なかなか休めないものさ。

わたしはいつも、一番会う頻度の高い美容師さんに、
日常の出来事や気持ちを話しているが、
彼女に言わせると、
「ゆっくり休まなくちゃいけない病気なのに、全然休んでないじゃないですか。」
だそうだ。

確かに、稼働時間が短いので、
動いている時は、めちゃくちゃ色々やっていて、
のんびりとしていることなんてない。

でも、そのおかげで、洗濯物をためてるとか、
部屋が埃だらけとか、
シンクに食器が山積み、にはなっておらず、
ちまを抱っこしてたり、ムギと一時間半も一緒にいたりと、
生活の、時間帯については非難されるだろうが、
内容としては、充実していると思う。

料理もたまにはする。
夫のシャツにアイロンをかけたりもする。

なので、本当に今日はのんびりしたなあ~っていう日は、
彼女から言わせると、2カ月に一日くらいしかない、とのことだ。

うん、そうだね。
カウンセリングに行ったり、精神科に行ったり、
リウマチの病院にも行くし、
ドラッグストアへの買い出しにも行く。


土曜日は、最後の最後で、ムギを綺麗にする作業をして、
疲れ果てて、11時間半も眠った。
日曜日はもう、暴風雨とわかっていたので、シャッターも開けず、
借りているDVDと、録画した番組を二つくらい見た。
夕飯も簡単に炒め物をご飯にかけて食べた。


月曜の朝に、燃えるごみを出してもらうため、
日曜日の夜中に、母屋の裏の物置に、ゴミを入れさせてもらうのだが、
暴風雨がすごくて、ゴミはもう縛ってしまい、
雨のやみ間に、ササッと行って来ようと思って音を聞いていた。

雨が止んだので、ゴミと、
そしてムギに会えた時に使えそうなものを色々持って、
降りて行った。

ムギは、小屋の中ではなく、車の下、後方にいた。
まず、ゴミを物置に入れてから、近づいてムギを見ると、
また、前夜と同様に、シッポがぐしょぐしょに濡れて、毛羽立っているのが見えた。

ああ、ムギちゃん。
ずっと小屋に入っていてくれたら、そんなことにはならないけど、
トイレにも行くし、敵がもし来たら戦うしかないし、
そんな姿で…と、辛くなった。

でも、すぐまた暴風雨に戻るのはわかりきっている。
その場でネットで天気図を見たが、
まだ台風は、御前崎を通過したばかりなのだ。
だから、濡れた床を拭いて、敷物や座椅子を出すことは、
やれない。

ムギ、シッポ、拭いてあげるからおいで、と言ってはみたが、
ムギは来てはくれない。
せめて、と思い、ガラスの小さい器におかかを入れていたら、
ムギが匂いにつられて、近寄って来た。

車の下に入れてやったら、喜んで食べた。
「シーバも食べる?」と聞いたら、食べるみたいで、そのままいるので、
シーバも入れて差し出したら、自分で器から食べた。

そのあとは、車の前の方に移動してしまった。

ムギの体があれだけ濡れているということは、
ベッドも濡れているはずだと思い、
ベッドを探ると、やはり、ベッド内の敷物はぐっしょりだった。
これは、想定して準備していったので、新しいタオル地の敷物に、
交換してあげることができた。
これなら、濡れたシッポで入っても、水を吸収してくれる。

ムギには、
「ムギ、タオル交換したから、また小屋に入って寝なね?」
と言い聞かせて、シッポを拭いてやれない辛さで心が苦しいまま、
部屋に戻った。

戻ったと同時に、またひどい暴風雨になった。


夫は、毎朝、お姑さんのオムツのお世話をしている。
シャワーを使わなくてはならない場合も多いそうだ。
時間が足りないよと言っていたので、ムギのことは頼めない。

でも、台風が直撃だから、もしかしたら朝の電車が運行できなくて、
会社に行けないかもしれないので、
そこに希望を持って、ムギがまたぐしょぐしょなのに、
拭いてやれず、とても辛いこと、
暖かい濡れタオルで、体を拭いてやる時間なんてないよね…?と
メールだけして、
わたしは辛くて、セロクエルを増量して飲んで、眠った。

