていきたい。

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3歳までの仕事。

わたしには兄弟がいないので、
おいやめいがいない。

従姉たちのなかでも最初にわたしが出産したので、
赤ちゃんというものを全く知らずに、
初めてこの手に抱いたその子が、
自分の息子だったのだ。


ちっちゃく握っている手に、
わたしの小指をそっとさしこんでみると、
きゅうっと握ってきた。

感激した。


子供は3歳までで人格の基礎が決定するという。
わたしは、3歳まではずっと毎日一緒に居ようと思った。
前夫が居るときから貧乏で貧乏で辛かった。
働く手ももちろんあったけれど、
わたしは息子と一緒に居ることを選んだ。

抱きしめて抱きしめて過ごした。
それが息子の人格にどんな影響を与えたか、
それは息子の子育てを見るまでわからない。


また、子供は3歳までに一生分の親孝行を終えるとも言う。

可愛くて仕方ないだけではなく、
無償の愛を教わり、
必要とされる喜びを教わり、
すべすべな肌とか、つるつるのお尻とか、
いい匂いとか、
そんな極上のものを味あわせてくれるのだ。

それが一生分の親孝行というわけだ。



息子は、人を許せる気高い魂の持ち主だ。
わたしはいつまでも子供の頃のことを、
根に持って生き続けている。

息子がわたしを高めてくれた。
3歳まで一緒に過ごして良かった。

一緒にお風呂に入って、
抱き合って眠ったことを、
覚えていてくれるといいなあ…。


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料理・寝る・料理。

この三連休、
三日間外食せずに、
料理を作って夫と食べた。

夫とのランチが終わると洗い物もして、
わたしは昼寝をする。

起きてから夕飯の支度をする。
夫と一緒に食べる。


ちまは、夫が居る日はホタテを一個もらえる。
3人で囲む食卓だ。

ちまは満足すると布団で寝るので、
毛布でくるんでやる。

その姿がとても可愛い。
ねこをくるむって、いいなあ。


三日間、料理よく頑張れたと思う。
自分をほめておこう。

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今日が最後でも。

夫が福井に出張に行って、
帰りにわたしの実家に寄ってくれた。

年に数回、出張帰りや学会の時などに、
一人で行ってくれるのだ。

それで父と飲んで帰って来る。
ありがたいことだと思う。

わたしには、その逆は絶対にできないとわかっているから。
今更ながら、
再婚したときの6人暮らしは、
うつ病のわたしには厳しかったと思う。

もちろん、家族のことはみんな好きだ。
悪人が一人も登場しないのは全くもって不思議なことだと思う。

お姑さんのことは、苦手なだけで、
心から尊敬している。


夫は今回、わたしがまた父と話せる機会を作ってくれようとして、
駅に迎えに来た父を、ドライブに誘ったそうなのだけれど、
作戦は失敗して、
父は母を迎えに行ってしまい、
3人で行動したらしい。

ありがとう夫。
感謝するよ。

先日の電話で言いたいことの6割くらいは言えたから、
あとは帰省したときに、自分で頑張ってみる。


息子が結婚して少し距離が遠くなって、
わたしの人生も、
これからはラストステージだと思う。

平穏に生きて行くために、
伝えることはみんなに伝えていこうと思っている。

毎日、
今日が最後でも後悔しないように、
穏やかに生きていきたい。

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子育ては引き継がれて行くか。

わたしは息子のことを、
心から愛おしいと思い、
命がけで守るつもりがあった。

でも、自分がされた、
理不尽な仕打ちだけはしたくなかった。

なので、いつも抱きしめて、大好きだよと言い、
大人になってからも、
愛しているよと伝え続けて来た。

優しい母であろうと努めていたが、
食事のマナーだけは、厳しくしつけた。

元夫が、非常に恥ずかしい食事マナーの奴だったからだ。
食い意地も張っていて嫌だった。

小さい息子にわたしがしつけていると、
元夫は、
「まだ小さいんだからメシぐらい好きに食わせろ。」と言った。

わたしは猛烈に反論した。
「食事のマナーが悪くて、彼女にフラれたら、それはしつけをしなかった親の責任になる!
少なくともあなたみたいになって欲しくない!」


わたしが厳しくしたのは、時間を守ることと、
食事のマナーだけだ。


わたしがうつ病を発症したのは、息子が19歳のとき。
大きくなって、社会人になってからで良かった。

夜中、タオルケットをかぶって大泣きしているわたしに、
息子は声をかけて来なかったが、
部屋の電気を全部つけ、
自分の部屋のドアも閉めないで、
先に寝たふりをしていた。

