« めんどくせえヤツ? | トップページ | たたえている悲しみ »

あんずとちまちま。

今夜はにゃんずのお話をあらためて。

           ++++++++++++++++++

2009_5_anzuchima_027 こちらが『あんず』です。
もうすぐ一歳(推定)のみけにゃんこ。♀です。

顔は茶白ふうにハチ割れておりますが、頭頂部からは黒い毛が入ります。
背中は茶と黒の毛でびっしり模様になっておりサビ猫ふう。
五分袖のケープを纏っていて、手足は白。
黒いシートベルトがお腹まで回って来ていますが、それ以外のお腹部分は白です。
                                          
2009_5_anzuchima_042_3 Anzu_2008_12_114_7 お鼻と肉球はピンクです。右手の平部分に濃い茶のぶちがあるのが特徴です。
しっぽはクランク型のかぎしっぽです。

あんずは、ノラ猫でした。
ある会社のそばに生息していて、その会社のとある男性が、あんずに餌をあげてくれていました。

その部下の女性がが、あんずを捕獲して保護し里親募集をしてくれました。
最初は避妊手術をしてリリースしようと思っていたそうです。けれどもあんずが懐く素振りを見せたので、一転して里親募集に切り替えたそうです。
「凶暴なねこでした。」と保護主さんは言いました。
捕獲器に唐揚げを入れて待ち伏せたのだそうですが、あんずが入ろうとすると別の大きな猫が先に入ってしまい失敗、ということを何度も繰り返して、やっと捕獲したものの、あまりの凶暴さにその捕獲器から二日間出せなかったそうです。

2009_5_anzuchima_120 こんな風に眠っていますが、警戒心のすごく強い子で、正直わたしにしか懐いていません。
それだって、「撫でて~。」と擦り寄ってくるので撫でようとすると、ささっとケージに入り、わたしがケージの前に這いつくばると、顔の前をぐるぐる回ってからコロンと横になる、という警戒のしようです。
ラグに寝そべっているところを撫でることなんて滅多にできないのです。
ちょっとドジで、ビビリで、頑固で、でもすごくすごく優しいねこです。

          ++++++++++++++++++

2009_5_anzuchima_057 こちらが『ちま』です。
仮につけられていた名前が呼びやすくて可愛かったので、そのまま名前をいただきました。
白地に、グレーと黒のしま模様だったので、「サバ白」ということで譲り受けたのですが、最近そのグレーの部分が茶色に変わって来ました。
これは…キジ白に変化するのでしょうか??
まだどっちつかずの仔猫、推定2ヵ月半です。

アイラインが入っており、ピンクのお鼻には可愛いぶちがあり、それは口の中まで続いてあります。
肉球は…
2009_5_anzuchima_059 四肢ともこんなおいしそうなアズキ色!
みごとにすべての肉球がアズキ色なんです。
柔らかくてしっとりした、「ぬれあまなっと」みたいでキュート!

しっぽは先細りのすらっと長めのしっぽたんです。

特技は大食いとでんぐり返り。
人が大好きで、すりすり寄って来るほか、新聞の上に座って邪魔をし、取り込んだ洗濯物の上で暴れ、寝ているわたしの髪の毛を噛みちぎり、お膝じゃなく肩にも登ってきてゴロゴロいう、とってもフレンドリーなねこです(笑)。
とっても食いしん坊で、あんずのぶんまでフードを食べてしまうので注意が必要です。

ちまは、スーパーのビニール袋に入れられ、袋の口をぎゅっと縛られた状態でどこかに吊るされていた捨て猫でした。
登校中の小学生が、朝、その袋がもぞっと動いた気がしたのだそうです。
でも時間も無いので学校に行きました。
そしてそんなことはすっかり忘れ、帰宅してから友達のうちに遊びに行き、その帰りに通学路を通り、またその袋が動いたような気がして朝のことも思い出し、袋を開けてみたのだそうです。
するとそこには仔猫が一匹。
小学生は慌てて家に持って帰りました。
ところがその子の母親はこう言ったのだそうです。
「元のところに置いてきなさい!」と…。