目の前に、ぐっしょり濡れた愛猫がいるのに、
拭いてやれない。
無力感にひしがれて、辛かった。
台風が憎かった。

おかかを食べてくれたから、孤独じゃないってことだけでも、
伝わってたら嬉しいんだけれど…。


朝、夫から何通かメールが入っていた。
わたしはもうろうとしたまま返事をした。
ムギを、暖かいタオルで拭いてくれたそうだ。
でも、全然汚れてなかったよ、と書いてあった。

そうか、ムギ、ただ、濡れてただけだったんだね?
土曜日みたいに、泥だらけだったわけじゃないんだね?
わたしはすごく、ホッとした。

ふとメールの時間を見ると、朝の9時くらいだった。
夫に、「通勤中なの?」と聞いたら、
風邪がひどくなったので、休みましたとのことだった。

夫が使っている路線は事故で止まっていたので、
どのみち、会社にはたどり着けなかったと思うけどね。

ムギはいっぱいパパに甘えたそうだ。
良かった。
今は夫はお姑さんの世話と家事で手一杯で、
ムギとゆっくりする暇がない。
ムギもそれはわかっていて、小屋に居て可愛いポーズはするものの、
パパはすぐに行っちゃうもんね、って思っていて、
出て来てくれないそうだ。

でも、今日はパパに甘えたい日だったらしく、
いっぱい甘えている写真が送られて来た。
ムギ、良かったね、ムギはパパを大好きだもんね。


わたしは14時にやっと起きられて、
起きてからちまの世話をしてパンを食べて、
すぐにムギに会いに行ったのだが、
朝は風がやんでたらしいのに、ちょうど吹き返しの風が来ていて、
ムギはわたしの脚に乗っていられない、というので、
小屋におかかを差し入れてやった。

いろいろ点検して、また夜に来るね、と約束して、
部屋に戻った。

そこからはフル稼働。
ロングスリーパーなので、使える時間が短いのだ。
洗濯を回して、ちまのベッドの階段にしている箱がギシギシいうので、
中にパッキンを詰めて作り直し、
ムギの冬物のベッドの敷物を使いやすいようにちょっと縫って、
干しっぱなしだった洗濯物を畳んで片づけて、
仕上がった洗濯を干して、
夕飯には、混ぜご飯を作った。

食べた後、夫のシャツにアイロンをかけていると、
夫から電話があり、ムギに会っちゃって、呼ばれて、ムギ待ってるんだけど、
自分は風邪だから、キミが来れない?と言われた。

この場合、ムギが呼んだのは、パパなのだ。
だから、わたしが代わりに行っても、ムギは納得しない。
寄って来ないのはわかりきっている。
今日のムギは、パパに甘えたい日なのだ。

だからわたしは断った。
いつもの夜中の時間に行くよ、ムギ、時計持ってるし。

案の定、夫が夕飯を食べ終えて覗くと、
ムギはまだひたすら、パパを待っていたらしく、
ラブラブしている写真が送られて来た。

ムギにはね、いつも明確な意思があるんだよ。
それは、人間の力では、どうすることもできないの。


今週は、本当に久しぶりに雨じゃない日が続くようだ。

嵐は、ムギには過酷だし、わたしも、無力感を味わって辛い。
台風は、今後、日本に来る確率は増えて行くらしい。
ムギが濡れない工夫を、もっと考えなくちゃ。

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三日分のことをやったよ。

土曜日は、すごく大変な一日になった。

疲れ果てて、パソコンをひらく気力もなく、
倒れこんで眠って、11時間も眠った。


先週月曜日に、美容院で白髪染めをしたのだが、
どうしても色が入らず、サービスでもう一回染めてくれるとのことで、
まずは美容院へ。

パン屋だけ寄って帰って来て、ちまの世話をして、
着替えて、次はちまの病院へ。

ムギは、近くのバスで行ける病院にかかっているが、
ちまは、ちまを譲ってくれた保護主さんが絶大な信頼をしている、
遠くの病院にかかっている。
この先生のおかげで、腎不全を早期に発見してもらえたのだ。

