« あたたかい部屋 | トップページ | しんどくて起きていられない »

転院することになりました。

理由はひとつではないので説明が難しいが、カウンセラーと心理研究所の所長さんのセッションで選んでいただいた医師のいる病院に、転院することになった。

今までの病院には丸3年通った。そこで治すつもりだった。
おそらく投薬もふさわしく、医師としては経験も多く信頼の出来る人だったのだと思うが、相性というものがある。
大きな声で叱咤したり、言うことが都度変わる医師に、わたしはとうとう心を開くことも甘えることも出来なかった。
医師のほうも3年経過して一向に好転しないわたしを疎み、診断書だけ何度も書くことを嫌がっていた。
(↑と、思うのはわたしの被害妄想かもしれないと今日気づいたけれど。)

新しく行く病院は町田市。
神奈川県におもいっきし食い込んだ感のある市だ。たしか最後に東京都に編入された市だったと思う。地図上はどう見ても神奈川県でよかったんちゃうん?という部分に行くことになった。

まずいつもカウンセリングに行っている駅まで行き、そこから乗り換えること2回。
ガラ空きの電車はまるで新幹線が地方に向かうように、どんどんと田舎に走っていく。
駅を出てから、カウンセラーさんの描いてくれた地図を頼りに、勾配差のある住宅地のなかの道をくねくねと歩いてゆく。
うっそうと茂った大きな木の下を抜け、なおもくねくねと下っていくと、ようやくその精神病院にたどり着いた。
くすんだピンクに塗られた鉄格子が窓にはまっている。
うわ。と思うくらい、思いっきり昭和の建物だった。

時間に少し遅れたわたしをカウンセラーさんが心配そうに待っていてくれた。
受付を済ませて、ソファにカウンセラーさんと並んで座って雑談しながら待つ。
今までの心療内科とは違って、重症の患者さんや付き添いの人がいる患者さんが多い。
それでも完全予約制とあって程なくして呼ばれた。
もたいまさこさんのような、やや年配の看護師さんが割烹着スタイルの白衣を着ていた。

診察室に入ってはじめましてと挨拶をする。
担当の医師は、ボスキャラのようなメリハリのある女医さんだった。
カウンセラーさんと三角に座って色々聞かれたり話したりした。

カウンセリングの時には気がつかないでつらつらと話をしてくるのだが、女医さんに質問されてわたしが答えると、首を傾げられることが何度もあった。
え、わたしのこの考え方って病的なのか…?と何度も思った。
どうしてそう考えるの?と聞かれても、「そうとしか考えられないのです。」としか答えられない。つまり、認知の偏りがあるのだろうな、と自分で想像する。
今までの老医師は、カウンセリングには批判的でかといって優しく話を聞いてくれるわけでもなく、大きな声で叱咤されるだけでわたしは萎縮し、通院が憂鬱であった。
帰りに浅草橋に寄って金具を買う楽しみがなかったら、もっと早くにギブアップしていただろうと思う。

色々質問されて答えるが、わたしの答えはどうやら問題だらけのようだった。
強迫性障害があるのは明らかね、とお墨付きをもらってしまった。
適応障害もあるが、治らないということはなく、そのストレス源さえ無くせばかなり快方に向かうはずだということだった。

最後に転院の意思を確認された。わたしはこの女医さんにお願いしてみることにした。
カウンセリングとの双輪でやって行ってみようと思う。
紹介状無しで受け入れてくださることになった。

非常に多くの薬を飲んでいるため内臓(特に肝機能)の状態が知りたいので採血をしてから帰るように言われた。
今週検診があってそこでも採られるんだよなーと思いつつ、たっぷり3本採られた。
採血をしてくれた看護師さんは年配の気さくな方でとても上手だった。

帰りは上手に急行に乗り継いできたら一時間で自宅の駅まで帰ってこれた。
だんだんと慣れてうまく乗り継ぎや乗換えができるようになるだろう。
夕べあまり寝ていないせいもあって、ものすごい疲労感に襲われ、夜になるまで4時間半も寝てしまい目が覚めてもなかなか起き上がれなかった。

来週また通院。
今持っている薬がなくなるので今後の薬の相談がある。採血の結果で内臓の様子も診たいとのことだった。

ハイキングに行くくらいの通院である。今日は気候が良くて歩いていても気持ちが良かったが、雨の日も雪の日も酷暑の日もやってくるだろう。

わたしは自分でもカウンセリングで吐き出し、認知の歪みを直していく必要があると考えている。不必要な恐れや緊縛から逃れたくもある。
優しいカウンセラーさんと、ボスっぽい頼れそうな女医さんに囲まれて、今日は緊張はしなかった。親しい親戚のおばちゃんや幼馴染に話を聞いてもらっているような温かさがあった。

これがわたしの新プロジェクト。
少しでも、これでいいんだ・このわたしでもいいんだ、と思えるようになるよう通いたい。

                                           伽羅
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ丸4年目にして新しく動き出したわたしに応援をお願いします
   

|

« あたたかい部屋 | トップページ | しんどくて起きていられない »