優しい子だと思った。


今の夫は、今もわたしの白馬の王子様である。
わたしを救って守ってくれている人である。
同時に、息子を救ってくれた人でもある。
親をも救ってくれた人である。


息子たちに子供が生まれたら、
彼らはどんな子育てをするのだろう。
とても楽しみだ。

いいことだけ、受け継いでくれますように。

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凍りつく言葉。

今日は婦人科の検診に行って来た。
去年、卵巣膿腫を摘出して、一年が経ったので、
検査を受けに行って来たのだ。

卵巣は問題なかったみたいなのだが、
不正出血があるので、
子宮体ガンの検査をされた。

子宮が痛かった。
お財布にも痛かった。

なんでもないといいのだけれど。



今日は自分が凍りつく出来事があった。

新しく始まるドラマが見たくて、
夜、一人で見ていた。
二人の子供がいる主人公が乳がんになり、
しかも初期ではなくて肝臓にも転移しているという話だ。

ご主人もとてもいい人だったし、
話を聞いたお姑さんも駆けつけて来て、
うらやましい仲だった。

ところが、主人公は自分の母とはうまく行ってないようだった。

決心をして母に電話をする彼女。
もう初期ではなくかなり悪い、と告げると、
彼女の母親が怒鳴った。

「何してるのよあなた! そんなになるまでどうしてほっといたのよ!」


わたしはこの言葉で凍りついた。

何かあるたびにわたしが母から浴びせられてきた言葉。

コンクリートの階段を上から下まで転げ落ちて、
背中にひどい傷を負ったとき、
「何しとんの!」と、わたしの頭を殴った。

車で事故を起こして、処理に手間取り、
これから帰るという電話をしたときも、
「何しとんのアンタ!」
だった。


わたしだったら…
わたしだったら、息子がコンクリートの階段から転げ落ちたら、
病院に連れて行ってレントゲンを撮る。

わたしだったら、
息子が事故を起こしたと聞いたら、
まず怪我がないかを聞く!

それが愛じゃないの?
それが親じゃないの?


なんで母は、みんなに好かれてると言い、
みんなに優しいと言われるんだろう?
誰もがわたしの言葉を信じないだろう。

わたしは今も言える。
わたしを、最も傷つけて来たのは、
間違いなく実の母親だ。

前の姑さんにもさんざん嫌味やいじめはされたけれど、
それはそいつが馬鹿で無知だったからだ。


父と約束したから、
わたしは母が死ぬまで、
母の自慢話を聞き、愚痴を聞き、
明るい声で電話をかける。

父が理解してくれているから、頑張る。

でも父という支えを失ったら、
わたしはどうなってしまうのだろう?

父の死を考えたくない。

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どんな人になりたいか。

このところ寝つけなくて、
それに伴って起きる時間がどんどん遅くなっていく。

今日は起きたら、もうカウンセリングに行かなくてはいけない時間だった。
慌ててちまの世話をして、
着替えて飛び出した。

カウンセリングでいっぱい話をした。
カウンセラーさんにもいつも言われることだけれど、
わたしはものすごくカウンセリングを有効活用している。

父と話せる機会が与えられたことをまず話した。
普段だったら父が電話してくるなんてないことなのに、
想いが通じたのか、
父と話せて、理解してもらうことができた。
カウンセラーさんも喜んでくださった。

そして、夫が、わたしが父と話せるように、
何か画策していてくれたことも話した。

父と話した翌日、夫をマッサージに行って、
お父さんと話せた、と告げたら、
「そうか、じゃあ僕がなにかしなくても大丈夫かな。」
と言ってくれたのだ。
わたしが夫の胸でさめざめ泣くので、
夫は機会を作り出そうと、考えてくれていたらしい。
ありがたいことだ。


息子たちに会いたいけれど、しばらく会えなくて寂しいことも話した。

わたしがいわゆる「嫁」だったとき、
最初の姑からはひどく嫌味を言われたり、
親を悪く言われたりした。
言い返すこともできず、
前夫も味方には付いてくれず、
わたしはいまでもあの人が大嫌いだ。