夫の運転で、都心を抜けて一時間かけて行っている。
その日は、起きた時、ちょうどタイミングよくちまがトイレにはいったので、
準備しておいた、ちま専用のレンゲでオシッコをキャッチできて、
フレッシュなのを持ち込むことが出来た。

院内検査の結果では、悪化はないとのこと。
爪切りや耳掃除、肛門絞りもやってもらい、
丁寧に音を聞いてもらって、触診してもらって、
今日は異常はなかった。

次回、念のために血液検査をするのが12月なので、
次の予約をもうしてから帰途についた。

車の中で、夫とはずーっと喋っていた。
普段、ほとんど会わないので、色々喋った。

これでももう、充分な活動量。

帰宅できたのが20時半。
そこから、夫のお気に入りの居酒屋に行って、
飲んで食べて、
帰って来たら23時頃だった。

わたしが着替えていると、夫から、
「ムギ、小屋に入ってるよ。」とメールが来た。

前の日の夜中には、ムギに会えなくて、
台風が来るから、もうその対策をしてから、帰ったのだ。
敷物と座椅子を大きなビニールに入れてくるみ、
ベンチの下に置いている様々な用具も、ポリ袋に入れてくるんだ。

ムギの小屋の屋根をあけて、
奥に詰めてあった寒さ対策のバスタオルを取り除き、
その分、ドームベッドを、奥に移動させた。
少しでも雨の吹き込みが少なくて済むようにだ。

食器は小屋の中に入れ、餌の缶は勝手口から家に入れて帰った。

土曜日の朝、雨は小降りで、ムギは小屋にいたそうだ。
夫が、ちゅーるを小屋に入れてやったら、
舐めて、しばらくしたら、今日はパパ、時間あるみたい、とわかって、
出て来て抱っこされたようだった。
良かった。


そういうわけで、夕べ会えてないし、この後どんどん雨風がひどくなるから、
いるなら、今のうちに会っておこうと思って、
支度をして、降りて行った。

ムギに、「会いに来たよ。支度するから、ちょっと待っててね」
と声を掛けて、なるべく音を立てないよう、そーっと動く。
全部くるんであるので、支度が大変。
ガサガサと大きな音がすると、ムギが小屋から逃げ出してしまうので、
慎重に行動した。

ムギは、「待っててね。」が理解できる子なので、小屋に入ったまま、
待っていてくれた。

支度が整って、わたしが座って、小屋に手を入れて撫でると、
ムギは「ぐふ~。」と喜んで、クルッとお腹を見せて可愛いポーズをしてくれた。
しばらくお腹をモフって、わたしがもとに戻って座椅子に座ると、
ムギが律義に出て来て、わたしの脚に乗ってくれた。

乗るとき、いつも、無い方の右脚をカバーする意味で、
手を添えて乗せるのだが、
夕べのムギ、下半身が、グッシャグシャに、濡れて汚れていたのだ!

ええっ?
ムギ、どうしたの?と、心の中で叫んだ。

今までだって、何度も台風を経験しているけれども、
濡れているムギに出会ったことがないのだ。

ちょっとした雨で、どこかから出て来て帰って来る時に、
体の表面だけ、ちょこっと濡れてた、ぐらいの経験しかない。

うわわ、どうしよう!
これは、シャワーを浴びさせたいレベルの汚れだ。
ただ濡れているのではなくて、砂でジャリジャリなのだ。

夫に、バケツでお湯を持ってきてもらいたかったが、
夫は酔っていて、もう寝るとメールが来た。
「ムギが泥だらけなんだよ!」とメールしたが、
そりゃ大変だね、という返事で、ヘルプは求められないのがわかった。
かと言って、抱きかかえてアパートのお風呂場に連れて行くのも、
一人では難しいし、ムギもそれをよしとはしないだろう。

手元にあるものだけで、何とか綺麗にするしかない。

けれど、台風対策をしてしまったので、必要なものは全部、
袋に入れてくるまれているのだ。
ムギはわたしの脚に乗っていて、機嫌は悪くない。
でもこんなに泥まみれ砂まみれで、さぞ、気持ちが悪いだろう。

