虹をまとう首飾り
先日の紙婚式(結婚一周年)には皆さまにもお祝いのお言葉をいただき、ありがとうございました。
その時に夫に買ってもらったものを、今日引き取りに行ってきましたので、ここで紹介させていただきますね。
真珠のネックレスでした。
4月に叔父が亡くなり葬儀に行ったのですが、その時身内のなかでわたしだけが真珠のネックレスをしていませんでした。
昔から欲しかったけれど、買う幸運には恵まれずに、この歳まで来てしまったのです。
わたしは人がうらやましいのではなく、欲しいと思い続けていたものだったのです。
帰宅してからその旨をチラッと話してみると、夫は『メガネ』のときと同様の反応でした。何も高い本物をする必要性なんてない。見た目がかわらないならプラスチックで充分、と。
きっとそう言うだろう人だとわかっていました。
でも、アクセサリーとして欲しいのではないのです。それは数珠と同じ。
もうこの歳になったらプラスチックではなく本物が欲しい。常々思っていました。
だから4月からお小遣いをすこしづつ貯め初めていたけれど、これからどんどん弔事の増えてゆく年齢です。
貯まって自分で買えるようになるまできっと何回もお葬式があるのではと思って気が気ではありません。
道すがら夫が「記念に何か欲しいものは。」と聞いてくれたとき、「二人の記念品じゃない感じのものでも良いのなら、わたしが欲しいものは一つだけです。」と返事をしました。本当に欲しかったのです。
二人とも真珠に関する知識がないため、まずは専門店に行って説明を聞こう、ということになり、地下街の専門店に入りました。
そこで、品質の差・色味の違い・照りの違いなどを比較しながら教えてもらったのですが、そうするとアクセサリーショップのショーケースの中で『特価10万円!』と売られているものを買うのが怖くなりました。
一生に一回の買い物なんです。
わたしたちは真面目に説明を聞きました。
知っていましたか?
真珠は、透明なんだってこと。
幾重にも巻いてこういうとろみのある白っぽい色に見えますが、透明の膜が幾重にも巻いているものだそうです。
だから品質の高いものは虹のような色目が浮かびます。きらびやかな照りがあります。
貝を早く引き上げてしまうと層の薄い真珠になります。巻きの浅い真珠は黄色く変色するそうです。
そして真珠ってとても固いものなんですって。歯と同じくらいの硬度があるそうです。
全く知りませんでした。
「この店で買おう。」と夫が言いました。
品質と価格の関係に非常に納得したようです。
わたしは何本も並べて見せてもらった中で、すこしの不透明感が まろやかで、ピンクに寄った色目のものを選びました。
肌にしっとり来る感じがしたのです。
上には上が、下には下もありますが、気に入ったものを買ってもらうことができました。
すごく感激しました。
とても嬉しくてたまりませんでした。
普段使いのアクセサリーではないので、見せびらかしたり弔事の場で見せっこするものではありません。でも、こんなにいいものを専門店で買ってくれた夫の気持ちに感謝しました。
数珠と一緒で必要だから買うという用途のほかに、「品質のいいものを専門店で」という部分がお祝いと感謝の気持ちだと思ってね、と夫は言いました。
今日、付けてみるとずっしり重みがあって驚きました。
本物の重みを初めて知りました。
一生大事にします。
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夕方は回廊と化したアパートの部屋からトイレまで、どっちがどっちを追いかけているのかわからない追いかけっこを開催。











今日のあんずとちまです。離れた場所に置いてありますが、お揃いのベッドでそれぞれ眠っています。


















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