同時に、わたしも嫁として好かれていなかったということになる。


わたしは、お嫁ちゃんが大好きだ。
あの細い綺麗な手で、
慣れない家事を頑張っているのかと思うと、
切なくなる。
息子の帰りがもっと早ければ息子がやれるのに。

そう話すと、カウンセラーさんは、
世の中正反対の人のほうが多いですよ、とおっしゃった。

大事な息子に家事をさせたりアゴで使ったりするお嫁さんを、
好ましく思っていないという人が多いそうだ。

一緒に暮らして目で見ると違ってくるのかもしれないね。


わたしは、
わたしの唯一の長所である、
平和主義を貫こうと思う。

いろんな意味での平穏を貫く。

大事な人を守ることもする。
愛を伝えることもする。
そして、
自分のことも、平穏な気持ちでいられるよう、
ちょっと頑張ったり、
ちょっと我慢したりしながら、
ささやかに生きていきたい。

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会えないって。

10月に息子たちに会って食事したとき、
夫が支払ったら、
彼らは恐縮して、
「じゃあ今度うちに来てもらって…。」
と言ってくれた。

そのニュアンスで、
わたしは勝手にまたすぐ会えるのだと思っていたのだけれど、
お誘いがないので、
息子に、来月会える?とメールしてみた。

そしたら、
12月から2月は仕事が忙しいから、
ちょっと無理、と返事が来た。

がっかり…。
お誕生会、したかったな…。


わたしも「姑」という立場のひとを苦手だから、
特に会いたくないと思われるのもわかる。

自分がしてきたことを、されるだけのことなのだ。

でもわたしはお嫁ちゃんが大好き。
かわいい。



今日、一緒に毛布にもぐって寝ていたちまに、
おねしょされた。

一瞬自分かと思って慌てた。
シーツに小さいシミがあった。

シーツをはいで、洗濯した。
こんなこともあるのね。
ちまかわいいな。

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まだ追われてる。

昨日は昼寝も夜寝もしてしまったので、
ちょっとODしてから寝た。

そしたらしっかり眠れて、
アラームを止めても起きられない。

夢に引きずり込まれる。

今週は行くところがいっぱいあるのに、
まだ職場にそれを伝えてない!と思って、
今になってどうしよう…と目が覚める。

あ…。
そうか、わたしはもうオバサンで、結婚していて、
働いていないから、
申告しなくていいんだ、と気がつく。

ああ、ありがたい…。


病院で、先生に、
「働いていないんですか?」と聞かれる話をした。
そしたら先生は、「そんなに聞かれるもんですかねえー。」と言った後、
「今度からは聞かれたら、夫の稼ぎがいいので、と笑ってみなさいよ。」と言った。
わたしは面白くて笑ってしまった。

夫はもうすぐ定年だけれど、
今度からはその手を使おうかな。

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飛びたいと泣いていた。

土曜日もがっつりお昼寝をして、
日曜日は、
ランチのあと、庭の柿取りのお手伝いをした。
庭には2本の柿の木が生えていて、
立派な実がなるのだ。
わたしは柿は好きじゃないから食べない。

そのあと食器を洗って、
またお昼寝をした。

飛べる夢を見た。
飛べる、というか、弾める夢。

地面にちょっと爪先をついて飛び上がるだけで、
空高く弾むのだ。

気持ちよくて、
いつまでもその夢を見ていたかった。


息子が言葉を話せるようになった頃、
朝起きた時によく言っていた。
「飛びたいの。」

空を飛びたいというのだ。
そんな経験ももちろん無いのに、
なんで飛びたいなんて言うんだろう?と思っていた。

それからも、朝起きては、
「空、飛びたいの。」と言って、
時には泣くこともあった。


わたしのお腹に宿るまでの間、
彼は空を飛んでいる存在だったのかもしれない。
その記憶があって、
また、飛びたいと泣いていたのかもしれないと、
今は思う。

小さい子は、
生まれる前のことや、
前世を覚えていることがあるらしいのだ。


飛んでいるのは気持ち良かった。
またそんな夢を見たいな。

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一人旅?