ムギを驚かさないよう、逃げないよう、
細心の注意を払って、体をねじり、
ベンチの下のポリ袋から、体拭き用のウェットシートを取り出せた。
ひとまず、それを惜しみなく使って、拭き始めた。

汚れているのは、無い方の脚の付け根から、
腰から、シッポの全部。
濡れているだけでなく、ジャリが深く入り込んでいる。

シートで拭いても拭いても、すぐに茶色になってしまう。
何十枚も使った。

次に、これもまた、ポリ袋でくるんでしまった用具入れの箱から、
ブラシを取り出した。
この時はさすがに、ガサガサ言わせてしまい、ムギが降りてしまった。
「ムギ、おいで。綺麗にしてあげる。しゅーこしゅーこ、しよう?」
わたしはブラッシングのことを、楽しくなるよう、
「しゅーこしゅーこ」と呼び、歌いながら楽しくやっている。
ムギはそれをやられるのは好きなので、戻って来て、
また脚に乗ってくれた。

ブラシをかけて、毛の中に入り込んでしまっている細かい砂利を取り除く。
そしてまたウェットシートで拭く。
ブラシ。
シート。
ブラシ。
シート。
この繰り返しを、40分くらいかけてやった。


ムギは、ちゃんと理解していた。
ママが自分の汚れを綺麗にしてくれようとしてる、ということを、
ちゃんと理解していて、
時々自分から体勢を変えたり、腰を浮かしたり、
そればかりか、「ありがとね。」みたいに、ニコニコしてくれるのだ。

本来なら嫌がるはずの、毛並みに逆らって拭いたり、ブラシしたりを、
許してくれてたし、綺麗になって行くにしたがって、
ゴロゴロと言い始めた。

やっと、シートで拭いても茶色くならなくなって、
乾いたタオルで、仕上げにたっぷりと拭いた。
すごく大変だった。

でも、こんな汚れた状態で、自分ではどうすることもできず、
小屋に入っていたんだ、と思うと、
不敏で、
早めの時間に来てやって、本当に良かったと思った。

ムギ、辛かったね。気持ち悪かったでしょ?と言うと、
振り向いて、ニコニコしてくれた。

そのあと脚から降りて、きちんと座って、
「なんかくれ!」と鳴いたので、おかかをあげたら、喜んで食べた。
シーバも食べる、とうので、じゃあもっとこっちに来て座って、というと、
ムギはその通りにしてきちんと座り、
手からシーバを食べた。

そのあとちょっと離れたので、その隙に、
ムギのベッドに敷いてあった敷物を新しいものに交換できた。

ムギはまた戻って来て、脚に乗ったので、
ひざ掛けでくるんでやったら、そのまま体を預けて、
まったりと、愛情をチャージし始めた。


ムギは、雨の夜にいないことが結構ある。
どこか、いい隠れ家があるのだ。

雨の日に、呼ばれて帰って来る時も、
濡れにくいルートを知り尽くしているので、
本当に、ちょこっと濡れたムギしか見たことがない。

だから今回は、きっと戦っていて、
そのはずみで、水たまりのところに、倒れこんじゃったんだろうね。
可哀想に。猫は濡れるのが大嫌いな動物なんだから、
どんなに気持ち悪かっただろうにね。

本当にすごい汚れだった。
手元にある物だけで綺麗にするのは、大変だった。

ムギはわたしを信頼して体を預けてくれて、
ママが綺麗にしてくれてる、ってわかっててくれたし、
そのあとも、ずーーっと脚に乗ったまま、
一時間が経過した。
「ムギ、ママ、ちょっと脚が痛くなっちゃったから、帰ってもいい?」
そう聞いても、知らんぷり。
そうだよね、一緒に過ごしたいよね。
でも、脚が限界…。

わたしが道具を片づけ始めると、ムギも諦めて降りてくれた。
わたしは立ち上がろうとしたら、脚がつってしまい、悶絶した。

ムギには、あしたは雨も風もすごいから、
小屋に入っているんだよ。
会いに来られないからね。ご飯はパパにもらってね、と
言い聞かせておいた。



そういうわけで、一日に三日分くらいの仕事をこなした感じ。
本当に疲れ果てた。

でも、ムギを綺麗にしてあげられて、本当に良かったよ。

今の時間、まだ、暴風雨だ。
もう少し後で、行ってみる。
小屋に入ってくれてたらありがたい。
おかかでも差し入れして来よう。

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メンタル強いな!

