« 血の涙 | トップページ | 破産、面会、そして爆弾 »

さまざまな進展

産婦人科に行っても、「これは生理でしょう」と言われて帰されてしまいました。
それがそうじゃなさそうな勢いだからこそ病院に行っているのであって、自分でもビックリするような出血に耐えながら、店に出て、土日は自分の仕事で出かけ、夜は静岡刑務所の彼に宛てて手紙を書くという、相変わらずハードな生活を送りました。

彼からの素っ気無い手紙が来た翌週、静岡刑務所から手紙が来ました。

拘置所もそうですが、刑務所も、手紙にはその施設の住所しか書きません。つまり、東京拘置所なら、葛飾区小菅1-35-1、それに本人の氏名だけです。
刑務所もそうですから、一見では刑務所からの手紙だとはわからなくなっています。
書類は、「分類検査室」というところの担当官からでした。

「○○くんは現在当所にて服役中ですが、貴方を内妻とする申請が出されました。つきましては同封の
「内妻照会書」にご記入のうえご返送ください」という内容でした。
わたしはすぐに記入して送り返しました。

よかった、すぐに面会に行ったりしなくて…。これで認められてからでないと、許可されないのだなということがわかりました。

次の日も次の日も出血は不気味に続き、わたしの苦悩を知った会のメンバーの一人が、自分の大学の同期の友達が婦人科のクリニックを新しく開いたのだが、行ってみるかい?と申し出てくれました。
わたしは即座に頼みました。

クリニックは町田でした。遠いので通院は無理ですが、新しいクリニックの最新の超音波で診てもらって、今の治療が正しいかどうかを聞いてみたいと考えたのです。
すぐに予約を取ってくれ、彼は自分の休みまで取って、一緒に行くとのこと。
それを断ることは出来ませんでした。


その間に、わたしは
「債権者集会」というものに出ました。
これは、文字通り、わたしの債権者が裁判所に集まり、裁判官にいわば文句を言い立てて、双方の意見(わたしの側は弁護士)を聞いた上で破産を認めるかどうかの判決を下すという、ミニ裁判です。

午前中から弁護士と待ち合わせて、彼女は青黒い顔をしたわたしに高いうなぎをごちそうしてくれ、タクシーに乗せて霞ヶ関まで行ってくれました。

エレベーターの中で、自分の破産管財人と会いました。少女のようなかわいらしい人で、先月面談に行ったときには
「あなたは、被害者です。彼に騙されたことは明確です。破産には問題ないと思います。」と優しい声で言って、わたしの弁護士は思い切り立ち上がって「アッリガトウゴザイマスっ!」と敬礼までさせた人なのです。

数々破産をこなしている弁護士が「あなた、正直こんな楽な破産は初めてよ」と帰りのタクシーで言ったくらいでした。


裁判所の広い部屋で、わたしは弁護士と管財人に挟まれて座りました。
世の中にはこんなに破産をする人が居るんだ…と思うくらい沢山のグループが来ていました。

|

« 血の涙 | トップページ | 破産、面会、そして爆弾 »

コメント

お返事遅くなりました。コメントありがとうございます。
今書いている記事は数年前の出来事で、いわゆる「新監獄法」が施行される以前のことでした。ですので、文中では配偶者か親族でないと、面会・手紙のやり取りは不可能という設定で書いています。

「新監獄法」が施行されてからは、法律上では、友人や知人も面会及び手紙のやり取りができるということにはなりました。
しかし、これは正直言って、「必要があれば認めなくは無い」と受け止めたほうがいいでしょう。
相手の方が居る刑務所の所長が必要と認めた相手に限っては認めるということだからです。つまり、どの程度必要かどうかは所長の判断に任せられます。

どのような関係の方でどのようなお付き合いかわかりませんが、刑務所がわかれば直接電話をして、質問してしまったほうが早いかもしれませんね。
わたしのときも親切に答えてもらいましたよ。

もしお悩みのことがあればいつでもまた来てください。出来うる限り、お心に沿いたいと思っています。お待ちしてます。

キャラ姫

投稿: キャラ姫 | 2007年7月 8日 (日) 17時45分

すみません、お尋ねします。
刑務所への面会や中からの手紙の発信は、親族や内縁でないと無理なのでしょうか?
監獄法が変わり、友人知人でも可能になったと聞いたのですが・・・

投稿: お聞きしたいのですが・・ | 2007年7月 7日 (土) 09時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/408836/7054785

この記事へのトラックバック一覧です: さまざまな進展:

« 血の涙 | トップページ | 破産、面会、そして爆弾 »