4週間ぶりの精神科に行って来た。

旅行のことを話し、
息子たちと会ったことを話し、
父と話が出来たことを話した。

4週間ぶりだったからだろうか、
先生はゆっくり時間を使って色々話しかけてくださった。

わたしが水族館好きなことを知っているので、
そこから、ジンベイザメの話になった。

ジンベイザメを見たことがない。
大阪か沖縄に行かなければ見られない。

「もう少し元気になったら、沖縄に行ってみるのはどうですか?」
と聞かれた。

わたしは海に興味はないし、暑いのも嫌いなので、
特に行きたいとも思わないし、
それに、夫と先妻さんとの最後の旅行が沖縄だったこともあって、
夫は行きたがらないと思います、と答えた。

「一人旅というのはどうですか?」
と聞かれた。

わあ、無理です、全然無理ですね。
計画が立てられないし、
飛行機の乗り方もわからないんです、と答えた。


わたしはもう思い残すことはないので、
旅行に行けなくてもかまわない。
息子の幸せを見ながら、
ねことひっそり生きていければいい。

この街に来て良かった。
わたしを知っているのは、
歯医者さんと床屋さんだけだ。
誰もわたしを知らない。
挨拶しなくていい。

楽だなあ。
本当に良かった。

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体は入れ物。

ゆうべはどうしても寝付けなくて、
朝になってしまった。
寝付けないのは辛い。


わたし個人の考えなのだけれど、
人には体と魂があると思っている。

魂は不滅で、輪廻転生を繰り返しながら、
磨かれていっていると思う。

親子や夫婦や友達や上司や、
そんな人たちとの関わりで、
傷ついたり傷つけたり、
反省したり褒めたりしながら、
魂が磨かれてゆく。


今生でわたしがこの考えに目覚めたから、
来世では、
前世で会った人のことを、覚えていられるかもしれない。


そして体は大事だけれども、
それは魂の入れ物で、
わたしは死んだら臓器提供をしたいと思っている。
せめて角膜だけでもいい。
それで一人救える。


でも欲深いから、長生きして、
息子の幸せを見続けていたいと思っている。
お孫ちゃんにも会いたい。

だから、入っているガン保険を、ランクアップした。
今、幸せで、
特に思い残すことはないけれど、
やっぱり長生きして孫を見たいというのが願いだ。
矛盾してる。

お孫ちゃん、楽しみだなー。

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優しさを教えてくれたひと。

担当美容師さんとは歳が20歳も違うのだが、
話が合って、
お互いに会うことをすごく楽しみにしている。

孤独に暮らしているわたしには、
とてもいい話し相手だ。

彼女は二人の子供を持っている。
子供の話をお互いによくする。

わたしが息子に、
大好きだよ、大事だよと言葉で伝えて生きてきたことを以前話した。
するとそれに感化されて彼女は娘ちゃんに言ったそうだ。

そしたら、娘ちゃんは驚いて、
「そうだったの? 知らなかった!」と答えたそうだ。


今日は、「伽羅さんみたいな優しい人に育てられたから、息子さん優しいんでしょうね。」と、
言われた。

違う、それは全然違う。

そうじゃないの、違うの。
逆なのよ、と言うと、彼女はきょとんとした。

産まれてみたらね、息子がすごく優しい子だったの。
大好きって言ってくれて、
抱きついて来てくれて、
髪を撫でてくれて、
荷物も持ってくれたの。

そんな優しい子に恵まれて、
わたしは初めて「優しい」ということを教わったのよ。

そう説明した。


披露宴の時、息子はみんなに「クールな人です。」と言われていた。
でもわたしにとっては、
わたしの頭を抱いて撫でてくれた、
あの優しい息子のままなのだ。


夫の愛はとても強い。
決してわたしを怒ったりしない。
頼んだことはすぐにやってくれるし、
常にわたしを守ってくれている。
強い人だと思う。

わたしは本当に幸せだな。
再婚して良かったな。

今日もちまを毛布でくるんだ。
毎日幸せだ。

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思い残すことはない!