わたしの夫は、思い込んだら、止まらない。
わたしとまだ、飲み友達の頃からもう、
結婚することしか考えていなくて、
はっきり言うと、すごいストーカーまがいの行為をされて、
どれだけ激怒したかわからない。

何度も何度も求婚を断ったが、全然折れることがなかった。
その強いメンタル、すごいよ。
普通、相手が嫌がってたら、ちょっとは引くよね?
その行為は迷惑です、とか、
それは要りません、とか言われたら、ちょっとは考えるよね。

でも夫は、一切、相手の気分なんてお構いなしで、
自分があげたいと思ったら、いくら断っても、
持って来る。
職場にまで押しかけて来る。

リンゴは好きじゃない、食べない、って言い続けているのに、
会うたびに、鞄からリンゴを出して来て渡される。
もともと好きじゃないのに、リンゴ恐怖症になった。
(去年からやっと、わたしはリンゴが食べられるようになった。)

自分がいいと思うものは共有しないと気が済まないし、
自分が行きたいところには一緒に連れて行かないと気が済まないし、
本当に、本当に、苦痛だった。

夫が追っかけをやっているアーティストさんのライブに、
毎回連れて行かれて、
別に彼女の唄が嫌いなのではないが、ライブというのが無理なのに、
地方公演にまで連れて行かれるようになり、
とうとう、「も~う無理!!」と爆発した。

夫の趣味嗜好に、口をはさむつもりはない。
お互いに好きなものが違って当たり前だし、
もしも少し共通して好きなものがあれば、ラッキーなだけで、
無理して相手に合わせることは、しんどすぎる。

興味のないものを見せられても、気分が悪い。
見たくないものは、見ないのだ。

しかし、鋼のメンタルを持っている夫は、
本やDVDを、
一回断っても、また再度持ってきて、「面白いから見て!」と、
押し付けて置いていく。

面白いのかもしれない。
面白いのかもしれないけれども、
面白いと思うツボは、人それぞれ、違うから、
こういうものを強要することは、間違っている。

宗教の勧誘みたいで、わたしはものすごく不快なのだ。

見たくない、と言ってもDVDを置いて行かれて、
読まないと言っても、お経の本を置いて行かれて、
そういう、好みではなく興味のないものが、自分の手元にあることが、
わたしには、とても不快なのだ。

だから、夫には、悪いけど、興味ないし、見たくないし、
持ち込まれるのは、暴力と同じなんです、と書いて、
お経の本とか、見たくないDVDとかを部屋に返しておいた。

わたしは、わたしが選んだものだけを見たり読んだりしたいのだ。
それは、夫の趣味とは合わないので、
一緒に楽しもうよとは誘わない。
面白いと思う、ツボが全然違うもの。


そうしてようやく、何も持ち込んで来なくなって、安心してたら、
今夜また、DVDを持って来た。
面白いから見て!と言う。

いや、だからさ、見ない、って、言ったよね?
話、聞いてない?
伝わってない?

それが面白かったのなら、自分で何回も見ればいい。
わたしには、興味のない分野だ。
わたしは、わたし自身が見たくて買ったDVDすら、
まだ見られる環境にないのに、
面白いから見て!と強要されて、置いて行かれたら、
気持ちが悪くて辛いので、
「見ない。見ない。見ない。」とただ繰り返して、持ち帰ってもらった。


夫のその強いメンタル、
ある意味、すごいけどね!