でもその子はそれをしませんでした。
動物病院に駆け込んだのです。仔猫を持って。
その動物病院は保護活動の場ではありません。医者が困ったなと思いつつも袋を開けてみると、そこには瀕死の仔猫が入っており、医者の顔を見て、小さく「みぃ~。」と鳴いたのです。

目が開いたばかりという時期だったそうです。
医者は水分不足で死ぬ寸前の仔猫に、回復するまで点滴を続けました。
そして里親探しの活動をしている保護主さんに連絡を取ってくれたのです。

2009_5_anzuchima_085 仔猫の目が開いたとき最初に見たものは、自分を袋詰めにする人間の顔だったのかもしれません、と保護主さんは言っておられます。
だとしたらなんと言う不幸なことでしょう。

でもこのコには生きる運がありました。
みぃ~と鳴いた声は、最後のひと絞りだったかもしれません。
その一声でこの子は死を免れたのです。

          ++++++++++++++++++

あんずの場合は餌をくれていた男性と、捕獲してくれた保護主さん。
ちまの場合は、見つけてくれ、動物病院に救いを求めてくれた小学生と、獣医さんと、保護主さん。
何人もの人に救ってもらった、かけがいのない大切な命です。
2009_5_anzuchima_174二匹は今日も仲良く寄り添ったり、追いかけっこをしたり、取っ組み合いをしたり、お互いのフードがもの珍しくて狙い合ったりしながら、楽しく暮らしてくれています。

人に助けられた命。

そしてその命たちに、わたしは救われ、癒され、必要としてもらって今があります。

大切に生きて行きたいと思います。

                                          pencil伽羅moon3

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ←バナーがこれしかないので、ねこ話ですがclearお願いしますclover
にほんブログ村

|

« めんどくせえヤツ? | トップページ | たたえている悲しみ »

コメント

flagオモダカさん。
はい。一つの命に一つの物語がありますね。せっかく救われた命ですので、大事にしたいと思います。もちろん自分も。

flagふくちゃん。
ありがとう、わたしも書きながらぽろぽろ涙が出ました。でも、当のちまちまはケロッとしていてまったく明るくてなーんにも気にしないコです。うらやましい性格です。「ちまおバカだからわかんな~い。」とおバカキャラを当て嵌めています。
繊細なあんずをどうしても庇ってしまうわたしです。
ふくちゃんも凶暴だったですか。人間を信じられなかったんでしょうね。
はてあんずは少しは信じてくれてるかなー??

投稿: 伽羅 | 2009年5月21日 (木) 02時20分

ちまちゃんの経緯・・・・・何度も読み返し何度も泣きそうになりました。

本当はそんなことしちゃいけないかもですが(いや、いけないんですが)
万が一、猫を捨てるとしても袋詰めなんてしちゃいけないと。
せめて自分で餌がとれる月齢と生きていける環境下に放してやるべきだと。
命を人間が「ここまで」と決めちゃいけません。
自然に生きることができる彼らなんですから。

うちのふくちゃんも冷凍食品会社の倉庫で捕獲され娘が連れてきた時は
そりゃもう獰猛!!!! しゃーしゃー威嚇の嵐で数日間籠から出せませんでした。
今も猫同士でのコミュニケーションが下手で同居猫に虐められてますがそれなり頑張って生きてます。


でも、ほんとうに良かった。
さしい伽羅さんに出会えて。 あんずちゃんもちまちゃんも幸せですよね。

投稿: ふく | 2009年5月20日 (水) 18時14分

いやあ、みんな伽羅さんに負けず劣らず、波乱万丈な人生(猫生か)を歩んでいるんですね。
本当に生きのびてよかったと思います。
二人とも今の幸せをかみしめていることでしょう。
これからもしあわせが続きますように。

投稿: オモダカ | 2009年5月20日 (水) 07時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« めんどくせえヤツ? | トップページ | たたえている悲しみ »