よく夢を見る。

仕事が間に合わない夢、
勉強してないのにテストを受けなきゃいけない夢、
月末なのに払えない夢…。

目が覚めて、もうこれ以上頑張らなくていいことに気づく。
守られていることを夫に感謝しながら、
また少し眠る。


自分が幸せなので、母にやっぱり電話をしようと思い、
「いま電話いいですか?」とメールした。
するといつも母からかかってくる、というシステム。

ところがしばらく待ったがかかってこない。
ああ、出かけてるのかなと思い、
寝転んでニュースを見ていたら、
かかってきた。

出ると、思いがけず父の声がした。

母は近所に出かけているそうで、
父がやっとの思いでメールを読んで、
頑張って電話してきてくれたのだ。

わたしは、願っても無いチャンスと思い、
父と話したかったのだと言った。

父の体調を聞き、
最近の様子を聞き、
それからわたしが話した。

お父さんね、覚えてないかもしれないけれど、
わたしが小さい頃、よく、
「かわいい。」
「大好き。」
って言ってくれたんだよ。
頭を撫でてくれたんだよ。

それがわたしを支えてくれているんだよ。

お母さんにはそういうことを言われたことはないの。
わたしはこんなオバサンになってもまだ、
お母さんに認められたいの。

でもね、お母さんってものすごく頑張った人でしょう?
貧乏にも、病気にも、すごく頑張った人でしょう?
だからわたしを認めてくれない。
そのことがいつもちょっと切ないの。

それとね、この歳になると会話も、
親子の会話じゃなくて、女同士の話になっちやって、
ちょっと生々しくて辛いときもあるの。

でもね、わたしは何も親孝行してないから、
聞くことだけしかできないから、
頑張って聞くね。

ただ、わたしがそのことを頑張ってるってことを、
お父さんには知ってて欲しかったの。
だから話しがしたかったの。

お父さん、わたし、お父さんが大好きだよ。


相槌をうっていた父が言葉に詰まった。

お父さん、大好きだよ。
そう言ってわたしは泣いた。


言えた。
言いたかったことが言えた。

もうこれで、もし急に父が意識不明になっても、
もしわたしが死んでしまっても、
思い残すことはない。

頑張って母の話も聞くことにする。


それで一旦電話を切った。
あとから母からまた電話があった。
明るく話すことが出来た。

頑張ろう。
死ぬまで頑張ろう。
頑張り続けよう。

                                          伽羅moon3

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電話どうしよう。

母に電話をしなければと思う気持ちから抜け出せない。
話したいことはもう無い。
でも、わたしがいつまでも息子を思うように、
母がわたしを思っているのだとしたら、
電話ぐらいしてあげないと、と思うのだ。

かといって話したいことは別にない。
旅行の話も特に無いし、
息子たちと会って楽しかった話もしたくない。


母は、
「自分はすごく頑張った、すごくいい人で優しいと言われている。」
と自分で言う。
本人が言うんだからそうなのかもしれない。

でもそうなら、なぜわたしの頭を撫でてくれなかった?


父が先に亡くなってしまったら、
わたしは母を支えきれない。

それとも父が亡くなったら、
母はもう父の愚痴を言わなくなってくれるだろうか。

電話…どうしよう…。

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役に立たない長所。

うつ病になる前は、
わたしは自分は仕事も出来て、
人ともうまく付き合えると思っていた。

仕事が好きで、そのための努力は惜しまなかった。

そうすることでしか自分を認めてもらえなかったからだ。


でも、あるとき面接で、
「御自分の長所を言ってください。」
と言われて、
わたしは言葉に詰まり、答えられなかった。

そのときはもうおかしくなっていて、
自分の良さなんて、見つけ出せなくなっていた。


いま考えても、もうわたしには長所はない。

優しくもないし強くもない。

ただ、無駄に純粋なところがあると思う。
嘘をつくのも辛いし、
自分を偽るのももうできなくなったし、
苦手なことを頑張ることもできない。

でも、いくら純粋でも、それは何の役にも立たない。
誰も救えないし、
稼ぐこともできない。

世の中の端っこで、ひっそり生きている。
ねこを毛布でくるんで満足している。

誰のことも妬まず、
誰もうらやまず、
ただ静かに、役に立たずに生きている。

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生きていく希望。

昨日カウンセリングの帰りに、
伊東屋とロフトをハシゴして、
来年用のカレンダーと手帳を買った。

嬉しかった。
わたしは来年も生きているつもりなのだ。
何の仕事もせず、
誰の世話もせず、
誰の役にも立っていない。

それでも来年生きているつもりなのだ。


ずーっと詰め込んできた人生だった。
寝転んでテレビを見てる時間なんて持ったことがなかった。
何かを生み出していないと、
自分を保てなかった。
だから仕事も必死にやった。