仕事には活かされているのだろうし、
メンタルが強くなかったら、お母さんのお世話も出来ないだろうし、
いい方向に働いていれば、素晴らしいと思う。

でも、人に圧力をかけるのは、いけないと思うよ。

わたしは夫より自由な時間があるが、
ロングスリーパーだし、猫たちに時間を割いているので、
録りためた番組を全然見れていなくて、溜まっていくばかりだ。

そんな状況なのに、興味のないものを見る余裕はないよ。



いや~、マジで、引かない強さを持ってるって、すごいよね。
そういうの、迷惑なんですけど、って、
わたし以外に言われたことないのかな。

わたしたちは、親の顔色ばかり見て育ったから、
ごり押しとか、できないよ。
あんなに丁寧に説明して、持ち込まないで欲しいとお願いしたのに、
全然、気持ちが届いていなかった。

もう、なんか、びっくりしたわ。

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完全復活!

ムギの不調で心が痛い。
退院して来たときの、あの、喜びに満ちた元気な姿の後だから、
心配で、不安でたまらない。

子供を育てた経験があるから、わかるのだ。
なんとなく、おかしい、って思うと、
夜や翌日に、熱を出したり吐いたりするんだ。

どの観点で、おかしいと感じるかは色々だけれど、
わたしの場合は、前夫がいても、役立たずで、
わたしと息子の二人という関係、一対一だったので、
顔色とか、声の出し方とか、はしゃぎ方とか、
いろんな細かい情報で、察知するのだろうな。

猫は、動物の中でも、特に、悪い症状を隠し通す傾向が強いそうだ。
群れを作らず、常に一人で獲物や敵と対峙するため、
弱っている姿を、見せないようになっているそうだ。

だから、人間が注意深く見ていないと、
倒れた時には手遅れの場合もあるのが怖い。


昨日は昼間も元気がなく、
夜になって大雨で、
心配でたまらず、いつもより一時間早く、会いに行った。

宵の口には小屋に入っていたのだが、
夜中に、ムギは留守で、餌も、カリカリの上にちりばめたシーバだけ、
拾って食べたような形跡。

ムギが雨の日に留守だと、会えない確率が高い。
どこかで倒れてたら、どうしよう…
探しようがないではないか。

不安な気持ちを抱えて、敷物を敷いて座椅子を出して、
座って、ムギを呼び続けた。

ちゅーると、シーバも、すぐにあげられるよう、準備した。

すると、数分して、あの可愛い鳴き声がして、
ムギが帰って来てくれたのだ!

ムギが鳴いた!

ムギは昨日、一切声をもらしていなかったのだ。
可愛い声を久しぶりに聞いた。
帰って来てくれた。

ムギはまっすぐ、わたしの脚に乗って来た。
背中に触れると、結構雨に濡れていたので、
急いでちびタオルを出して、ムギの背中を拭いた。

そしたら、ムギが、ゴロゴロと言ったのだ。
拭いてくれて嬉しい、ってことだよね?

ムギ、大丈夫?
ムギ、具合はどう?と聞くと、ゴロゴロ言っている。
体を拭き終わって、全身をチエックしていると、
ムギはふいに降りてしまって、ちょこんと座り、
こちらを向いて、「なんかくれ!」と、鳴いた。

ムギ、食べれるの?
ホント?
何から食べる?
ママ何でも持ってるよ?

ムギの目線がちゅーるに行ったので、じゃあちゅーる食べようねと言いつつ、
器にちゅーるを絞り出して、ムギの前に置いた。
すると、夕べとは打って変わって、すごいスピードで、舐め始めた。

そう、そうだよ!
これがムギちゃんだよ!

アッという間に舐めてしまい、わたしが器を拭こうとしていると、
今度はシーバの袋を見つめている。
「ムギ、シーバも食べるの?」と聞くと、食べるようで、
きちんとお座りしている。
違う器に、シーバを出していたら、近寄って来て頭を突っ込もうとする。
待ってムギ、ママがあげるから待ってよ。

シーバは、一粒ずつ、手からあげている。
高級なおやつだからね。
ムギは退院して来た時のような感じで、
どんどん食べて、結局、一袋全部食べ切った。

ムギちゃん、完全復活だよ!