カウンセリングでわたしは、
「もう思い残すことは何もない。」と言った。

わたしが死んでも誰も困らない。
わたしは今、最高に幸せなのだ。

誰の役にも立ててなくても、
自分が幸せで、
来年のカレンダーを買えるなんて、素晴らしいことじゃないか。

生かしてくれている夫に感謝する。


今日は一日眠って過ごした。
ちまを毛布でくるんで、
ずっと隣にいた。

こんな幸せで穏やかな日々が自分に訪れるとは考えたことがなかった。
静かに歳を重ねて行きたい。

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愛することが愛なのだ。

カウンセリングに行って来た。
旅行がちょっと過酷だった話をした。

わたしは被害妄想が大きいので、
夫の知人の奥様に言われたことや聞きただされたことを、
責められた、馬鹿にされたと感じていることがわかった。

確かに自分はとても楽をさせてもらっているけれど、
そこを突かれると辛いのだ。


旅行の話はそこそこにして、
息子たちと会って、
いかに楽しくて嬉しかったかを話した。

心につかえてたことが全部解決された。
二人がとても幸せで、その様子を見たり聞いたりしている自分がとても幸せで、
なんでこんなに嬉しいのか不思議なんですと話した。


息子は、本当に可愛い子だった。
ガラスの心を持ち、ひ弱で、泣いてばかりいて、
でもわたしのことをこの上なく愛してくれていたと思う。

小さい息子を抱きしめているとき、
わたしは、愛されるという幸福感を生まれて初めて知ったのだ。

親も、当時の夫も当然、
ここまでわたしを愛してはいないと感じた。

だからマザコンに育てて、もしお嫁さんが来たら、
いびり倒してやろうと計画していた。

ところが息子はマザコンにはならずサラッと親離れして、
ものすごくいい子と結婚した。

わたしはいびるどころか、
お嫁ちゃんのことが好きで好きで、
もっと会いたい、いっぱい話したいと願っている。

何でしょね、この気持ち。
よそのお嬢さんなのに、すごく愛おしいんですよ、と話した。

カウンセラーさんは、
それはあなたが、本当に無垢な純粋な愛情をいっぱい息子さんに注いで育てたからでしょう、と言ってくださった。

充分愛された子は愛の本質を知り、
ちゃんと愛をはぐくむことができて、
いい相手を選べるのではないでしょうか。

いっぱい愛を注いだからですよ、と言ってくださった。

わたしは泣いた。

ドリカムの歌にあるように、
愛してると思うだけで、涙が溢れてしまうのだ。

愛に見返りはない。
愛するということこそが、愛だからだ。
愛したんだから愛して欲しいというのは傲慢だ。

ただ愛すること。
そこに真の愛が存在する。

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無理だった。

三日間の山形旅行から帰って来た。

残念ながらヘトヘトに疲労した。
三日間動くことができないことがわかったし、
知らない人と接することができないのもわかった。


初日、夫が仕事上でお世話になった方が空港まで迎えにきてくださっていて、
夕方まで、あちこち案内してくださった。
いい天気で暖かく、
空が広々としてみずみずしかった。

夜はその方の奥さまも合流されて、
4人で食事をした。
おじさん二人は話が盛り上がっているので、
わたしは奥さまと話す羽目になる。

働いているんですか。
専業主婦ですか。

いえ、週末婚なんです、というと根掘り葉掘り聞かれた。

自分のために料理はしないと言うと、
じゃあ毎日何をしているんですか?と、
ものすごく不思議がられた。

まるで責められている気分だった。

会食が長引いて終わらないので、わたしが夫の腕をつついて、
「そろそろ…。」と言わなければならなかった。

ホテルの部屋に帰る途中、夫が
「ありがとうね。」と言ってくれたが、
わたしの心の疲労はひどかった。


翌日、わたしはエネルギッシュな夫のスケジュールに着いて行けず、
具合が悪くなって、
途中でタクシーでホテルに一人で帰った。
お風呂に入ってベッドで休んだ。

二日目の夕飯は米沢牛のしゃぶしゃぶ。
すごくおいしかった!

三日目は水族館へ行ったが、ものすごく混んでいた。
クラゲがいっぱいいた。

その後もあちこち回って、夕方の飛行機で帰って来た。


わたしの人生、
ゆっくりしていたことがない人生だった。
子供の頃から追い立てられる毎日だった。

今が一番幸せだ。
自分の部屋に居るのが一番幸せだ。
それが一番の贅沢だと思う。

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