わたしは本当に本当に、嬉しくて、ホッとした。

どんなに心配したことだろう。
一人で病院に連れて行かなければならないか、と
もやもや考えていたのだから。

食べ終えたムギが、脚に乗って来たので、
寒くないよう、雨が当たらないよう、フリースを掛けてやり、
「ねえ、ムギ、ママにはわからないけれど、何かが解決したってこと?」
と、聞いてみた。
すると、ムギは振り向いて、ニコニコした。

そうかあ、良かったなあ。
良かったねムギ。
昨日は辛そうだったもんね。


多分、だけれど、食べすぎてて、便秘でもして、
お腹が痛かったのではないかと思う。
体を拭くときに、いつもなら体を浮かせてお腹も拭かせてくれるのに、
それをさせてくれなかったから、
きっと、お腹が痛かったか、苦しかったんだと思う。

しばらく乗っていて、足りたようで、ムギは自分で小屋に入った。
もう寝るから、っていう顔をした。

小屋の中に、餌の器を入れる時、シッポが邪魔で、
シッポをひょいと持ったら、
爪を出さない優しいパンチで、ぺし!とされた。
寝るから触るな、ってこと。
わかってるよムギ~。

ああ~、本当に良かった。
安心した。

母親の勘って、当たるものだから、
これからも気をつけよう。

ムギの場合、排泄を管理してやれないので、
ちゃんとオシッコ出てるか、うんちくんが出てるかが、見られない。
だからこそ、様子がおかしかったら、
注意しないといけないと思った。


今日は夕方ではなく、昼間に会いに行った。
夫が、朝は小屋に入ってたよとメールをくれてたので、
行けば会えると思ったのだ。

お姑さんがデイサービスに行っているので、ちょうどいい。

ムギは小屋のなかで、ぬくぬく寝ていてくれた。
今日も雨で、最高気温が12度にしかならない寒い日だったので、
居てくれただけでも嬉しい。
手を入れて撫でたら、機嫌がいい時の声で、
きゅ~んって、可愛く鳴いて、出て来てくれた。

敷物を敷いて座椅子を出して座って、ムギと一緒に過ごした。
夫に朝もらった餌は、もう空っぽだった。

一時間ぐらい一緒にいて、おかかと、シーバ半量を食べた。
また夜中に来るね、と言ってわたしは買い物に出掛けた。


一方、ちまちゃんは、ドームベッドにほぼ入り浸り。
3日目になったので、ちょっと出て来る回数が増えて、
今日は何回か抱っこタイムがあったが、
昨日なんて、トイレと餌の時以外、ずーーっと入ったままだった。
こんなに気に入ってくれて、
本当に買って良かった。

子供たちの健康が、一番の幸せだね。
これからも気をつけて見守るよ。

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失恋でもしたのかな。

夕べ、ムギに会いに行ったら、留守だったので、
座って、呼んで、待っていた。
だいぶ経って、ゆっくり歩いて帰って来てくれたのだが、
いつもみたいに鳴かないし、ローリングもしないし、
ただ無言で、わたしの脚にすっと乗って来た。

なんとなく、しょんぼりしている。
撫でても、ゴロゴロ言わない。
寒いので、ムギにもフリースを掛けてやった。

色々話しかけてみるが、心ここにあらず、って感じ。
そのうちに、気が済んだのか、自分で小屋に入った。
寒い時は、小屋の中でちゅーるを食べるのだ。

なので、ちゅーるを器に絞り出して、小屋に差し入れた。

ところが、ムギは、食べようとしないのだ。

ビックリしてしまった。
ムギにとって、今、一番、好物なのが、ちゅーるなのに。
入院中の、激しいストレスの中でも、
ちゅーるだけは食べられたのに。

ムギどうしたの?と尋ねても、じっとりとした目をしていて、
なんにも答えてくれない。
器をもっと奥に押し込んで、
「ムギ、ちゅーる食べな?」と言ったら、
匂いを嗅いで、ゆっくり、食べ始めた。

いつもは、お皿がピカピカになるまで舐めるので、
最後まで舐めやすいように、お皿を回してあげているのだが、
それをする必要もなく、ムギは途中でやめて、
そっぽを向いた。
もう要らない、というサインだ。

ちゅーるを残すなんて…
初めて食べ始めてから、初めてのことだ。
ムギ、どうしたの?と聞いても、不機嫌な顔をしている。
もう寝るから、という感じだったので、
器を洗って拭いて、夫にムギが元気がないとメールしておいた。


あんなに元気になって、もりもり食べてたのに、
いったいどうしたんだろう。
どこか具合が悪いのだろうか。
心配だ。

今日は予定がなかったので、ヘルパーさんが帰ってから、
まだ明るい時間帯に、ムギに会いに行った。
ムギは小屋のそばにいた。
でも、喜んで鳴かないし、ローリングもしない。
無言である。

おかしい。何かが、おかしい。

わたしが座ると、ムギは寄って来て、すぐに脚に乗って来た。
小屋の中にある器を取り出してみたら、
朝、夫が餌を与えたままの状態で、ムギは全然食べてなかった。

退院してきて、あんなにめちゃくちゃ食べてたのに、
いったい、どうしたんだろう?

でも、熱はないし、左手を握ってみたが、嫌がる様子も痛がる様子もない。
だから、何か他の理由なのだ。

ムギはただ黙って、わたしに乗っている。
体を拭いている時、「お腹ちゃんは?」と言うと、
ちゃんとお腹を浮かせて拭かせてくれるのだが、
今日はそれをしてくれなかった。
ブラッシング前に、夫が用意してあったフロントラインをやった。

わたしはいつも暗い時にしか会わないので、
フロントラインは、夫が朝、やってくれてるのだが、
最近、ムギは朝、小屋から出て来てくれないそうで、
やれないまま、ムギ箱の上に置いてあったので、やっといた。

慣れないわたしがやったので、首の真後ろじゃなく、
ちょっと右肩寄りになってしまったせいか、
ムギが不審がって、一度脚から降りてしまった。

ムギ、おいで、ブラッシングしよう、と誘ったら、
また乗ってくれて、いろいろお喋りしながらブラッシングしたが、
ムギは、いつもみたいに振り向いてニコニコしてくれることもなく、
なんだかしょんぼりと、わたしの脚に乗っている。

朝から餌を食べてないことが気にかかる。
でも、熱もないし、普通に歩いているし…。

ムギ、失恋でもしたのかな。
何か精神的に、ショックだったのかな。

しばらく乗っていて降りたので、「ムギ、おかか食べる?」と聞いたら、
食べるようで、座ったので、
小皿におかかを入れて、近くに置いてやった。

そしたら、それは食べてくれた。

うん、おかかを食べられるなら、命の緊急性はないだろう。
この間、小屋で倒れてたときは、鼻先におかかを持って行っても、
ピクリともしなかったのだから。

食べて、一周してくると、また脚に乗って来た。
なんだか、充電ステーションみたいだね。
ムギは、無言で、ゴロゴロも言わず、ニコニコもせず、
ただ黙って乗って、チャージしていた。

そのあと降りたので、「ムギ、シーバ食べる?」と、袋を見せたら、
寄って来てお座りしたので、手からあげた。
よし、食べた、と思ったのだが、6粒食べて、離れて行ってしまった。

でも、離れて行くときに、車のタイヤで爪とぎをして、ダッシュしていったので、
どこかが痛いわけではなさそうだ。

退院してから、猛烈に食べたので、
お腹でも痛くしたのかなあ。
お外暮らしなので、排泄を、目で確認できないのが、致命的なのだ。

ムギ、失恋でもしたのかなあ。
何があったんだろう。
体調が悪いのだろうか。
聞いても答えてくれないよ。

このあと、また会いに行って、食べたかどうか、
そしてちゅーるを食べるかどうかを、確認しなきゃ。

命を預かるのは、本当に大変な作業だ。


来週から、夫の留守が9日間、続く。
出張と、宿泊のクラス会と、出張。

その間、長女がお姑さんの世話をする。
わたしは一人で、猫二匹の様子を見なくてはならない。
すごいしんどい。

夫はだいぶ参ってるので、出張は気晴らしになるそうだ。

ちまムギに、異常が出ないことを、祈るのみだ。

またずっと、雨続きになるようだし、しんどいなあ。

                                             伽羅moon3


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